カテゴリー「・園芸植物・園芸情報 Hort. Plants & Information 」の206件の記事

2017年6月20日 (火)

・5月中旬の京都植物園ではシャクヤクの花が見ごろを迎えていて、いろんな色や形の花が見られました

先に促成されて咲いてきた冬ボタンの花を紹介しましたボタン(牡丹)の学名はPaeonia suffruticosa)です。ボタン科ボタン属の落葉小低木で、原産地は中国西北部とされています。春牡丹は34月に開花します。以前はキンポウゲ科に分類されていましたが、おしべ・花床の形状の違いから、現在では独立のボタン科とされました。従来はタネからの栽培しかできなくて正に「高嶺の花」でしたが、戦後にシャクヤクを台木に使用した接ぎ木がされてから、急速に普及してきました。

美女の形容として「立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花」とよく言われます。芍薬牡丹も共に美しいで、百合は清楚なであることから、美人の姿・振る舞いをに見立てて形容されています。その意味は、 芍薬はすらりと伸びた茎の先端に華麗なを咲かせることから、牡丹は枝分かれした横向きの枝にをつける様子が美しいことからそう表現されています。一方の百合は、風を受けてユラリユラリと優雅に揺れるさまが美しいことから、そう例えられるようです。

ここには、京都府立植物園のシャクヤク園で見た、シャクヤクを紹介します。

 

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芍薬の花

 色・形の違う品種を選び、一覧にしてみました。雄しべの変化で八重化したり、発達の程度でいろんな花形ができているようです。

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2017年6月14日 (水)

・4月中旬頃、今小路通りの散歩道で見かけレンギョウ、ベニバナトキワマンサク、ツルビンカの花と紅葉

散歩道も時折私の気まぐれで、違った道を取ります。この日は今小路通りを歩いてみました。今小路通りは北野天満宮前から西に少し北に寄りながら西につながる通りです。北野天満宮から歩くと平野神社前の道と交差したあたりに、「平野の家」があります。「平野の家で」は3月の雛祭りの時期には、春の訪れにあわせて「永々棟の雛祭り」が行われ、享保雛、古今雛、有職雛、次郎左衛門雛など江戸時代から現代までのさまざまな雛さまがお座敷に飾ってあり、拝観できます。それから平野神社を経て、さらに西に行くと「櫻谷文庫が」あります。ここは日本画家・木島櫻谷(18771938)の居住していた和館洋館画室などの建造物が保存されています。桜谷作品、習作、写生帳や画材、手紙類など桜谷に関わる資料類、さらに櫻谷の収集した中世から近代にかけての日本画関係書画、詩文集、書籍、典籍など数千点以上の資料類を収蔵しており、時折展示会があります。さらに西に行くと、真如寺を経て立命館大学があり、更に等持院へと続きます。今夏はこの道沿いで見たお花を紹介します。

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今小路通りのお花

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2017年6月 9日 (金)

・4月中旬の京都植物園ではいろんな変わった形のチューリップとホットリップスの花とエキウムを見てきました

先に京都府立植物園でいつも春になると、入場者を迎えてくれるチューリップの花 を紹介しました。紹介したのはオーソドックスな一重のカラフルなタイプでしたが、それ以外のユリ咲き(花びらの先がとがっている)のチューリップ花壇も、南の正門から入ったところに咲いています。ユリ咲きでもいろんな色の品種が、たくさん植えられていて、満開でした。

普通のチューリップは6月に入った今では、もう咲き終わったことでしょう。翌年用に球を育てるためには花びらが散ったら花の部分を折り取り、花茎は残して光合成をさせます。花の下の膨らんだ部分は子房で、その中にタネができますのでこれも必ず取ります。葉と花茎は自然に枯れるまで放任します。6月中下旬頃に葉が枯れてきたら晴れた日に掘りあげ、球の表面についた泥を落として陰干します。目の粗い袋状のネットに入れ、風通しの良い日陰で貯蔵します。翌年には小さくてもまた咲いてくれることでしょう。

 

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変わった花たち

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2017年6月 4日 (日)

