奥田 延幸,西尾 敏彦との共著
そういった観点から、初級をマスターした中級の人向きに、「野菜の発育と栽培」を書いています。この本でもやはり総論的に、野菜の発育を種子発芽、休眠、生長、開花結実、鮮度保持などと、発育の順を追って書いています。この本も元来は大学での講義用テキストとして書いたのですが、図表や写真も多いことからか、結構一般の人にも読まれているようです。
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野菜の成育を植物の全体性、器官同士の相関性に注目しつつ解説、実際栽培との関連性についても詳しく紹介。図版、図表も豊富。
蔬菜園芸学を専門とする3人が集まり、いつも話し合ってきた植物の全体性、あるいは器官同士の相関など、野菜が持つ生理的機能に注目しつつ、発育と栽培との関係をダイナミックに説明する。
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この本の詳細は、次の緑色の著者名をクリックしてご覧ください。
「野菜の発育と栽培―育ちの生理を総合的にとらえる」(農文協、藤目幸擴)