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2019年11月14日 (木)

・最近頂いた花束にはあまり見かけたことの無い種類の花が色々交じっていました

 

最近見かける花の種類も色々豊富になってきました。先日もマンション住まいに適した、ミニプランツの

リーンネックレスユーフォルビア・セリーナカンパニュラ・メディウムの栽培の紹介をしました。また

最近植物園で見かけたコケ展関連のコケ講習会では、テラリウム栽培の講習会があり興味がわきました。テ

ラリウムとは陸上の生き物をガラス容器内で生育させることで、動物の飼育でなく植物を栽培するのが流

行ってきているようです。今から30数年前ケニアのナイロビに住んでいた頃、ヨーロッパ系の人々は盛んに

そんなテラリウムの展示会をしていたことを思い出しました。ガラス容器内の盆栽版ということで、日本人

には向いているかもしれません。

先日家人がお花の先生から立派な花束を頂いてきましたが、あまり見かけない花の種類がありましたのでそ

れらの花を紹介します。

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頂いた花束

 ひときわ目立つバラの花も、他の花々と合わせて黄緑色の基調で、それに紫色と黄緑色の花がアクセント

を添えています。

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花束の花の名前は?

 7種類のお花がすべて見えるアングルで撮ってみましたが、どの花の名前をご存知ですか?

 

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カリオプテリス①(左右に③)

 上の図の①は、ここに示したカリオプテリスです。何段にも伸びて咲き、最下段の花はよく開花していま

すが、上段の花はまだ蕾状態です。和名はダンギク(段菊)で、クマツヅラ(ッシソ)科カリオプテリス属の

多年草です。学名はCaryopteris incana です。原産地は東アアジアと日本です。主に九州に分布し、対馬

にも多く見られます。開花期は7月~9月で、青紫色の小さな花を咲かせます。花は節ごとに丸くまとまって

咲くため、段菊の名前がありますが、菊の仲間ではありません。

 

バラ・‘ライム’②Dsc_0010_20191114003801

 ひときわ目立つ②の花はバラの品種ライムです。蕾から開く前まではライムの色合い、開くとホワイトで

外側の花弁のみライム色が残る、花弁数の多い綺麗なバラです。

 

  • Dsc_0011

バラ、ライム②

 アップにしても十分に引き立つ、柔らかな花弁数の多い品種です。花弁数が多いためか、ずっとこのまま

の状態で咲き続けるようです。

 

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ミシマサイコ③

 ③の花は、ミシマサイコです。ミシマサイコ(三島紫胡)はセリ科ミシマサイコ属の多年草で、根が漢方

薬に使われます。学名はBupleurum falcatum L.。本州、四国、九州の山地や丘陵地の草原に生えていま

す。名前の由来は江戸時代から静岡県の三島地方で、非常に良質の紫胡の根が得られたことに由来するよう

です。サポニンを含み、解熱、解毒、鎮痛、消炎などの作用があります。

 

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エリンジウム④(背景に①)

 ④の綺麗な特徴ある青紫色の花はエリンジウムです。セリ科ヒゴタイサイコ属の多年草です。学名は

Eryngium planumで、世界中に分布しています。初めて見たのはスイスの山岳地帯で、非常にきれいな色

と形にしばらく見とれました。

 

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エリンジウム④

 開花期は6月~8月で、花を包むように基部についている総苞が美しく色付き、またそれぞれの小花も青紫

色で極めて美しい花です。独特の美しさがありますが、高温多湿に弱いのは残念です。二つのやや若い花を

示しましたが、左下によく咲いた花が見えます。

 

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バーゼリア⑤(横に②)

 バラ‘ライム’の左に咲くのは、バーゼリアのつぼみです。ブルニア科ベルゼリア属の湿地に生える半耐寒性

常緑低木です。学名はBerzelia lanuginoseで、英名はButton Bushで、別名ベルゼリアや Berzelia,

Button Bushとも呼ばれます。原産地は南アフリカです。開花期は4月~5月で、白い小さな花がまとまって

付き球状になります。上品で華やかな雰囲気を醸し出すので、リースやドライフラワーにもよく用いられま

す。

 

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ヒメヒゴタイ⑥(横に⑤と⑦)

 上の写真でバーゼリアの左にあった⑥の花はヒメヒゴタイです。キク科トウヒレン属の多年草です。学名

はSaussurea pulchellaで、北海道~九州にかけて日当たりのいい草原に生えています。8月~10月が開花

期で、キク科特有の頭状花を着けます。舌状花はなくすべて筒状花で、明るい紫色をしています。

 

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ピスタキア⑦とヒメヒゴタイ⑥ ⑦はピスタキアの葉です。ウルシ科カイノキ属の常緑小高木で、葉は羽状

複葉。学名はPistacia lentiscusです。香りがある植物で樹幹に切り込みを入れることで出てくる樹脂を香料で扱

われています。

 

  • 少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 に載せますのでそちらもご覧下さい。

 

 

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