・ベランダでは5月になるとナデシコ4種の赤、白、ピンクに赤・ピンクの花が満開になっててきました
先には、キンギョソウ、ナデシコやパンジーなどの花が咲き終わった後の管理が大事なことを書きました。
我が家のベランダでは秋から春にかけてパンジーを咲かせ、春になるとナデシコが一斉に咲き出します。今
回はナデシコの花、特に花弁の縁の切れ込みが綺麗なのと、たくさんある雄しべと蝶の触角のような雌しべ
を観察しました。
ナデシコ(なでしこ、撫子、瞿麦、牛麦)は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、カワラナデシコ(学
名: Dianthus superbus var. longicalycinus)の異名です。北半球の温帯域を中心に約300種が分布してい
ます。日本固有種もあり、暑さ寒さにも強くて、夏から秋まで咲き続けることから、古くには常夏(トコナ
ツ)とも呼ばれました。
カワラナデシコにはナデシコ以外に、ヤマトナデシコの異名もあります。これはセキチク (D.
chinensis L.) を古くは唐撫子(カラナデシコ)といったことに対する表現です。
園芸ではカーネーション以外のナデシコ類を総称してナデシコ(もしくは学名でダイアンサス)と呼ぶこと
が多いようです。カーネーション〔D. caryophyllus〕もナデシコの仲間ですが、園芸では一分野として確
立されており、普通には分けて分類しています。
ナデシコ
栽培した4品種で、花弁の色はピンク、白、赤と赤・ピンクです。
ナデシコの開花期は、春先タイプでは5~6月、四季咲きタイプでは4月~6月 / 10月~11月です。
ナデシコ (ピンク)
ピンクの品種で、花弁の縁にギザギザの切れ込みのある綺麗な品種です。
咲き終わって枯れた花は早めに摘み取ります。また、花が咲き終わったら、株元から高さ1/2~1/3くらいの
位置で切り戻します。風通しが良くなり、夏の高温多湿での蒸れを防ぎ、また秋に元気に咲くようになりま
す。
ナデシコ (ピンク)
横から雌しべを観察しました。2本に分かれた雌しべは白色で、蝶々の触角のように長く伸びています。左
の花では雌しべ伸びたままですが、右の花では先端は丸くカールしています。
ナデシコ (ピンク)
上から花を見ました。10本ある雄しべは白色で、良く広がっています。花弁は5枚なのですが、周辺のギザ
ギザの深い切れ込みがあり、葉自体の区別はなかなか分り難いですね。
ナデシコ(ピンク)
もう少し拡大してみました。葉の葉縁の切れ込みが綺麗で、中央のめしべもすくっと伸びています。雄しべ
はまだ伸びてきていないようです。
ナデシコ(白)
ナデシコの白花です。横から見るとカーネーションのように見えます。
ナデシコ(白)
咲いてきた時の様子です。花弁はやや反転し、白色の雄しべと雌しべが伸びてきています。
ナデシコ(赤)
赤色の花です。この花では5枚ある花弁が区別できるようです。
ナデシコ(赤)
花弁が反転し、2本の赤い雌しべの先端はゆるくカールしてきています。
ナデシコ (赤)
花弁の縁のギザギザは深く、中央の2本あるめしべの先端は緩くカールしています。
ナデシコ (赤・ピンク)
花弁の中央は赤く、先端半分がピンク色の花です。
ナデシコ (赤・ピンク)
雄しべはピンク色で、やくが開きかけて白っぽくなっています。
ナデシコ(赤・ピンク)
花弁が反転し、雄しべも周辺い大きく広がってきています。この品種では雌しべは目立たないようです。横
に広がり、ピントが合っていないのかもしれません。
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