カテゴリー「・海外の国々 Overseas Recollection」の20件の記事

2018年10月27日 (土)

・インドネシアの留学生だったマリンからインドネシアらしいプレゼントが届きました

インドネシアのスマトラ島にあるベングル大学の講師であったマリンは、19964月から勉学のため香川大学で農学研究科大学院修士課程に入りました。研究室には姉の主人である留学生ユリアンも大学院におり、野菜の組織培養による増殖の研究に取り組みました。渡日1年後に元気な男の子が生まれ、その世話もかねて同大学で法学部の学科主任であったご主人が来られ、子育てと研究の明け暮れしながら頑張って修士論文を書き、1998年に帰国しました。そのまま博士課程に進んではと薦めましたが、子育てと研究の両方は大変なのでと、帰国の道を選びました。帰国後は元の大学で講師を続けていましたが、私との手紙による指導の交流は続いていました。

20122月に、マリンからラフレシアの花が咲きそうだからと誘いのメールがあり、スマトラ島に世界最大の花であるラフレシアとスマトラオオコンニャクの花を探しに行きました。その旅行記を5回にわたり、先に紹介していますのでご覧ください。日本の大学で学んだ知識を生かし、その後も彼女は研究を続けていましたが、今年ボゴール大学で学位を取ったとの知らせがあり、ささやかなお祝いを送りました。外国人には珍しく、先日お返しのつもりかインドネシアからの贈り物が届きました。インドネシアらしい品が入っていましたのでここに紹介いたします。

 

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インドネシアのマリン

 最近のマリン一家と、インドネシア土産です。

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2016年10月 9日 (日)

・ケニア土産といえばアフリカ黒檀(マコンデ)で作った動物や各種飾り彫刻があります(2)

先にナイロビで買ったマコンデの彫刻を紹介しました。今回はその続きで、ナイロビ郊外で手に入れて持っていた、アフリカ黒檀(マコンデ)の原木の一部とその白い部分と黒い部分を、利用して作った彫刻2点他を紹介します。国際協力機構(JICA)の仕事は専門家とボランテイアが共に協力して仕事を達成しています。専門名の中には私のように1年あるいは23か月の短期に来る人もいますが、多くの専門家は510年と、任地を変えながら国際協力に努めています。私がお世話になった専門家も大ベテランで、ベトナムのサイゴン陥落の折にも現地にいた人です。私の帰国時にお土産として、アフリカ原住民の精霊を模したマコンデの彫刻3体を頂きました。その3体と、たぶんナイロビで買った、水牛の角で作った彫刻2体も紹介します。

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マコンデの彫刻など

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2016年10月 4日 (火)

・ケニア土産といえばアフリカ黒檀(マコンデ)で作った動物や各種飾り彫刻があります

ケニアで住んでいたことも、はるかな昔になりました。ナイロビについて間もなく、テレビから日本語でJAL123便が御巣鷹山に墜落したとのニュースが流れました。帰国後毎年慰霊のニュースが流れるため、もう31年もたったのかと実感しています。帰国して国際協力機構(JICA)で帰国手続きを済ませ羽田で乗った大阪まで乗った便が、便名は変更されていましたが、同じ時刻だったのも、妙に覚えています。

1年も住んでいるといろんな所に出かけ、あれこれ目につくものが珍しく、いろいろ買い込んでいました。そんな中から、ソープストーンで作った置物象牙細工マサイ族のヒョウタンイラスト絵葉書の①イラスト絵葉書②などを、今までに紹介しました。今回は、アフリカ黒檀(マコンデ)で作った動物の置物と飾り彫刻を紹介します。

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マコンデ像

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2015年8月27日 (木)

・ケニヤ土産と言えばソープストーンで作った小物入れや灰皿があり、いずれも野菜や動物の形をしています

ケニアでは首都ナイロビで買ったマサイ族のヒョウタンやランゲの絵葉書を1回2回に分け紹介しました。また、象牙の置物、ネックレスやブレスレットなども先に紹介しました。1年間単身赴任をしていると、あちこち出かけている間に買ったものがいろいろありました。今回はソープストーンでつくった小物入れおもちゃ、それに素朴な素焼きの灰皿紹介します。ソープストーン灰皿も割れやすい製品ですが、無事現在まで壊れずに残っています。

 

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ソープストーンの置物

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2013年10月20日 (日)

・ケニアのナイロビで買ったランゲのイラスト絵葉書を紹介します(2)

