カテゴリー「・園芸植物・園芸情報 Hort. Plants & Information 」の193件の記事

2017年4月27日 (木)

・4月初めに上品蓮台寺で見たミツマタ、ムスカリ、スモモの花とビワの幼果

京都の七条通は元の朱雀大路で、今も多くのお寺やお店でにぎわう大通りです。いつもの散歩コースでは千本釈迦堂 千本閻魔堂釘抜地蔵までで、その少し北にある上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)にはなかなか行けませんでした。そこで今回は逆に紙屋川に沿って北上し、北大路通りに出てから東に向かい、千本通を南に歩くことにしました。少し歩くとやっと上品蓮台寺の大きなお寺の塀が見えてきました。

上品蓮台寺は聖徳太子の創建と伝えられる古い寺で香隆寺と称しましたが、960年に宇多法皇の勅願により再建され上品蓮台寺と改められました。広大な寺域に伽藍が立ち並んでいましたが応仁の乱の兵火で焼失しました。159296年に復興され、この蓮台野一帯に12の寺院が建立されたことから12坊の名前で知られるようになりました。境内には平安時代を代表する仏師・定朝の墓があり、春には枝垂れサクラが見事に咲き誇ります。サクラについて次回に紹介します。

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上品蓮台寺のお花たち

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2017年4月23日 (日)

・4月初めに地蔵院(椿寺)の五色八重の散椿を見てきました

京都の西大路通と一条通が交差するところに色八重の散椿で有名な地蔵院があり3月からはたくさんの人がこの椿を見に訪れます。地蔵院にはまた赤穂浪士の討ち入りを助けた商人・天野屋利兵衛の墓もあり、今回訪れた折にはさらにキリシタンの墓と、与謝蕪村の師匠に当たる夜半亭巴人(やはんていはじん)の墓なども整備されていました。一条通は近くの大学生も町おこしに参画し、妖怪通りとして各店の入り口にそれぞれ違った妖怪を飾っています。また一条通にはバス停の名称にもなっている大将軍(たいしょうぐん)神社があり、京に都が移転した際に王城鎮護の北方の守護神として祀られています。また枝垂れサクラで有名な成願寺もあります。

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地蔵院の五色八重の散椿

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2017年4月19日 (水)

・3月末に西院付近の散歩道で見かけたヒマラヤユキノシタ、ドウダンツツジとモクレンなど

いつもの散歩道とは別に、時折西大路四条の西院の本屋に寄ったときに、交差点付近を散歩します。四条通の西の端になりますが、カトリック西院教会や高山寺があり、また交差点には近所の人が整備した花壇に季節の花が咲いています。この周辺で見た、ドウダンツツジ、サンシュユ、ハクモクレン、胡蝶侘助、ユスラウメと、先日花寄せの折に大聖寺で見たヒマラヤユキノシタを紹介します。ヒマラヤユキノシタは同じく花寄せの折に、奥村邸でも見かけましたが中々きれいな花です。

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散歩道で見た花たち

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2017年4月15日 (土)

・3月末に京都植物園で開かれる椿展のため、平岡八幡宮へ花寄せに行きました

 

毎年3月末には京都府立植物園で、京都府下の神社仏閣や個人宅で栽培されている椿の銘品を一堂に集め、展示をしています。そのため園芸倶楽部会員は手分けして、椿の花を集める花寄せに行きます。今年は昨年夏の暑さが長引いたせいか、椿の開花が遅れ、品ぞろえにどこでも苦労をしました。私の担当は平岡八幡宮、大聖寺、奥村邸でしたが、特に大聖寺では秋の剪定で椿の枝先が切られたせいか、本当に少なくて苦労しました。

昨年行った平岡八幡宮 奥村邸の花集めの様子は 、先に紹介しています。

 平岡八幡宮でも開花数は少なく、宮司さんも嘆いていました。しかし平岡八幡宮では昨年秋に樹齢100200年の木の葉に実が着く「お葉付きイチョウ」がられ、また椿の葉の先が3つに分かれる金魚葉が着く金魚場椿が見つかりました。

 

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平岡八幡宮

 

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2017年4月11日 (火)

・3月に京都植物園で「早春の草花展」を見てきました

3月に京都府立植物園に行き、ちょうど始まっていた早春の草花展を見てきました。屋外では紅白梅に続き、早咲きの桜が咲きだしていました。大芝生の一角に簡易プラスチックハウスを建て、「早春の草花展」が行われていました。内部にはいろんなガーデンコーナーが設けられ、12年草から多年草までの花々が組み合わされていました。あるコーナーでは色とりどりのストックやキンギョウソウが所狭しと並べられ、別のコーナーでは観葉植物が組み合わされてそれぞれに花壇が作られていました。奥の方ではロックガーデン風に、岩と色とりどりのルピナスが組み合わされていました。さらに奥にはスイセン、マンサク、コブシ、シャクナゲと樹木の種類に移り、それぞれ春の訪れを演出していました。

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早春の草花展

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2017年4月 9日 (日)

・3月中旬に京都植物園で早咲きの桜の河津桜、近畿豆桜、大寒桜、寒桜、椿寒桜と寒緋桜を見てきました

日本にはたくさんの種類のサクラがあります。桜はバラ科サクラ属落葉性高木です。このサクラには野生種・栽培品種をあわせ300種類以上あります。そのほとんどは栽培品種で、一番人気があるのは染井吉野です。一方、自然に自生していた野生種は、わずか11種類です。