・4月上旬頃、天神川沿いの散歩道で見かけたクレマチス、ハナニラ、沈丁花、ユキヤナギの花

ホームドクターから10㎏痩せなさいと言われて散歩をしないといけないのですが、「夏は暑い、冬は寒い、今日は疲れた」からとなにかと理由を作り、散歩への足取りは重くなります。そこでこれではいけない、お花の写真を撮るんだと愛用のミニニコンCOOLPIX S6000をショルダーバッグに入れ、この日も歩き出しました。カメラの使い方は分かっているつもりで、説明書をよく見ないで撮っていて、接写するとピントはほとんどボケてうまく撮れないとよくぼやいていました。そんな折にはニコンD80を取り出し、マニュアルでピント合わせをして撮っていましたが、ふと気になりミニニコンでピントを合わせていると、小さな赤いマークが現れ、それから再度ピントを合わせてみると、しっかりピントが合うことが分かり、それ以来重いカメラを持参しなくても良くなりました。このミニニコンはよくできていて、望遠をしている際にもさらに拡大してピント合わせできることが分かり、普通の散歩では望遠レンズも不要となりました。今回はそのミニニコンで撮ったお花を紹介します。

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散歩道のお花

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2017年5月28日 (日)

・4月中旬の京都植物園ではいろんな色・形のチューリップの花が咲いています

16世紀、トルコに駐在していた神聖ローマ帝国の大使がチューリップを見て、「何の花か」と尋ねました。トルコ人は、頭のターバンを指しながら「チュリパ(ターバン)のような形だ」と答えました。その頃のチューリップは先がすぼんでいたようです。それを聞いた大使はそれが名前かと思い、チューリップの語源になったようです。オーストラリアのカンガルーと同じような語源ですね。

 

私は中学の頃習った英語の教科書に、「私たちの顔にはお花がありますが、それは何でしょう?」という文章があったよう見覚えています。それは two(二つ) の lip(くちびる)で、tulipが答えでした。

 

チューリップはユリ科チューリップ属の球根植物です。中近東ではラーレと呼ばれる、トルコのアナトリア地方が原産地です。チューリップの花の香りはあまりしませんが、最近は香りの良い品種も増えているようです。花弁の先端が丸いもの・尖ったもの・フリル状のものもあります。咲き方は一重から八重までであり、一つの球根から複数の花がつくもの、完全に開花しないものや、花弁が外側へ反り返るものなどもあります。花色も青以外の赤・黄・オレンジ・白・緑・紫などの単色や複数の色のものなど、数百品種のチューリップがあるようです。

 

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チュ-リップ 

 

 チューリップの花弁の色は中々カラフルですが、花弁の基部や雄しべの色もカラフルなようです。

 

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2017年5月23日 (火)

・桜の散った平野神社ではジャーマンアイリスとイチハツが咲いています

桜の花が散り葉桜となった平野神社に、散歩の途中寄りました。ここでは宮司の世話でか各種の花がいつも咲いており、サクラ以外の花を見る楽しみがあります。先には赤・白のヒガンバナがハギと共に咲き 、またムラサキシキブとシロシキブの花 花の色が優美に変化するスイフヨウなどを紹介しています。今回の目当ては、多分いろんな色のジャーマンアイリスとイチハツが咲いているだろうと思って行きました。咲いていました、赤紫色、白色、薄赤紫色、青紫色、黄色、薄青色のジャーマンアイリスに、これも青色のイチハツが境内のあちこちに咲いていました。

 

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ジャーマンアイリスとイチハツ

 ハナショウブや、アヤメ、ガキツバタなど多くの綺麗な花があるアヤメ類のうちで、外花被にひげ状突起のあるジャーマンアイリスと、外花被にと鶏冠状(さか状)突起のあるイチハツはすぐ分かります。

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2017年5月19日 (金)

・クリスマスならぬ4月に、いろんな色合いのクリスマスローズの群生を見てきました

4月中旬に京都府立植物園に用事で行った際、仕事が早めに終わったのでバラ園横のチューリップ花壇を見に行きました。途中バラ園の中央あたりには、大きなヒマラヤスギの木があります。いつもはその根元にはキヅタが広がっていたように思いました。しかしキヅタは見当たらず、その代わりにいろんな色のクリスマスローズが今を盛りにと開花していました。

