カテゴリー「・園芸植物・園芸情報 Hort. Plants & Information 」の201件の記事

2017年5月23日 (火)

・桜の散った平野神社ではジャーマンアイリスとイチハツが咲いています

桜の花が散り葉桜となった平野神社に、散歩の途中寄りました。ここでは宮司の世話でか各種の花がいつも咲いており、サクラ以外の花を見る楽しみがあります。先には赤・白のヒガンバナがハギと共に咲き 、またムラサキシキブとシロシキブの花 花の色が優美に変化するスイフヨウなどを紹介しています。今回の目当ては、多分いろんな色のジャーマンアイリスとイチハツが咲いているだろうと思って行きました。咲いていました、赤紫色、白色、薄赤紫色、青紫色、黄色、薄青色のジャーマンアイリスに、これも青色のイチハツが境内のあちこちに咲いていました。

 

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ジャーマンアイリスとイチハツ

 ハナショウブや、アヤメ、ガキツバタなど多くの綺麗な花があるアヤメ類のうちで、外花被にひげ状突起のあるジャーマンアイリスと、外花被にと鶏冠状(さか状)突起のあるイチハツはすぐ分かります。

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2017年5月19日 (金)

・クリスマスならぬ4月に、いろんな色合いのクリスマスローズの群生を見てきました

4月中旬に京都府立植物園に用事で行った際、仕事が早めに終わったのでバラ園横のチューリップ花壇を見に行きました。途中バラ園の中央あたりには、大きなヒマラヤスギの木があります。いつもはその根元にはキヅタが広がっていたように思いました。しかしキヅタは見当たらず、その代わりにいろんな色のクリスマスローズが今を盛りにと開花していました。

クリスマスローズは名前からすると、4月に咲くのはおかしいと思われる人も多いことでしょう。私もそのひとりで、ベランダで栽培していても咲くのはいつも春でした。

調べてみると、日本に最初に入ったクリスマスローズはヘレボラス属のニゲルという種で、クリスマス頃に咲くためそう呼ばれていました。その後日本に入った同じ属のオリエンタリスという春咲き系統が現在では主流になっていますが、同じ名前で呼ばれるため違和感があるようです。イギリスではこのオリエンタリス種のことを、レンテン(四旬節)ローズと呼んでいるようです。

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クリスマスローズ

写真を撮っていると、9種類の違った色合いがあるようでした。

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2017年5月15日 (月)

・あなたは葉(葉状枝)の上で咲いた花や実を見たことがありますか?

先日岡崎横の疎水あたりに出かけて桜の写真を撮りましたが、それは葉の上に花を咲かせるルスクス・ヒポフィルムがそのあたりにあると聞いたので探しに行ったのです。植物の花は本当に不思議で、巨大な花・ラフレシアスマトラオオコンニャクの花を求めてインドネシアのスマトラ島まで出かけたこともあります。また不思議に華麗に形作っているナスタチウム トレニア パッションフラワー オンシジウムデンドロビウム サルスベリの花の構造 風船カズラのタネのハートマーク クローバーの葉の就眠運動 などについても紹介してきました。 

今回は、葉の上に花をつけていて実までもできていたので、その様子を紹介します。疏水の横の花壇で植物に近づいて写真を撮っていたので、横を通りかかった近所のおばさんが「何があるんですか」と近づいてきて、説明すると「へー!」と今まで全然気づいていなかったようでした。ちょっと目には虫が止まっているようにしか見えません。ではご覧ください。和名はまだないのですが、裏花椥筏(うらはななぎいかだ)と呼ぶ人もあるようです。

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ルスクス・ヒポフィルム

全体の様子から、1枚の葉の上の花までまとめてみました。花が咲くと、まるで小さなアブでも止まっているのかと思ってしまいます。

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2017年5月11日 (木)

