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2020年7月23日 (木)

・6月初めの府立植物園バラ園ではツルバラが満開に咲き、噴水横ではギガンチウムのブルーの花が真丸で咲いていました

 

バラはバラ科バラ属の総称でいろいろの種類が含まれています。北半球の温帯域に広く分布しており、中で

もチベット周辺、中国雲南省からミャンマーにかけての地帯が主産地となります。これらから中近東から

ヨーロッパへ、また極東から北米へと伝播しています。薔薇の分類には色々ありますが、普通には咲き方で

分けてツルバラハイブリッドティ―フロリバンダポール仕立てがあることを先に紹介しています。こ

れ以外にも一季咲きあるいは四季咲き、一重咲きあるいは八重咲き、更にはオールドローズあるいは育成種

などの種々の分け方があります。バラは大好きな花でこれら以外にも、ベランダで咲いたミニバラモッコ

ウバラなどについても紹介しています。

 

6月初めに京都府立植物園のバラ園へ行くと、各種のバラが咲き乱れていました。奥にある噴水ではその周

囲に花壇があり、ギガンチウムの巨大な球状のブルーの花が咲いていました。ギガンチウムについては、先

にその綺麗な花を紹介しています。コロナ感染を避けてバラを見学に来ていた子供たちは、思わぬ時に噴水

横からスプリンクラーのかん水が飛んでくるので、ぬれないよう逃げ回っていました。

 

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ツルバラとギガンチウム

上段にはツルバラの‘トラデイション95’を、下段にはギガンチウムの花を示しています。

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ツルバラ

バラ園南側にはツルバラのコーナーがあり、腰かけてつるバラの花をゆっくり鑑賞できるようになっていま

す。その入り口には毎年、この‘トラデイション95’が艶やかに咲いています。

 

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ツルバラ・トラデイション95

少し近寄って、‘トラデイション95’を見ています。作出年はドイツで1995に登録されました。樹高は1.8~

2.5mで、花弁数は15~20枚、花径は10~12cmで、開き方は丸弁平咲きです。形状はつる性で、花期は四

季咲きで、香りは微香があります。

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トラデイション95

アップにしてみました。花弁数はかなりあり、やや丸みを帯びています。ひと房に4~5輪の花をつける房

咲き性があり、葉は照葉で枝は良く伸びています。

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トラデイション95

花を更にアップしてみました。雄しべは細い花糸と花糸の先につく葯(やく)からなり、多数のおしべが密

集しています。咲き初めでは多くの雄しべは鮮やかな黄色ですが、数日後には茶色へと変色していきます。

おしべの奥に雌しべがあります。八重咲きのバラの花びらは、雄しべが変化したもので、花弁が増えるとそ

の分雄しべは少なくなっています。

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トラデイション95

上段にも下段にも、房咲きになった多くの花が咲いています。

 

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トラデイション95

アーチの先端部にも、房咲きに多くの深紅の花が密集して咲いています。

 

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ギガンチウム

バラ園奥の噴水花壇には、ギガンチウムの巨大なブルーの球状の花が咲いていました。

 

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ギガンチウム

真丸のブルーの巨大な花です。ユリ科ネギ属の秋植え球根植物で、ヨーロッパからアジア、北米などの原産

とされています。4月から7月にかけて咲く巨大な球形状の見事な花で、大きいものでは直径10cmを超える

くらいの綺麗な花を咲かせます。極端な乾燥には弱いことと、25℃以上の高温には弱いという特性がありま

す。アガパンサスと同じく、ブルーの綺麗な花を咲かせます。

 

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ギガンチウム

花茎が長く伸び、その先端にたくさんの花が球状に集まっており、花色は濃紫色が一般的ですが黄色、白色から黄色などもあります。

 

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ギガンチウム

ギガンチウムの花序は散形花序で、たくさんの小花が球状に着きます。花序を接写して、小花を観察しまし

た。花弁は6枚で、雄しべは8本あるようで、花糸は長く伸びてきます。

 

 

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