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2022年12月29日 (木)

・11月中旬の京都府立植物園では、ツバキのような絞りの入った素敵なバラ・エドガードガが咲いていました

 

今年はいつまでも暖かいので、11月に入ってもたくさんのバラの花が、京都府立植物園で咲いています。バ

ラの花については今迄にグループ別に、府立植物園のバラで紹介しています。バラにはツルバラハイブリ

ッドティーフロリバンダポール仕立てなどのグループがありますので、それぞれの下線部をクリックし

てご覧ください。 

またその後も府立植物園その他のバラを紹介していますが、今年もアンネのバラ他を紹介しています。 

またバラではありませんが、バラの花のように見える華麗な赤チコリのカステルフランコとパラロッサも紹

介しています。

 今回は11月に見かけた、ツバキの花のように絞りの入ったバラのエドガードガを紹介します。今まで何度も物園のバラを見ていましたが、今迄でこのバラの花には気がつきませんでしたが、とても綺麗な花です。

 

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1エドガードガ

エドガ-ドガにはたくさんの花が咲いていましたが、朱色系の花と赤色系の花が見られ、

どちらの色の花にも縦の絞り模様がみられました。中心部は黄色味を帯び、赤からピンクの絞り模様には斑

点状の小絞りと縦筋状の縦絞りや、まれには白く抜ける星斑などが見られました。

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2エドガードガの蕾

エドガードガは1994年にフランスのデルバール社が登録した品種で、横に広がる地植え向きで四季咲きの花

です。中心は黄色~金色で、赤と淡いピンクのセミダブルの花が咲きます。絞りの入るのがこの品種の特徴

です。

蕾の時にもう既に、絞り模様が見られます。

 

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3咲きかけてきたエドガードガ

品種名はフランスの印象派画家のエドガ-ドガに由来しています。ドガの代表作の「バレーのレッスン」に

描かれている踊る少女のチュチュのように見える、カラフルな花弁が可愛い品種です。

 

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4エドガードガの花

花弁が完全に開いてきました。赤く染まった花弁と、縦絞りの花弁が交互にできているようです。

 

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5エドガードガの花

中心部の黄金色、赤の縦絞りが鮮やかなコントラストを見せ、華やかに咲いてきています。

 

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6エドガードガの花

中心部は薄黄色で、白地の花弁に赤の縦絞りや斑点状の小絞りがみられる花です。

 

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7エドガードガの花

こちらは一転して赤味の勝った花です。中央部には金色の筋があり、白地の花弁に小絞りの赤い斑点や、幅

広い赤の縦絞りが見られる綺麗な花です。

 

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8エドガードガの花

この花はまるでツバキの花のように見えます。中心部の金色に黄色の雄しべが混じっています。赤の縦絞り

の入った花弁と、赤の小絞りの花弁とがバランスよく合わさっていて綺麗な花です。

 

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9エドガードガの花

中心の金色部が広く、また花弁にも金色が広がっています。赤味の勝った花弁、縦筋の花弁と、白く抜ける

星斑の入った花弁も見られます。

 

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    10エドガードガ 花

よく開いた綺麗な花に、いつの間にかミツバチも寄ってきて、蜜を集めていました。

 

 

関連の記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。

 

 

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