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2020年2月 1日 (土)

・空から見た京の神社仏閣の紅葉は、地上から見るのとはまた一段と異なり綺麗に見えます 

 

花はなぜ咲くのだろうという問いかけに、人のために花は咲くのではなく、子孫(タネ)を残すために花は

咲くのだと私は答えてきました。同じようになぜ木々の葉は紅葉するのだろうという問いかけに、私は同じ

ように木々は自分の命を守るために、葉が紅葉して落葉するのだと答えたい。近くの平野神社の桜の木に

も、北野天満宮の梅の木にも、その株元には落ち葉が積もって土を覆っています。多分その落ち葉が地中の

微生物の働きで分解され、肥料分となり根から吸収されて茎や葉の育つのを支えているのでしょう。山で見

かける山桜の花も大好きですが、人の手を借りることなく山桜は毎年咲いています。

京都市内で見かけた紅葉(黄葉)について、今までに大徳寺と今宮神社北野天満宮京都府立植物園

戒光明寺などについて紹介しました。これらはすべて立った目線での紅葉でしたが、先日読売テレビの夕方

のニュース番組で、「これで見納め!? 京都の紅葉 空中散歩」の報道があり、これは良い眺めと画面に見

入っていました。期待以上の素晴らしい紅葉でしたので、その何枚かを紹介します。

 

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京都の紅葉

 空中散歩で見た北野天満宮、東福寺、清水寺と高台寺の紅葉です。

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北野天満宮の紅葉

いつも見慣れた北野天満宮の建物と紅葉ですが、空から見ると本当にリアルで境内図そのものなのに、今更

ながらに感動します。画面右下から上への参道が、楼門を入ってすぐ左に曲がり北の本殿に向う参道と、ず

れているのが明らかです。画面左の紅葉は史跡お土居のモミジ苑です。

 

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北野天満宮の紅葉

右上に本殿の一部が見え、左側の屋根が一昨年の台風で傷んだ茅葺の屋根を修復中です。左に史跡お土居の

紅葉が鮮やかに見えます。

 

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北野天満宮の紅葉

お土居の紅葉のほぼ全景と、本殿の建物の全景です。本殿北側にイチョウの木が見えます。

 

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東福寺の紅葉

これからの紅葉は東山で、これは東福寺での紅葉です。東福寺では特に紅葉見学に適した名所となってい

る、通天橋が画面左に見えます。

 

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東福寺通天橋の紅葉

通天橋は本堂と普門院、開山堂を結ぶ橋で、入るのは有料ですがここから見下ろす紅葉と下の絶景は絶景と

して有名です。

 

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東福寺通天橋の紅葉

通天橋のほぼ全景で、カエデの紅葉の眺望が楽しめます。

 

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清水寺の紅葉

清水寺の全景です。左側が入り口で、中央で修復中の建物が「清水の舞台」のある本殿です。画面中央下

に、清水寺のシンボルである三重塔がよく見えます。境内のあちこちに紅葉が見られます。空から見ると紅

葉と周囲の常緑樹との対比が鮮やかです。

 

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清水寺本堂の紅葉

 修復中の本堂です。2017年から50年に一度といわれる大規模改修が行われており、今年の3月に終了予定

です。工事中でも舞台の見学はできます。

 

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高台寺の紅葉

ねねの寺、高台寺の中心部と紅葉です。中央の開山堂から霊屋に向かう臥龍廊が趣深く、その両側の紅葉が

見事です。その右に臥龍池が広がっています。

 

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高台寺臥龍池の紅葉

臥龍池から見た紅葉が素晴らしく、周囲の常緑樹との対比も鮮やかです。

 

  • 少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 に載せますのでそちらもご覧下さい。

 

 

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