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2022年2月 4日 (金)

・窓際に置いたオジギソウにピンク色の花火が開いたような、真丸の可愛い花が次々と咲いてきました

 

園芸店でオジギソウを見かけ、買ってきて育てていました。オジギソウはマメ科オジギソウ属の多年草で、

学名はMimosa pudicaで、英名はSensitive plantあるいはSleeping grass です。原産地は南アメリカ・ブ

ラジルで、日本には江戸時代に渡来し観賞用に栽培されました。

葉に触れると閉じる性質を見てみたいと思ったからでした。細いピンセットで葉の一部に触れるとその小葉

だけが閉じ、きつく触れると何枚かの小葉が順に閉じていき、もっときつく葉を刺激すると葉全体が葉柄か

ら下に垂れ下がったりします。接触刺激以外にも、光の明暗にも反応して夜間には葉も閉じる就眠運動をす

ることが知られています。四つ葉のクローバー(デンジソウ)紫カタバミも就眠活動をすることは観察

て、先に紹介しています。オジギソウについても就眠活動を観察していました。

しかし葉数が増えて茎もかなり伸びてくると、やがていくつかの蕾が着いてきました。そしてピンク色の花

火が開いたような、真丸の可愛い花が次々と咲いてきましたので、ここにはそんなオジギソウの可愛い花を

紹介します。

 

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オジギソウ

オジギソウの全体像と、茎頂につく蕾と、咲いた花です。オジギソウは多年草ですが、日本では冬の低温に

は耐性が無いため、一年草として扱われています。我が家では居間に置いて育てていたため、2月の低温期

でも開花しています。

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オジギソウ

オジギソウの咲いてきた時の草姿です。茎長は60㎝くらいで、良く分枝しています。茎にはかなりの毛じと

鋭いトゲがあります。葉は小葉がたくさん集まった羽状複葉で、対生に長さ8㎝くらいの葉が約4枚ついてい

ます。小葉の長さは6~15mm、幅は1.5~3㎜くらいで、1枚の葉に10~20対くらいついています。花は

直径1cmほどの頭状花序で、ピンク色の真丸い形をしています。白い豚のクリップが、いたずらについてい

ます。

 

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オジギソウ茎頂に着いた蕾

茎頂に蕾が着き、そのすぐ下に1対の蕾がつきます。茎には無数の毛じが生えており、所々には鋭いトゲも

あります。

 

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オジギソウの蕾

ひとつの蕾を示しています。無数の小さな蕾があり、ガク片でしっかり包まれています。蕾の横から苞葉が

所々から伸びているようです。蕾を保護しているのでしょう。

 

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オジギソウ葉の御辞儀

小葉の矢印の個所に、ピンセットで刺激を与えるとその小葉だけが閉じ、閉じる際に次の小葉に触れると、

その小葉も閉じていき、順番に刺激が伝わって閉じていくようです。

 

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オジギソウの御辞儀2

この数枚の葉では、接触して刺激を与えた部位から、何枚かの小葉が閉じています。

 

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オジギソウ咲き始め

蕾から花が咲いてきた、開花始めです。突き出ているピンク色の先に白い葯がついているのは雄しべで、何

もつかずに尖っているのは雌しべです。ガク片と花弁はほとんど伸びないようで、見えていません。

 

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オジギソウの開花

各分枝の先端には蕾が着き、その下では一対ごとに丸いピンクの花が咲いてきています。一対の花は同時に

咲く場合もありますが、どちらかが遅れて順に咲く場合もあるようです。

 

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オジギソウの花

先ほどの咲いてきた花を、少し拡大しました。どの花もピンクの花火が開いたようにパッと丸く、雄しべと

雌しべが伸びだしています。

 

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オジギソウの花

上の花では右の花が先に咲き終わり、左の花は今が咲き時です。蕾の先端に白い葯が点々と見えます。花の

中央に緑の花弁かガクが見えます。

 

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オジギソウ花弁

良く咲いてきた花を示しています。オジギソウはキクと同じ頭状花序を作りますが、立体的に筒状花が四方

に伸び球状になっています。ただその花弁は殆ど伸びないでいて、一つの筒状花から1本の雌しべと4本の雄

しべが著しく伸びています、

 

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オジギソウの花の外側

雄しべと雌しべが分かるよう、外側にピントを合わせました。白い葯がついているのは雄しべで、何もつか

ないで尖っているのが雌しべです。

 

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オジギソウの開花後

開花後の花の様相です。中央と右の花では開花盛期を過ぎていますが、雄しべの葯の間から雌しべがよく突

き出ているのが分かります。

 

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オジギソウ開花後

右の花を拡大しました。開花が進むにつれて、雌しべの伸びが顕著になり、精一杯花から突き出て花粉を受

けようとしているようです。

 

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オジギソウ開花後

もう少し開花程度が進み、咲き終わった花です。まだ残った葯からは花粉が離れ、雌しべは長く突き出てい

ます。花も受粉して、精一杯子孫を残そうとしているようです。

 

 

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