先にケニアナイロビで買ったマサイ族のヒョウタンを紹介しました。首都ナイロビはもう一つのヨーロッパと欧米人が言っているように、欧米人社会の一面もあり多くの欧米人が定住しています。前回は、スウェーデンのテキスタイルデザイナー、ハイディ・ランゲによるイラスト絵葉書を紹介しました。彼女は、ケニアの美しいリフトバレーに定住してその生涯の多くの期間をシルクスクリーンバチックなどの芸術活動に費やし、数々の賞を受賞しています。今回は、更にマサイ族の生活と、美しい木々を描いた絵葉書を紹介します。

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マサイの生活

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2013年9月 6日 (金)

・ケニアのナイロビで買ったランゲのイラスト絵葉書を紹介します(1)

先にケニアナイロビで買ったマサイ族のヒョウタンを紹介しました。それはそれなりにマサイ族らしいデザインが素朴に描かれていました。ナイロビはもう一つのヨーロッパと欧米人が言っているように、欧米人社会の一面もあり多くの人が定住しています。

古くには「愛と哀しみの果て(Out of Africa)」で以前に紹介したカレンブ・リクセンも、自立しようとしてアフリカに夢をかけた女性でした。ジョイ・アダムソンもそんな一人で、野生の孤児ライオンを育てて、「野生のエルザ」で映画・小説にもなりました。私が住んでいたころには、まだ彼女のご主人は動物保護官として健在でした。

 また多くの芸術家もケニアを訪れ、その美しさと大自然を描いています。今日紹介す

スウェーデンのテキスタイルデザイナー、ハイディ・ランゲによるイラスト絵葉書です。彼女は、ヨーロッパで多くの賞を獲得していますが、1980年に東アフリカを訪れケニアの美しいリフトバレーに定住してその生涯の多くの期間をシルクスクリーンバチックなどの芸術活動に費やします。アフリカの部族と彼らの伝統、特にマサイ族、セレンゲティとマーラサバンナ平原の勇敢な戦士と有名な遊牧民に魅了され続けています。

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2012年10月19日 (金)

・日本とケニアの友好の架け橋2話

ケニアは赤道直下に位置し、戦前まではイギリスの植民地であり、1963年の独立した発展途上国です。日本の1.5倍の面積がありますが、農地はわずか9%で、33%が牧畜に使われていますが、水さえあれば農耕が可能な土地です。残り58%は半砂漠あるいは砂漠地帯の不毛の地です。雨季に降る雨を確保し、農業ができれば冷涼なヨーロッパに果物、花卉や野菜などの供給できます。アフリカ関連では砂漠のバラマサイ族から買ったヒョウタンについて先に紹介しています。

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2012年6月 5日 (火)

・ケニアの首都ナイロビで買ったマサイ族のヒョウタン3種

40歳になった時、先輩の勧めでケニアナイロビ郊外にあるジョモケニアッタ農工大学に、植物バイテクを教えに1年間行ってきました。丁度現地の生活に落ちついた頃、ナイロビ国際婦人会議が開催されました。日本からも森山 眞弓扇 千景などが参加され、ましたが、同じ国会議員であっても中山千夏だけは会議にも出ず、サファリ旅行など観光ばかりしていた印象が残っています。

この写真は、帰国直前ナイロビから300kmはなれたマララルまで、マサイ族の住んでいる知り合いの家を訪れた際の写真です。これは知人のサイモン君お母さん達です。マサイ族はまだ一夫多妻制なのです。

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2012年3月17日 (土)

・スマトラ島のジャングルに、世界最大の花ラフレシアとブンガ・バンカイを探し求めての旅(5完)

217日の朝、マリンが迎えに来る前にホテルでチェックアウトを済ませようとしました。フロントで、ルピアはちょっと足らないので、米ドルで払ってもいいかというと、いくら持っていると言うので見せました。目の前で数えて足りないなと言った後、でももうマリンから払ってもらっているという。では何で、ルピアを数えたのか理解に苦しむフロント暇つぶしだったのか?

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2012年3月 9日 (金)

・スマトラ島のジャングルに、世界最大の花ラフレシアとブンガ・バンカイを探し求めての旅(4)

 

ブンガ・バイカイの見つかった周辺に、ラフレシアも生えていたとのガイドの話で、周辺を探し回りました。

ラフレシア寄生性の植物で、ブドウ科の植物に寄生します。日本人の大好きなマッタケも、菌根性キノコで、アカマツの根に寄生して菌根を作り,アカマツから栄養を吸収してマッタケを作っています。

 

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