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2021年12月27日 (月)

・今年は秋の気温が高かったため、12月でも秋バラならぬ冬バラが綺麗に咲いています

 

日本では四季咲きのバラでも夏が暑くて冬が寒いため、春と秋に咲くのが普通です。

イギリス南部のアッシュフォードに住んでいた時、バラの花がいつでも咲き、殆ど病気の出ないのに驚きま

した。高温多湿の日本と、冷涼乾燥のイギリスとの違いをまざまざと感じました。ロンドンにすむイギリス

の貴族たちは、ロンドンで庭のバラを見ながらその生育次第で、遠く離れた領地での穀物の出来具合を

予想していたのだとか。

今年の日本の夏は暑く、秋になっても気温はあまり下がりませんでした。その影響があってか秋のバラが良

く咲き、12月になってもまだバラが良く咲いています。京都府立植物園のバラでも同様で、訪れた人たちが

「管理が良くてきれいに咲いていますね!」と、驚きの声を上げていました。

何度か京都府立植物園のバラを紹介していますが、秋のバラも2020年10月2017年10月2016年11月に

も紹介しています。そこでここには今年の12月上旬に咲いていたバラを紹介します。

 

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冬のバラ

上段左から「紅」、「連弾」、「カリンカ」、

下段左から「マ―ガレット・メリル」、「たそがれ」、「ゴールドマリー」です。

どのバラも、12月という季節に関わらず綺麗に咲いています。

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「グランド・マスターピース」

ハイブリッド・ティー(モダンローズ、四季咲き大輪)の綺麗な赤色の大輪の花です。大きな花は直径が12

~13㎝にもなります。四季咲きで、香りは中程度の花です。

 

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「紅、べに」

フロリバンダ(モダンローズ、四季咲き中輪)で花弁色は赤に黄色を帯びる中輪で、丸弁高芯咲き、四季咲

き性の花です。葉色は濃緑色で斑が入ることがあり、日向を好む庭園向きの品種です。

 

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「フリュイテ」

フロリバンダで、花は杏色から次第に鮮やかな朱色に色づく八重咲き種です。花径8㎝の半剣弁咲きで、ま

とまった形に咲いていきます。花もち、花付きがよく、樹形は低性でコンパクトです。

 

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「ルスティカーナ」

ツルバラ(モダンローズ、つる性)で、フランスで作られた品種です。花色は鮮やかな朱赤色で、中輪の花

です。香りは中くらいです。

 

  • 5dscn1691

「アンネのバラ」(‘スーブニール・ドゥ・アンネフランク’)

正式名称は‘スーブニール・ドゥ・アンネフランク’ですが、通称「アンネのバラ」でよく知られていて、愛と

平和のシンボルとなっています。 「アンネのバラ」の普及には、京都、更に関西の教会やバラ愛好家が関

係していることを先に紹介しています。フロリバンダ種で花型は丸弁杯状咲き。花は変色する性質があり、

蕾の時は赤色、開花するとオレンジ色に黄色がかった黄金色に、やがて花弁の先からサーモンピンク、更に

濃くなり赤色に近くなります。四季咲きで、5~8輪の房咲きになります。

 

  • 6dscn1708a

「連弾」

「連弾」はフロリバンダで、花弁は紅色で中心が珍しく白色となり、香りは穏やかな品種です。四季咲き性

で花つきがよく、鮮やかな紅色の花をつけ、花壇にも鉢植えにも適しています。

 

  • 7dscn1714a

「うらら」

群生して咲いている‘うらら’の花です。うららは1995年日本作出のフロリバンダで、弁数も多くピンク系の

赤い色の綺麗な花です。本当に鮮やかな明るい色で、ひときわ人目を惹くショッキングピンクです。花弁は

丸味を帯びた柔らかい形状です。

 

  • 8dscn1745a

「カリンカ」

カリンカはフランスで1973年作出のフロリバンダの四季咲きの花です。中輪房咲きで、花弁はピンク色で中

央は朱色がかった花です。丸みを帯びた花弁が多数あるようです。

 

  • 9dscn1736a

「花霞、はながすみ」

フロリバンダの花で、四季咲きの中輪です。花径は8㎝ほどの大きさの半八重咲きのバラです。咲き始めは

淡いピンク色で、咲き進むにつれ、花びらの先から濃いピンク色に色が変わります。房咲きで花の数も多

く、四季咲きのため、長い期間花を楽しむことができます。

 

  • 10dscn1723a

「凛、りん」

フロリバンダで、整った剣弁高芯咲きの花形です。桃色の弁芯に大きな白色のぼかしが入り、多くの花が1

輪咲きで、花つきと花もちがよいようです。耐病性もあり育てやすい品種です。

 

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「マーガレット・メリル」

フロリバンダで、木立性の四季咲き品種です。奇麗なアイボリーホワイトの波状の八重の平咲きで、非常に

香りの良いダマスク香の品種として知られています。レモン香をふくむ清々しい白ばらの香りが楽しめま

す。濃い緑の照葉で花との調和良く、上品な雰囲気です。やや大きめの花である分、花付きは少し少なめで

す。

 

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「たそがれ」

フロリバンダ で木立性の四季咲き品種です。紫色の花弁が非常に美しく、平咲きの花が花束のように沢山つ

きます。弁質が良く雨にも強い特徴があります。樹形はコンパクトで横張り、枝数が少なく茂りたおやかな

感じがします。

 

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「アンナブルナ」

ハイブリッドティーで四季咲き、丸弁高芯咲きの品種です。エレガントな花型で、透き通るようなシルキー

ホワイトの中~大輪花です。凛としてさわやかな香りがあり、四季咲き性が非常に強く、繰り返し良く咲き

ます。中型のブッシュタイプで鉢でも庭でも育てやすい。名はヒマラヤ山系の名山から来ています。

 

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「ゴールドマリー」

フロリバンダで丸弁咲き、四季咲の中輪バラです。花弁の外側がうっすらと赤みを帯び、開いてゆくと黄金

色の整った花型となります。夏になると花弁の赤味は薄くなり、花弁数も少なくなります。樹形は半直立性

で、樹勢は強いもののトゲが少なく扱いやすいです。耐病性も高く管理しやすい品種です。

 

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「インカ」

ハイブリドテイーで花弁数は20枚くらいで濃い黄色のバラらしい花形の剣弁高芯咲き品種です。四季咲きで

花径約10cmの中輪で、色があせにくく、花立ちのすばらしい品種です。香りは微香です。樹勢が強く旺盛

に育ち、黒点病に強く育てやすい品種です。

 

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「伊豆の踊子」

フロリバンダローズで、鮮黄色で芳香のある花を、房状につけます。花型は半剣弁平咲きからのゼット型が

あります。生育が進むと、ロゼット咲きになりオールドローズのようになります。春から晩秋まで咲き続け

る、生育の旺盛な品種

 

 

 

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