クリスマスローズは名前からすると、4月に咲くのはおかしいと思われる人も多いことでしょう。私もそのひとりで、ベランダで栽培していても咲くのはいつも春でした。

調べてみると、日本に最初に入ったクリスマスローズはヘレボラス属のニゲルという種で、クリスマス頃に咲くためそう呼ばれていました。その後日本に入った同じ属のオリエンタリスという春咲き系統が現在では主流になっていますが、同じ名前で呼ばれるため違和感があるようです。イギリスではこのオリエンタリス種のことを、レンテン(四旬節)ローズと呼んでいるようです。

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クリスマスローズ

写真を撮っていると、9種類の違った色合いがあるようでした。

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2017年5月15日 (月)

・あなたは葉(葉状枝)の上で咲いた花や実を見たことがありますか?

先日岡崎横の疎水あたりに出かけて桜の写真を撮りましたが、それは葉の上に花を咲かせるルスクス・ヒポフィルムがそのあたりにあると聞いたので探しに行ったのです。植物の花は本当に不思議で、巨大な花・ラフレシアスマトラオオコンニャクの花を求めてインドネシアのスマトラ島まで出かけたこともあります。また不思議に華麗に形作っているナスタチウム トレニア パッションフラワー オンシジウムデンドロビウム サルスベリの花の構造 風船カズラのタネのハートマーク クローバーの葉の就眠運動 などについても紹介してきました。 

今回は、葉の上に花をつけていて実までもできていたので、その様子を紹介します。疏水の横の花壇で植物に近づいて写真を撮っていたので、横を通りかかった近所のおばさんが「何があるんですか」と近づいてきて、説明すると「へー!」と今まで全然気づいていなかったようでした。ちょっと目には虫が止まっているようにしか見えません。ではご覧ください。和名はまだないのですが、裏花椥筏(うらはななぎいかだ)と呼ぶ人もあるようです。

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ルスクス・ヒポフィルム

全体の様子から、1枚の葉の上の花までまとめてみました。花が咲くと、まるで小さなアブでも止まっているのかと思ってしまいます。

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2017年5月11日 (木)

・一条通の成願寺で見かけた枝垂桜、ボケ、スイセンと界隈で見かけた乙女椿とシキミの花

上京区の成願寺(じょうがんじ)は、西大路通から一条通を東へいくと散椿の地蔵院 があり、更に150mほど入ったところ、大将軍八神社の向かいにあります。成願寺は浄土宗の寺院で本尊は阿弥陀如来が祀られ、乾三十三所 第二十九番にもなっています。特に案内板はないのですが、通用門から自由に入れるようになっており、枝垂れ桜で有名な場所ですから知っている人は自由に入っています。境内に入ってすぐに観音堂があり、その右には無縁仏らしい多くの墓石が、隙間なくぎっしりと並んでいます。地蔵寺にキリシタンの墓がありましたが、ここにも2基のキリシタンの墓が見つかっています。 きれいに整備された境内には、有名な枝垂れ桜以外に、ボケ、スイセン、コデマリなど多くの花が咲いており、ついついそれらに魅かれて散歩の途中によく写真を撮りに訪れます。ここには散歩の途中成願寺で見た枝垂桜、ボケとスイセンの花に加え、途中で見かけた乙女桜と千本釈迦堂で見たシキミの花を紹介します。

 

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成願寺の花

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2017年5月 7日 (日)

・夜桜で平安人から愛されてきた平野神社の4品種の桜を紹介します

前回にも川の水に映るサクラの花を紹介しましたが、やはりサクラと言えば平野神社の桜を落とすわけにはいきません。平野神社は奈良の平城京宮中祭られており、御所や都の災いを鎮めるお守りをしていました。794桓武天皇平安遷都に伴いこの地に鎮座してきた神社ですが、神社ごと京都に移ってきたのは、数ある神社の中でもここ平野神社だけです

平野神社には原木の桜など貴重な品種や珍種も多く、その種類は約50種あります。円山公園枝垂桜の祖の桜も含め、境内には約400の桜があり、春の夜桜は特に有名です。10月頃から十月桜が咲き続け、冬に訪れたときには寒桜が咲いていました。拝観料は無料で、いつ訪れても落ち着くところです。

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平野神社の桜

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