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2021年5月28日 (金)

・寒波で傷んだレースラベンダーもなんとか回復して青藤色の花が沢山咲いてきました

 

ベランダの奥に置かれて寒波の被害の少なかったフレンチラベンダーについては、先にそのリボンをつけた

花を紹介しました。それより外側にあり寒波の影響を受けてかなり茎葉が傷んだレースラベンダーも、何と

か生育が回復してきました。その花と花を利用して作ったラベンダー・ステイックについては、先にも紹介

しています。

レースラベンダーはシソ科ラヴァンデュラ属の芳香を持つ、常緑小低木です。地中海沿岸、カナリア諸島か

らインドにかけて分布していて、香水原料としてヨーロッパなどで営利栽培されています。学名は 

Lavandula pinnataで、英名はfern lavender です。レースラベンダーはラベンダーの一種で、香りが弱い

反面、開花した茎葉が美しい種類です。葉に深い切れ込みがあるためレースラベンダーと呼ばれ、観賞に向

いているラベンダーです。本種は他の種類よりも低温に耐えられ耐寒性がありますが、一方で湿気には弱い

面があるので水のやりすぎには注意します。

今年のレースラベンダーの花はやや小さく、以前に咲いた花ほど大きくはありませんが、形は同じように綺

麗なので拡大して観察しました。

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レースラベンダー

今年のレースラベンダーの全体と、その輪散花序と2唇形の花です。

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レースラベンダー

一度寒波で地上部がかなり枯れこみました。どうかなあと思っていましたが、気温の上昇と共に、新しい茎

が株元より伸びて来て花を着けてくれました。例年の花と比べると、花数もやや少なく、花の長さも若干短

いようです。

 

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レースラベンダー

茎は通常四角形、芽は対生し、葉は細かい切れ込みがあります。輪散花序をつけ、花は

疎または密に輪状につきます。

 

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レースラベンダー

花はシソ科に普通に見られる2唇形です。

 

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レースラベンダーの花

花穂軸は5~6㎝くらいあり、そこに着く花は下から順に咲いてきます。

 

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レースラベンダーの花

1つの花には上唇と下唇があり、上唇は2裂、下唇は3裂し、裂片はいずれも同形で同じ大きさです。花弁に

は縦に青い筋が見られます。

 

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レースラベンダーの花

これはかなり長い花穂で18段くらいに、花が対になってついています。花色は淡紫紅~青藤色が多いようで

すが、この品種では青藤色でしょうか。雄しべは4個あるようですが、奥にあるためよくは見えません。

 

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レースラベンダーの花

この花穂では、かなり花が良く伸びています。筒状の花弁の先端が、開いています。

 

  • Dsc_0045a

レースラベンダーの花

この花穂では下の花は咲き終わり褐変しています。一方上の若い花は綺麗な青藤色で、花の中央奥に黄色い

雄しべが見えます。

 

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レースラベンダーの花

この花穂では長さはそれほど長くありませんが、しっかりとした花が良く咲いています。

 

 

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