・一条通の成願寺で見かけた枝垂桜、ボケ、スイセンと界隈で見かけた乙女椿とシキミの花

上京区の成願寺(じょうがんじ)は、西大路通から一条通を東へいくと散椿の地蔵院 があり、更に150mほど入ったところ、大将軍八神社の向かいにあります。成願寺は浄土宗の寺院で本尊は阿弥陀如来が祀られ、乾三十三所 第二十九番にもなっています。特に案内板はないのですが、通用門から自由に入れるようになっており、枝垂れ桜で有名な場所ですから知っている人は自由に入っています。境内に入ってすぐに観音堂があり、その右には無縁仏らしい多くの墓石が、隙間なくぎっしりと並んでいます。地蔵寺にキリシタンの墓がありましたが、ここにも2基のキリシタンの墓が見つかっています。 きれいに整備された境内には、有名な枝垂れ桜以外に、ボケ、スイセン、コデマリなど多くの花が咲いており、ついついそれらに魅かれて散歩の途中によく写真を撮りに訪れます。ここには散歩の途中成願寺で見た枝垂桜、ボケとスイセンの花に加え、途中で見かけた乙女桜と千本釈迦堂で見たシキミの花を紹介します。

 

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成願寺の花

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2017年5月 7日 (日)

・夜桜で平安人から愛されてきた平野神社の4品種の桜を紹介します

前回にも川の水に映るサクラの花を紹介しましたが、やはりサクラと言えば平野神社の桜を落とすわけにはいきません。平野神社は奈良の平城京宮中祭られており、御所や都の災いを鎮めるお守りをしていました。794桓武天皇平安遷都に伴いこの地に鎮座してきた神社ですが、神社ごと京都に移ってきたのは、数ある神社の中でもここ平野神社だけです

平野神社には原木の桜など貴重な品種や珍種も多く、その種類は約50種あります。円山公園枝垂桜の祖の桜も含め、境内には約400の桜があり、春の夜桜は特に有名です。10月頃から十月桜が咲き続け、冬に訪れたときには寒桜が咲いていました。拝観料は無料で、いつ訪れても落ち着くところです。

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平野神社の桜

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2017年5月 3日 (水)

・京都の桜には疏水や高野川との取り合わせも中々落ち着きます

京都のサクラについて主に近くの平野神社 金閣寺から仁和寺にかけてのサクラ、また大阪の造幣局のサクラを紹介してきました。平野神社には平安時代の人々から愛されて来た多くのサクラの品種が今に残り、いつ行って見飽きない思いがします。先日用事があり岡崎の疎水あたり、夷川水力発電所跡の辺を歩いていましたら、ちょうど疎水べりのサクラが満開を迎えていました。

琵琶湖疏水は、当初予定になかった日本初の水力発電をもたらしました。明治211888)年にアメリカで世界初の水力発電が成功したことに触発され、日本初の事業用水力発電所が明治241891)年に完成しました。明治451912)年に第二期蹴上発電所が完成し、今も粟田口の交差点やインクラインから、往時の外観を見ることができます。

市内への電力供給が始まって以降、電力需要は年々増加して供給が追いつかない状況になり、明治45年に第二琵琶湖疏水が完成して、発電用に十分な推量確保が可能になりました。そこで京都市は第一期蹴上発電所を廃止して第二期蹴上発電所を同年7月に運用開始。さらに大正31914)年4月にこの夷川発電所、5月に伏見発電所を新設して、電力供給量を大きく増やすことが可能になったのです。

サクラの写真を撮った後、岡崎から車で川端通りを北上しました。高野川と賀茂川が合流して鴨川になる当たりに来ると、高野川堤に植えられたサクラも満開で、先の岡崎のどちも染井吉野と思われましたが、どちらも綺麗でしたのでここに紹介します。

 

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水辺の桜

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2017年4月30日 (日)

