・今年の猛暑を乗り切って、我が家のアサガオも何とかタネをつけてきました
7月末に府立植物園で丁度変化アサガオ展があり、その幾つかを紹介しました。更に、今年の
ように真夏日が続くと、明け方に咲いたアサガオも後はすぐに閉じてしまい、タネもできてい
る気配はありません。
早く涼しくなって元気に咲き、タネができるのを待っていますと書いていました。
この夏の猛暑日は京都市で37回を記録し、過去最多になりました。京都市では1881年の観
測開始以降、81年前の1942年(昭和17年)の36回を上回り、過去最多の猛暑日となりま
した。2010年にもかなり暑い夏があり、アサガオの花着きの悪い事を紹介しています。
アサガオの花は、夏は朝早くに咲きます。ただし正確に言うとアサガオは朝に咲くと決まって
いるのではなく、日没になり日が暗くなってから9~10時間後に開花する性質があります。日
没と日の出の時間も季節により変わりますので、ウエザーニュースによれば7月には日の出後
に、8月には夜明け頃、9月では夜明け前に咲いてるようです。
アサガオが咲いても高温の日が続くと、受粉の活動が弱まって実をつけにくくなります。 従っ
て受粉・受精がうまくいかないと、花は枯れ落ちてしまいます。
我が家の今年のアサガオは8月にはあまり完全に開花しているようには見えず、いつ見ても花
はしぼんでいました。9月になるとやっと早朝には開花していましたが、すぐしぼんでしまう
ようです。やっと9月下旬になり早朝から10時頃まで開花しているようになりました。しかし
タネができた気配はなく、しぼんだ花は元から落花しています。10月中旬になってやっと、
タネのふくらみが見られるようになってきました。
アサガオ
上段左は9月7日のすぐしぼむアサガオ、上段右は9月24日の開花したアサガオ。
下段左は9月24日の開花の全体写真、下段右は10月17日の膨らみかけたタネです。