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2023年2月 3日 (金)

・ベランダでの家庭菜園で、厳寒期でもネギ類とハーブ類11種を栽培しています

 

先にマンションの狭いベランダにポットやプランターを並べて、厳寒期でも野菜9種を栽培していることを

紹介しました。3年前からコロナの蔓延が拡大化してきて、自衛のために自宅にこもって野菜や草花を栽培

されている人も多いと思います。家庭で毎日必要な野菜やハーブが、しかも無農薬で安心して食べられるも

のがあればとても便利です。先に紹介しました野菜9種に加え、それ以外にネギ類3種とハーブ類8種も栽培

しています。料理に使うメインでなくても、ハーブ類は香りも良くて料理に添えられたり、ティーに使われ

たり、ケーキ類のトッピングなどにも利用できます。

今回紹介するチャイブやアサツキは1株あれば、細ネギの代わりに用いられ重宝します。

エシャロットはまだなじみがあまりありませんが、フランス料理などにはよく用いられる野菜です。ただ日

本では軟白したラッキョウをエシャレットとして流通していますので、注意が必要です。ミントやタイム、

オレガノ、レモンバームなどのハーブ類は丈夫で育てやすく、どれも料理の香りづけに用いられたり、ハー

ブティーなどにも利用できます。

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アサツキ

ネギの仲間にはいろいろありますが、薬味用の細ネギの代用としては、アサツキが良く使われます。アサツ

キによく似たネギ類に、チャイブがあります。アサツキもチャイブもヒガンバナ科(ユリ科)ネギ属の球根

性多年草で、アサツキはチャイブの変種です。どちらも梅雨頃の同時期に同じ色の花を咲かせるため、間違

えられることがあります。両者の区別は簡単で、チャイブは開花後も生育を秋ごろまで続けます。一方アサ

ツキは開花後あるいは開花しない時にも、初夏頃から生育は緩慢になって葉は枯れてゆき、夏の間休眠し

います。そこで夏に休眠するかどうかを見れば、両者の区別はつきます。

アサツキは冬野菜で、秋から春まで旺盛に生育し、赤紫色の花を咲かせた後、夏になると地上部の葉は枯

て休眠します。休眠状態の鱗茎部分を掘り起こし、分球した後秋に植え付けますが、そのまま放任してお

てもまた萌芽してきますので大丈夫です。

 

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開花期のチャイブ

チャイブは春に萌芽して梅雨頃赤紫色の花を咲かせますが、アサツキと異なり晩秋から生育は衰え、冬に

ると地上部は枯れます。しかし地下部は生きて残っており、春にまた生長を再開します。チャイブはアサ

キと同じ仲間ですが、小さな鱗茎しかできません。アサツキとチャイブの違いについては先に紹介してい

ので、それをご覧ください。

 

 

 

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エシャロット

シャロットは英名で、別名はベルギー・エシャロットです。ただしフランス名はエシャロットで英名とはや

やこしい名前です。ヒガンバナ科ネギ属で、タマネギの変種で小さい球ができます。ベルギー・エシャロッ

トの名前でなければ、国内で販売されているほとんどはラッキョウを軟白したエシャレットであり、本来の

エシャロットではありませんので注意が必要です。エシャレット、エシャロットとベルギー・エシャロット

の違いについては、先に紹介していますのでそれをご覧ください。

エシャロットはタマネギの仲間であり、やや縦長の小球で3~6球くらい分かれて着きます。薄皮をむくと

後に占めす写真のように、やや薄赤紫色を帯びていて、白色のラッキョウとは全く異なります。

 

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エシャロットの鱗茎

皮付きのままではラッキョウと紛らわしいのですが、エシャロットでは母球の周りに幾つかの小球がつきま

す。

 

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エシャロット皮を取った鱗茎

でも外の薄皮をむくとこのように、エシャロットの鱗茎は薄赤紫色をしていて、ラッキョウとはまったく香

りも色も異なります。

 

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キャットミント

生や乾燥させた葉をティーにするのが一般的です。生の葉をスープやソースの香りづけにしたり、刻んでサ

ラダに混ぜると、ほんのりとしたミントの香りが漂います。ミント類の特性については先に紹介しています

ので、それをご覧下さい。

 

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アップルミント

アップルミントは、リンゴとミントを合わせたような香りがします。料理用に最適で、肉、魚、卵、ソース

ビネガー、菓子、飲み物などにも使えます。

 

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パイナップルミント

緑色の葉に縁に白斑の入ったアップルミントは可愛らしく、甘くてフルーティーな香りの漂うミントです。

 

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オレガノ

トマトととても相性の良いハーブで、地中海沿岸の地域やメキシコの料理には欠かせません。食用に使われ

るのは葉で、コショウに似たクセの強い香りがあります。料理には主に乾燥葉を用いますが、生の葉をドレ

ッシングに刻んで入れたり、肉や魚料理の臭み消しに用います。リーフテイーは「テ・ルージュ(赤い

茶)」と呼ばれ、鎮痛作用があり、咳や神経性の頭痛に効果的で、エッセンシャルオイルには殺菌作用があ

ります。オレガノの特性について先に紹介していますので、それをご覧ください。

 

 

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レモンバーム

レモンに似た爽やかな香りは鎮静、強壮作用があります。レモンバームで入れたハーブティーは爽やかな味

で、神経を安定させリラックスさせる作用あるようです。サラダや料理の香り、浴湯料、ポプリなどにも利

用されます。レモンバームの特性について先に紹介していますので、それをご覧ください。

 

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レモンタイム

イギリスやフランス料理には欠かせないスパイスとして、フランス語の「タン」として知られています。

清々しい香りを放つタイムは、肉・魚類、特に魚介類の臭み消しには最適です。乾燥させた花、葉、茎は美

容と健康に効果があるティーとして、昔から伝えられている美味しい飲み物です。鮮やかな緑色の葉には殺

菌作用があり、ナチュラルな防腐剤になります。タイムの特性については先に紹介していますので、それを

ご覧ください。

 

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ルバーブ

ルバーブ(英銘: Rhubarb )は、タデ科ダイオウ属の中で食用とされている栽培品種で、英国ではよく庭に

栽培されています。和名はショクヨウダイオウ(食用大黄)で、シベリア南部原産です。多年草で太くて短

い地下茎があります。地面から伸びる多肉質で赤色の葉柄を食用とします。生ではセロリのようなパリッと

した食感と強い酸味があります。一般的な調理法は果物に近く、甘みをつけてパイやクランブルなどのデザ

ートや、ジャムづくりに用いられます。ルバーブの形状や特性について先に紹介していますので、それをご

覧ください。

  

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収穫されたルバーブの葉柄

ルバーブの葉柄は、このように赤い色をしています。この葉柄を、ジャムやパイづくりに用います。

 

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レモングラス

レモングラス(英銘: Lemongrass)はイネ科オガルカヤ属の多年草です。別名はレモンソウ(檸檬草)、

レモンガヤ(檸檬茅)で、インド原産です。アジア料理およびカリブ料理でよく使用されるレモンのような

香りがするハーブで、タイのスープ・トムヤムクンなどの料理の香り付けに用いられたり、ティーとして利

用されます。この植物はタイの留学生が日本にもってきて栽培し、スープに使っていたものです。レモ

ングラスの特性につては先に紹介していますので、それをご覧ください。

  

関連の記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。

 

 

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