・今年の結婚記念日にも家人の好きなスイーピーが咲きそろいました

429日は今では昭和の日ですが、今の現役世代にはゴールデンウィークへの入り口として覚えられていることでしょう。しかし私たち昭和世代には、昭和天皇のお誕生日として深く脳裏に刻み込まれています。日本が戦後の復興から這い上がり上昇期にあった昭和45年に私たちは結婚しましたが、大阪万博で日本が盛り上がった年でもありました。今ほど隣国との関係も悪くなく、イスラムやアフリカにもそれほど問題はなかったように思いますが、他の国のことを思う余裕はなかったのかもしれません。

子育ても一段落して三度目の退職も終え、時折来る原稿依頼だけで良い穏やかな生活に慣れて来たかと思うと、老々介護で家人も母親の介護に手を取られる日々になりました。しかし仕事人間できた生活を今まで支えてくれた家人に、せめてもの感謝と数年前から結婚記念日には家人の好きなスイートピーを咲かせえるようにしています。金婚式まであと3年となりました。

今年も三色のスイートピーが咲いてきましたので、見て下さい。今年のベランダの新顔としては、環境指標植物にもなるブルーベル、エーデルワイス、それにツルバラのモッコウバラなどが増えています。昨年のスイートピーは先に紹介しています。

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スイートピーとハナニラ

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2017年4月28日 (金)

・4月初めに上品蓮台寺で見た枝垂れザクラ2種、ハクモクレン、ヤブツバキとサクラの蜜を吸うヒヨドリ

春の訪れは日増しに早く進むようで、ツバキの開花にサクラが追いついてきました。前回には上品蓮台寺で見たミツマタ、ムスカリ、スモモの花とビワの幼果を紹介しました。今回はその続きで、やはり上品蓮台寺の境内で見た枝垂れサクラ2種類、ハクモクレン、ヤブツバキと途中で見かけたサクラに群がって蜜を吸っていたヒヨドリを紹介します。お庭にはそれら以外にも、ツルビンカの薄紫色の花、ジンチョウゲやユキヤナギなども花盛りでした。

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枝垂サクラ、ハクモクレン、ツバキとヒヨドリ

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2017年4月27日 (木)

・4月初めに上品蓮台寺で見たミツマタ、ムスカリ、スモモの花とビワの幼果

京都の七条通は元の朱雀大路で、今も多くのお寺やお店でにぎわう大通りです。いつもの散歩コースでは千本釈迦堂 千本閻魔堂釘抜地蔵までで、その少し北にある上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)にはなかなか行けませんでした。そこで今回は逆に紙屋川に沿って北上し、北大路通りに出てから東に向かい、千本通を南に歩くことにしました。少し歩くとやっと上品蓮台寺の大きなお寺の塀が見えてきました。

上品蓮台寺は聖徳太子の創建と伝えられる古い寺で香隆寺と称しましたが、960年に宇多法皇の勅願により再建され上品蓮台寺と改められました。広大な寺域に伽藍が立ち並んでいましたが応仁の乱の兵火で焼失しました。159296年に復興され、この蓮台野一帯に12の寺院が建立されたことから12坊の名前で知られるようになりました。境内には平安時代を代表する仏師・定朝の墓があり、春には枝垂れサクラが見事に咲き誇ります。サクラについて次回に紹介します。

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上品蓮台寺のお花たち

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2017年4月23日 (日)

・4月初めに地蔵院(椿寺)の五色八重の散椿を見てきました

京都の西大路通と一条通が交差するところに色八重の散椿で有名な地蔵院があり3月からはたくさんの人がこの椿を見に訪れます。地蔵院にはまた赤穂浪士の討ち入りを助けた商人・天野屋利兵衛の墓もあり、今回訪れた折にはさらにキリシタンの墓と、与謝蕪村の師匠に当たる夜半亭巴人(やはんていはじん)の墓なども整備されていました。一条通は近くの大学生も町おこしに参画し、妖怪通りとして各店の入り口にそれぞれ違った妖怪を飾っています。また一条通にはバス停の名称にもなっている大将軍(たいしょうぐん)神社があり、京に都が移転した際に王城鎮護の北方の守護神として祀られています。また枝垂れサクラで有名な成願寺もあります。

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地蔵院の五色八重の散椿

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