カテゴリー「・読書 Reading」の15件の記事

2016年6月 1日 (水)

・世界一貧しい?ムヒカ大統領の世界一素晴らしい講演を書いた本を読みました

珍しく家人が「読んでみては!」と2冊の本を勧めるので、ムヒカ大統領講演の事は知っていましたが、詳しくは知らなかったので読んでみました。素晴らしい内容で、普通には考えるとそうだとは分かってはいるものの、多忙雑事に追われておろそかにしていることを知らされて驚き、一気に読みました。前々から、電気製品のあちこちに不要な時計がついていたり、にしても頑丈でなければならないバンパーがプラスチックになってしまったり、モデルチェンジを繰り返す馬鹿馬鹿しさに不信感を抱いていました。

 20126月にブラジルのリオ・デ・ジャネイロ国連の「持続可能な開発会議」が開催されました。自然と調和した人間社会発展貧困問題が話し合われました。各国首脳国名アルファベット順講演に立ち、最後にウルグワイのホセ・ムヒカ大統領演台に立ちました。自分スピーチ終われば帰ってしまう首脳も多く、その時会場にはそう多くの人はいなかったようです。8分間のスピーチ終わると静まり返っていた会場は沸き立ち、を傾けていた聴衆は一斉に立ち上がり、惜しみない拍手を送りました。拍手は当分の間、鳴り止むことがなかったという。

 

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ホセ・ムヒカの2冊の本

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2015年9月10日 (木)

・昨年から取り組んできましたイタリア野菜60種類の、特性と利用を書いた本が出版されます

最近は市場などでも珍しいイタリア野菜をよく見かけるようになりましたが、その特性利用の仕方は良く分からないで、栽培料理をする人への情報を提供するが望まれていました。海外に何度も訪れ、イタリアにもブロッコリーなどの品種特性を調べに行った際に、いろんなイタリア野菜を見ていました。そこで出版社からの依頼もあり、今の時点で分かっていることをまとめてみました。またイタリア英語圏ではなくて野菜イタリア名で呼ばれますが、フランス料理に用いられる際にはイタリア野菜フランス名で呼ばれます。そこで、私達にはいっそう分かりにくいため、巻末に主には英名からきた和名に加え、フランス名イタリア名比較表を付けました。

 

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初めてのイタリア野菜

  「初めてのイタリア野菜」1015日に、農文協から出版されます。定価は1728円です。なおこので紹介するイタリア野菜は、イタリアをはじめヨーロッパでよく料理に用いられる野菜を指し、イタリア原産だけというわけではありません。

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2015年3月29日 (日)

・学生時代に習った石川啄木の懐かしい短歌を「一握の砂・悲しき玩具」にみる

生活の喜怒哀楽に触れ心の琴線に触れるのは、石川啄木短歌ではないでしょうか。先に桜を見ると思いだす和歌2回にわたり紹介しましたが、皆さんも石川啄木短歌学生時代教科書で習ったことでしょう。その折には先ほどの桜を歌った和歌と同様に、年をとるにつれ忘れていました。しかし仕事をしなくても良くなった今日この頃では、ふと生活嬉しい時・哀しい時に、なぜか石川啄木短歌がふと心に浮かんできて、書店で見かけた一握の砂・悲しき玩具を購入しました。


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一握の砂、哀しき玩具

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2014年6月 6日 (金)

・誰もが迎える退職に向けての心の指針を示す、曽野綾子さんの「引退しない人生」を読んで

生涯現役と心がけ仕事をしてきた私も、海外協力で行ったケニア不惑の年を迎え、人生の折り返し点を過ぎました。ケニアでしてきた仕事の一部買い求めた絵葉書や、マサイ族のヒョウタンなどについては先に書きました。ケニアが舞台になった映画「愛と哀しみの果て(Out of Africa)」での、デンマーク出身の若い女性(メリル・ストリープ)と恋人(ロバート・レッドフォード)のロマンスと哀しい別れも紹介しました。