染井吉野はエドヒガンとオオシマザクラとの雑種で、幕末に江戸染井の植木屋から売り出されたのでこの名があります。木の生長が早く,各地で今開花期を迎えています。寿命はやや短いようです。春に葉に先立って開花し,花は淡紅色五弁で、萼(がく)・花柄・葉などに軟毛が沢山生えています。別名は吉野桜です。

韓国済州島にある野生の王桜は個体によって変異があり、中には染井吉野と似た個体もあり紛らわしいですが、DNA鑑定の結果から染井吉野とは別種であり異なる学名が既に決定されています。染井吉野はエドヒガンと日本固有種オオシマザクラの雑種で、接木や挿し木で繁殖したクローンが日本中のみならず、米国首都ワシントンのポトマック河畔でも立派咲き誇り、友好の花も咲かせています。

古くから桜の木は人々に愛され、多くの和歌に歌われておりそれをその1 その22回に分けて紹介しました。

Dscn0750 早咲きの桜6品種

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2017年4月 3日 (月)

・ロウバイに続き春を告げるサンシュユ、アンズ、アセビとアメリカハナノキが咲いてきました

昨年の夏の暑さが長引いたせいか、今年のツバキの開花がやや遅れ、ツバキ展に展示するツバキのための花寄せにやや苦労しました。ツバキの花芽分化の時期は、花が咲き終わってしばらくした67月頃です。ところが寺院などで秋に庭師をいれて剪定をした際に、他の樹木との関係で椿の先端が切り取られ、せっかくできた花芽が落とされてしまった場合もあったようです。何時も咲いていたのにねと、残念そうに語っておられた庵主さんが残念そうに語っておられました。数少ない花を何とか頂いた後、どうぞと言われて抹茶とお菓子を頂きましたが、お部屋には可愛いお雛様が飾られていました。

 そんな訳で他の木の花はどうかと、京都府立植物園に出かけてみました。ウメの花が咲き早咲きの桜が咲きかけた横に、ロウバイに続いてサンシュ、アンズ、アセビとアメリカハナノキが春の訪れを告げるように咲きだしていました。

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早春の花

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2017年3月24日 (金)

・弥生3月になりベランダではビオラとプリム・ジュリアンがまだ元気に次々と咲き続けています

弥生3月になってから寒の戻りで寒さがぶり返しましたが、それも落ちつき日差しは日一と強くなってきています。もう大丈夫だろうと居間から出したバジルの葉先が寒風に当たってやや黒く傷みましたが、何とか持ちこたえそうです。同じく居間で伸びすぎて困っていた隼人瓜もベランダのネットに絡ませましたが、こちらは何とか問題なく伸びていきそうです。ベランダの内側であまり直射日光の当たらない、壁面のラティスに下げたポットには、12月ごろからビオラが咲き続けています。水やりをする度に、背丈の揃った花がニコッと振り向いてくれているようです。その横でもプリムラ・ジュリアンが、たくさんのつぼみを次から次へと咲かせています。

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ビオラとプリムラ・ジュリアン

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2017年3月18日 (土)

・3度目の退職記念にアルストロメリアの花束を頂きました

大学の退職後、顧問をしていた会社の退職に続き、この3月で園芸専門学校の講師が終わり3度目の退職を迎えました。大学の退職時には花束を頂き盛大に正門を送られましたが、滑稽なことに他の退職者と共に横の別門から目立たないように入り直し、研究室に戻ったものでした。この3月には園芸の専門学校の講師が終了し、生徒さんたちから丹精して育てた立派なアルストロメリアの花束と、謝辞まで頂きました。

今ではアルストロメリアの花も良く知られるポピュラーな花になりましたが、今から40年前にはまだまだあまり知られていませんでした。その頃ケニアに出張していましたが、ガラス室で栽培されていたアルストロメリアを始めて見ました。また荒地には今では一般的になったグロリオーサを、また畑地ではアーティチョークなども始めて見たので印象に残っています。

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アルストロメリア

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2017年3月15日 (水)

・促成されて咲いてきた冬ボタンの花を京都府立植物園で見てきました

弥生3月になり時折寒い風の吹くことがありますが、日差しは強くまた日長も長くなってきました。ちょうど植物園に行くことがあり、植物園会館の前には冬ボタンの鉢植えが展示されていました。冬ボタンとは咲き品種のボタンを、温室を利用して人工的に春の状態にして咲かせたものです。そしてシーズンが近づくと温室から取り出し、鉢ごと埋め込んだのが「冬牡丹」です。春のつもりで蕾(つぼみ)が膨らんだもので、青い長い茎と大きな緑の葉があるのが特徴です。

本来の「寒牡丹」は人手に寄らないで、自然の状態で時期が来れば自然に花を咲かせたものです。ただデリケートな品種ですから、気候の状態によって敏感に反応して開花せずに終わってしまうこともあるようです。

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冬ボタン

右上の写真のようにワラなどで北側からの寒風を防ぎ、保温して育てます。

寒牡丹ではこの冬牡丹と異なり、ひとたび咲けばその姿はいかにも冬の花らしくなります。牡丹は落葉樹ですですから、寒牡丹では茎が細くて短く、葉がほとんど出ていません。

 

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