昭和初期、著者が生まれ育った鳥取県境港ののどかな生活のなかでくりひろげられるさまざまな事件の数々……。そして、妖怪に魅せられるきっかけとなった“のんのんばあ”を通して描かれる著者の、原体験ともいえる少年時代のあまくせつない思い出と魔訶不思議な世界──。
1992年、同名のNHKドラマにて文化庁芸術作品賞に輝いた自伝オリジナルコミック。

授業中は居眠りばかり、休み時間には活躍しすぎて立たされたり、家へ帰れば、ガキ大将めざす攻防戦に大いそがし―。学校の成績こそひどいものだったが、彼の心は上の空。「のんのんばあ」といっしょに、お化けや妖怪などの住む目に見えない世界をさまよっていた。少年時代をたっぷり味わいつくして悔いのない、漫画家・水木しげるのおかしなおかしな少年記。

関連記事:水木しげるのねぼけ人生・のんのんばあ・ラバウル戦記(2010年9月 6日)

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