ケニアでいろいろのカルチャーショックを受けながらも帰国後退職の日まで健康にも恵まれ、その後も幸い研究の一線からは外れましたが、今までの成果を解説記事などに書くことを求められ、目下人生の第3コーナーにいると思っています。

 まだ何とかしたいことを続けられる環境にいますが、そんな折曽野綾子さんの「引退しない人生」を(PHP文庫、2014)読み、いろいろの共感を覚えましたので紹介します。退職を迎えるとそれだけで今後の人生に意欲を失う人もあり、彼女はそのような設定で多くの本を書いています。この本は彼女の多くの作品から、人生の成熟過程での随想に関する彼女自身よる抜粋を集めたものです。

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2013年8月31日 (土)

・書道家鎌田悠紀子さんの最近の著書「生きる力がわき出す禅語」を紹介します

ワイフの友人で書道家の鎌田悠紀子さんとは長いお付き合いで、世界のあちこちで発表される制作展のうちロンドンでの会場には参加させてもらったこともありました。ここには彼女が最近出された、「生きる力がわき出す禅語」を紹介します。

国際園芸学会1994年に京都で開催された折には、それまで海外でお世話になった先生方も来日されましたので、木屋町で歓迎会を開催したことがありました。彼女は東京から駆けつけ、書道デモンストレーションをしていただき、先生方に深い感銘を与えたこともありました。

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「生きる力がわき出す禅語」

枡野俊明住職による禅語解説と、鎌田さんによるのびやかな書の表現とのコラボをご覧下さい。多くの言葉の中から、私の感銘を受けた八語を選んでいます。

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2011年9月 9日 (金)

・メタボ解消のため、今評判の「タニタの社員食堂」の本を2冊買いました

テレビ番組で、食事方法でどれだけ痩せられるかやっていた。カロリー抑え食事三食取るだけで、特別運動もしないで確実痩せていた。

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2011年9月 5日 (月)

・気になっていた「金子みすゞの名詩集」を書店で見かけて買いました

東北大震災の頃、テレビコマーシャル何度も流れていたことから、話題になった詩集がありました。

‘こだまでしょうか’というで、作者金子みす1903年山口生まれの女性童謡詩人です。それほど知られることもなくうずもれていた詩人ですが、没後80以上経ってもそのはまったく新鮮さを失っていません。

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2011年1月 9日 (日)

・有機的な農業に係る仏語、独語からの翻訳書3冊を紹介

ここには私の尊敬する先輩である中村先生の翻訳による、独語あるいは仏語で書かれた、有機的な農業に係る本を紹介致します。先生は語学の才能豊かな方で、私も大学院入試の折には、独語の特訓をしていただき無事入学できました。英語仏語露語が堪能で、ケニアODAでは私の後任として、2年間行って頂きましたが、その間にアフリカ共通語であるスワヒリ語もマスターして帰られました。

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2011年1月 7日 (金)

・野菜の育ちの理解に役立つ本の紹介

野菜の栽培をする人が最近増えています。家を建てたから、あるいはベランダのスペースがあるからなど、場所的に余裕ができれば草花野菜を作り出す人が多いようです。私達の子供の頃は田舎に行けば、あるいは郊外に出れば、あちこちに作物が育っていたものです。野菜栽培することで、子供時代の郷愁にふけったり、自然との共生をしていたことを思い出すのかもしれません。

また実利的にあるいは安心・安全の観点から、野菜の栽培する人もあることでしょう。このような目的で、脱サラをして農業法人を起こす人も増えているようです。野菜の栽培を始めた人がまず困ることは、どのようにして栽培すればよいのか、近所に聞ける人が少ないことでしょう。

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2011年1月 4日 (火)

・白米食にこだわる森鴎外と高木兼寛の対立

栽培学概論の講義の最初に、食料問題森鴎外の関係を知っている人は?と聞くと、たいていの学生は面食らっている。殆どの人にとって、森鴎外は文学者としての側面が大きい。しかし彼は反面、陸軍軍医総監であり日露戦争期における軍医のトップにある森林太郎でもあった。

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吉村 昭による「白い航跡」上下はこの事を示す好著である。是非一読を薦めたい。

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