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2023年2月20日 (月)

・プリムラ・ジュリアンのバラ咲きタイプ品種のみやびはまさにバラの花にそっくりです

 

プリムラには大きく分けてプリムラ・ポリアンサ、プリムラ・オブコニカとプリムラ・マラコイデスがあ

り、更に最近ではプリムラ・ジュリアンが加わっています。プリムラ・ジュリアンの品種は多数育成され

てきて、ガーデンショップではプリムラと言えばジュリアンを指すかのようです。

今ではガーデンセンターでもほとんど見かけなくなったプリムラ・ポリアンサ(Primula  polyantha)は

以前では花形でした。ヨーロッパ原産でクリンザクラとも言います。イギリス産の野生種から園芸化され、

20世紀になってアメリカで巨大輪のパシフィック系が育成され、鉢植え、花壇用として広く流通していま

した。以前の品種は花茎が高く伸びる傾向がありましたが、近年の品種では花茎が殆ど伸びないで、次の

ジュリアンとの区別がつきにくくなっています。大きな違いはポリアンサの花がジュリアンより大きい事

です。

プリムラ・ジュリアン(P. x juliana) はプリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュィエ(P. juriae)との交雑

種で、1972年に日本で育成されました。ガーデンセンターなどでは、ポリアンサとジュリアンを併せてポ

リアン・ジュリアンなどとも呼んでいるようです。

プリムラ・ジュリアンについては2015年に翌年も咲かせる工夫2017年には長期間咲き続けることと花

弁の形態について、2020年にも1年以上にわたり咲き続けることを紹介しています。

ここには最近ガーデンショップでバラ咲きタイプのプリムラ・ジュリアンを見かけて買った花が、まさに

バラの花のようでしたので紹介します。

 

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プリムラ・ジュリアン

バラ咲きタイプの品種みやびの花は、つぼみがあまり開くことなく、まさにバラのつぼみのようでした。

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プリムラ・ジュリアン

これがよく見かける普通のプリムラ・ジュリアンです。適度に液肥を与えていれば、去年の春からこの2月

までこのように咲き続けています。

 

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プリムラ・マラコイデス

これがプリムラ・マラコイデスで、ラベルには桜草とありました。本来は多年草ですが夏の暑さに弱いた

め、1年草扱いされています。秋にタネをまき、翌年の春まで咲かせます。花茎が長く伸び、段上にたくさ

んの小さい花をリング状につけます。

 

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マラコイデスの花弁の色は、先程の白色以外にこのようにピンク色もあり、また淡紫色などもあります。

 

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プリムラ・ジュリアン2023.1.18

これがバラ咲きタイプのプリムラ・ジュリアン品種のみやびで、買った時の様子です。赤いバラのような

つぼみがたくさん着いていました。

 

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プリムラ・ジュリアン2023.1.20

室内に置いて、2日後の様子です。つぼみがやや大きくなり花首も少し伸びてきました。

色はやや赤みが薄まったようです。暖かい室内に置いたため、つぼみ全体が少し大きくなったのでしょう。

 

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プリムラ・ジュリアン2023.1.20

幾つかの正にバラのつぼみのように見えるものを選び、拡大して示しました。花弁が何枚も織り込まれてい

るようです。

 

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プリムラ・ジュリアン(2023.1.20)

先程のつぼみよりは花弁がやや開きかけていますが、バラのような綺麗なつぼみです。

 

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プリムラ・ジュリアン(2023.1.20)

これもやや花弁が開きかけていますが、正に高芯のバラのつぼみです。

 

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プリムラ・ジュリアン(2023.1.20)

これも花弁はやや開き気味ですが、とてもプリムラとは思わないでしょう。

 

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プリムラ・ジュリアン(2023.1.20)

やや上からつぼみを見ています。花弁の巻いた様子も、まさにバラのつぼみのようです。

 

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プリムラ・ジュリアン(2023.2.1)

買ってきて2週間目の花の開花状況です。右端のように少し花弁の開いたつぼみもあります。しかしほとん

どのつぼみは、普通のジュリアンのように花弁が完全に開くことは無く、バラのつぼみ状態を保っていま

す。

 

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プリムラ・ジュリアン(2023.2.1)

このように花弁の先は開き気味ですが、しっかりと巻いて、バラのつぼみ状態を守っています。

 

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プリムラ・ジュリアン(2023.2.1)

上のつぼみを上から見たところ外側の花弁から順にやや開いてはいますが、それでもしっかりと巻いている

ようで綺麗な花です。

 

関連の記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。 

 

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