・今年来た年賀状デザインは6種類に分けられ、そのうち５種類に秘密が隠されていました

最近はお中元・お歳暮に限らず、知り合いの人等に品物を送ったり、受け取る時の習慣が段々と簡略化さ

れてきたように思います。大学時代には恩師と昼食を取りながら、いろいろお話を聞く機会がありました。

何の時か先生はあの人は駄目です、近くにいながら物を送りつけてくるとご立腹でした。お世話になったお

礼のあいさつには、自宅まで出向くものだという先生のお考えでした。遠くに住んでいるのであれば、お礼

の手紙を添えて送るものですとの事でした。何度もそんなお話を聞いていた私にはそれが習慣となり、先生

などに品物を店などからお送りする際には、必ず前もってお礼のお手紙を送っていました。先生からは必

ず、受け取りのお礼状が届きました。しかし昨今では百貨店などから品物を送る機会が増え、若い世代では

送り状を出さないで済ませてしまう傾向があるようです。中には受け取りの手紙さえ、来ないこともありま

す。

年賀状を出す習慣も若い世代では特に、急速に減ってきているようです。考えて見ればラインやメ－ルでは

手紙に比べ、はるかに手軽でただ同然で用が足せるようになってきています。年賀状は年1回の付き合いと

言う事もあり、なかなか欠礼にせずに交換していることが多いものです。

しかし最近では私も思い切って必要最小限にしようと、欠礼のお断りを出してきています。そんな中で年賀

状の種類も増え、その干支のデザインなどに秘密が隠されていることに気がつき、2016年から2017年、

2018年、2019年、2020年、2021年とその秘密を紹介してきました。今年来た年賀状デザインは6種類に

分けられ、そのうち５種類に秘密が隠されていましたのでここで紹介します。

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ディズニーデザイン１

毎年ディズニーデザインの年賀状があります。2021年用切手部ではプーさんとピグレットが雪だるまを作っ

ていました。2022年の寅年では、雪ダルマの中から寅のティガーが元気よく飛び出してきています。ティガ

ーの左手の先に小さなプーさんの顔①が隠れています。ティガーの右手の先にも、小さなプーさん②がいま

す。プーさんのマフラーの先にも、プーさんの顔③が隠れています。

その下の消印部には中央にティガーが描かれ、左の桜の花模様の中にもプーさん④が隠れています。いっ

たい幾つのプーさんが隠れていることでしょう。

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ディズニーデザイン２

下の模様の組番号の右上に、分かり難いですがプーさん⑤が隠れています。次も分り難いのですが、中央

のティガーの頭の後ろ⑥と、しっぽのすぐ横のニンジンにもプーさん⑦が隠れています。右の当たり番号の

0と5の間の下にも、プーさん⑧が隠れています。虎の字にも寅の字にも下に八があるので、8個隠れていて

るだろうかと思って探してみました。

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富士山１

切手部にはおめでたい言葉の一富士が描かれ、消印部に二鷹が描かれています。

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富士山2

下の模様の中央に上からの続きで、三茄子が描かれています。

組番号の部分には左向きの虎が描かれ、その番号の左右と上にも「と」と「ラ」が隠れています。当たり番

号部では右向きの虎が描かれ、番号の左右と上にも「と」と「ラ」が幾つも隠れているように見えます。

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招き寅１

このデザインでは、「招き猫」ならぬ「招き寅」が描かれており、切手部では虎が右脚を上げています。消

印部では猫のつながりで、「猫に小判」の小判が描かれています。

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招き寅２

下の模様の中央部では、「招き寅」が左脚を上げています。くじ番号部と当たり番号部には、富士山デザイ

ンと同様に寅の姿と、「と」と「ラ」が隠れています。

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トラッド・スタイル１

このデザインは何の事か分からなかったので、ちょっと調べてみました。寅が洋服を着てネクタイを締めて

靴を履いているので、寅（トラ）の字の入ったファッションを調べてみると、トラッド・スタイルというの

がありました。英国紳士のような、上品でいつの時代でも着こなせるスタイルの服装のようです。切手部で

はトラッドスーツを着た虎が、消印部のような蝶ネクタイをしています。

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トラッド・スタイル２

そして下の模様の中央部にあるように、トラッドシューズを履いています。くじ番号部と当たり番号部に

は、富士山デザインと同様に寅の姿と、「と」と「ラ」が隠れています。

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縁起物の鯛１

このデザインでは縁起物の中に、２０２２の数字が隠されています。切手部では、鯛のお腹に２０２２が見

えます。消印部では鏡餅の飾りの中に、2022が隠れています。

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縁起物の鯛２

下の模様の中では、富士山にかかる雲に２０２２が隠れています。くじ番号部と当たり番号部には、富士山

デザインと同様に寅の姿と、「と」と「ラ」が隠れています。

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