・100円ショップで買った飾りケースに、ミニチュアコレクションを飾って楽しんでいます

最近の100円ショップは便利な品物が、安く出ているのでよく出かけます。そんな中で

見かけた園芸用の便利グッズについて、「･100円ショップで見つけた園芸用便利グッズ」と「・100円

ショップで見つけた園芸用便利グッズ（２：2018）」に紹介しています。更に私は文房具も良く使うの

で、100円ショップで見かけた文房具についても「・100円ショップで見つけたステイショナリー（文具

用品）便利グッズ（3：2018）」を紹介しています。

今回は今まで集めた主に園芸植物のミニチュアグッズを入れる飾りケースを探しに行き、何種類か便利な

プラスチックボックスを見かけたので買って帰り、ケースに入れてみました。空いている面にはラップを

すれば、ホコリもかからないで保存できるので便利に使っています。

 

●

飾りケース

上段の左からツクバネ、シダーローズ、ミニチュアランで、下段の左はキンギョソウです。

●

ツクバネ

このツクバネという木の実については、先に「・あなたは羽根付きの羽根に似た、ツクバネという木の実を

見たことがありますか？」で紹介しています。

ツクバネはビャクダン科の半寄生落葉低木で、コナやカエデ、ネズミサシなどの木の根に寄生します。雌雄

異株ですが、たいてい近くに両方生えていて、初夏に花が咲きます。実は夏頃から少しずつ大さくなり、10

月から年明け頃まで直径１cm程度の大きさの楕円形の実が見られます。花弁が落ちた後、実の先端には４

つの苞葉が残って大きく反り返っています。正月によく見られる羽根つきの羽根に似ていることから、ツク

バネの名がついたといわれています。

飾りケースの外寸は、縦ｘ横ｘ奥ゆきが12x12x3㎝です。

●

ツクバネ1

ツクバネの木の実です。長さ4㎝くらいある苞葉が4枚あり、大きく開いています。実の大きさは1㎝くらい

あり、本当に羽根つきの羽根によく似ています。

 

●

ツクバネ2

雌花は雌株の枝先に1個だけつきます。実はやがて緑色から、段々と褐色に変化していきます。雄しべは

無くて葉状の細長い苞葉が4枚つき、花弁は早く脱落します。

 

●

シダーローズ

これはヒマラヤスギのマツカサの先端部で、先に「・ヒマラヤスギの松ボックリが落花してできた、

「シダーローズは天からの贈り物」」で紹介しています。

ヒマラヤスギとは言いますが、スギよりはマツに近い仲間で、松ボックリをつけます。6月初めに可愛い

松ボックリをつけ、12月から1月頃に成熟すると種子の入った種子鱗片(しゅしりんぺん)が松ボックリの

軸から離れ落ちて、離散します。鱗片の内側基部にあるタネは風に飛ばされ、鱗片は重いのでパラパラと

ヒマラヤスギの根元に落ちてきます。松ボックリの先端は、バラバラにならずそのまま落ちてきます。

先端部はバラの花のような形をしているので「シダーローズ」と呼ばれています。

飾りケースの外寸は、縦ｘ横ｘ奥ゆきが13x15.7x5.6㎝です。

●

シダーローズ1

採集した直後にはまだ鱗片は開いていませんが、時間がたつにつれゆっくりと外側から開いてきて、そう

なればまさにバラの花状になってきます。

 

●

シダーローズ2

比較的大きくて整ったシダーローズでは、直径は約5㎝あります。どのシダーローズも大小さまざまで形

にも違いがありますが、それぞれに味わいがあり、まさに「シダーローズは天からの贈り物」のように思

えます。

 

●

キンギョソウ

これかキンギョソウの花が咲き終わった後にできる実の部分です。これについても先に、「・キンギョソ

ウが咲き終わると実ができ、たくさんのタネが飛び出しやすいように穴が三つ開きドクロの形になります」

で紹介しています。

なぜかキンギョソウはできたタネが積極的に飛び出しやすいように、実が熟すると3つの穴が開くため、ド

クロの形になるようです。

飾りケースの外寸は、縦ｘ横ｘ奥ゆきが6.1x18x3㎝です。

 

●

キンギョソウ1

開花後の実が乾燥してドクロ状になっています。左の実ではドクロの鼻の部分から、まだ雌しべの花柱が

伸びています。

 

●●

キンギョソウ2

何故か2つの穴は同じ大きさで向かい合って目のように見え、その下の穴は横に開き口に見えるので、ま

さにドクロのようです。

 

●

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーも何か適当なケースはないかと探していると、こんなケースが見つかりました。

横に倒して何かを入れる用途のようでしたが、それを立ててプリザーブドフラワーを入れてみました。

飾りケースの外寸は、縦ｘ横ｘ奥ゆきが16.8x10x7.8㎝です。

 

●

ミニチュアラン

これはタイで買ったミニチュアランです。これについても先に「・タイのサンデー・マーケットで買った

ミニチュアのラン」で紹介しています。

タイのチェンマイに行くと、ナイトバザールを見に行くのに便利なロイヤルプリンスホテルに泊まってい

ました。

チェンマイの土産店でこのようなミニチュアランを幾つか買っていて、2段ボックスに分けて入れてみま

した。高さも丁度ぴったりでした。

一つの飾りケースの外寸は、縦ｘ横ｘ奥ゆきが9.5x16.5x8㎝です。このケースだけ200円だったよう

に思います。

 

●

ミニチュアラン1

どのミニチュアランもマッチ棒の1.5～2本くらいの高さです。もう15，6年たっていますから色が少し

あせましたが、上段は左からバンダ、パフィオペディルム、シンビディウムのようです。

 

●

ミニチュアラン2

下段のミニチュアランは、左からカトレア、カトレア、バンダ、カトレアのようです。

 

関連の記事が　マイコレクション・My Collection　にもありますので、ご覧ください。