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2019年6月29日 (土)

・30日までに夏越しの大祓いである「茅の輪くぐり」をして災厄をはらい無病息災を祈願しましょう

 

先に7年前になりますが、北野天満宮と平野神社、更に天橋立にある籠神社で、「茅の輪くぐり」をしてお

祓いをしたことを紹介しました。それ以来ほぼ毎年、平野神社か北野天満宮で「茅の輪くぐり」をしてき

て、幸いにして無病息災で過ごしています。

この夏越祓(なごしのはらえ)とは、茅の輪をくぐる事によって、半年間の汚れを祓い清めて、無病息災を

祈願する行事です。茅(ち、ちがや、かや)とはカヤ、ススキ、スゲなど、細い穂先の出るイネ科やカヤツ

リグサ科の植物の総称です。 各神社では6月20日から30日までに、境内に2本の竹を立て、その中に茅の輪

を設置します。実施時期は、神社によっては旧暦でやったり、違う日にやることもあるようです。なお、茅

の輪のくぐる仕方についても神社ごとに若干の違いがあります。 半年間の汚れを祓い清めるために茅の輪を

くぐるわけですが、「茅の輪」を「知の輪」と解釈して茅を抜き取って家に持ち帰る民間信仰があるようで

す。また、「茅の輪くぐり」の神事の意味がよく理解されていないことからくる勘違いもあるようです。そ

のためか、最近どの神社でも「茅の輪から茅を抜き取って帰らないように」との注意がきがされるようになっています。北野天満宮では25日に菅原道真の誕生日の祭典に合わせて「大茅の輪」を設置しています。

しかし、5時の開門後正午ごろまでにほとんどの茅(カヤ)は抜き取られてしまったそうです。

 

 

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大茅の輪くぐりポスター

 6月24日に北野天満宮に散歩の途中で寄りましたが、このポスターが張られていました。夏越しの大祓で

ある「茅の輪くぐり」をすると、「みな月のなごしの祓いする人は千歳の命のぶるというなり、思ふ事みな

つきねとて麻の葉をきりにきりても祓ひつるかな—蘇民将来」と書かれていました。北野天満宮では翌日の

25日に天神さんのお誕生日で縁日があり、24日午後には楼門で大茅の輪が設置の準備が始まります。

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北野天満宮・大茅の輪くぐりの設置1

 楼門前では丁度、神職により大茅の輪の設置が始まっていました。

 

  • Dscn9066

北野天満宮・大茅の輪くぐりの設置2

 楼門手前で通行は制限され、横門から入るように指示されていました。この大茅の輪は直径5mとかで、

京都では最大の大きさとされています。

 

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北野天満宮・大茅の輪くぐりの設置3

 神職のリーダーと思しき人も、声をからして指示していましたが、かなりの大きさがあり、倒れないよう

固定するのも大変なようです。

 

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北野天満宮・本殿前

 横門から入り本殿に向かうと、両側に七夕の竹が飾られ、小学生と思しき願い事がびっしりと書かれた短

冊が、風に靡いていました。

 

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北野天満宮・本殿前の茅の輪

 本殿前にも小さな茅の輪が設置されていましたが、これは30日の大祭に使われるのかひもが張られて、輪

をくぐらないようにされていました。茅を抜かないようにとの注意書きがあり、持ち帰り用には「授与品

の輪」が用意されています。北野天満宮では30日に夏越の大祓式があります。説明によると次のように書か

れています。

「私達はふだん知らず知らずのうちにうそをついたり、人を傷つけたりしていませんか? 日常無意識のう

ちに身につけた私たちの罪汚れは、古くより六月と十二月晦日に大祓という式により祓い清められてきたの

であります。大祓をなして心身ともにすがすがしく、明日への希望に向かって邁進いたしましょう。

 「越後の風土記」には、須佐之男命に旅の宿を供して難儀を救った蘇民将来が命の教えに従って腰に茅の

輪を下げたところ、その子孫に至るまで厄病なく立ち栄えたという逸文があり、この故事にならって、茅の

輪をくぐり、罪穢れや災難を祓い落とすという神事が受け継がれてきました。」

 

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茅の輪くぐりのニュース(京都新聞)

 「茅」の輪を「知」の輪を勘違いしてか、茅を持ち帰る人が多くて、多くの神社では茅の輪の維持に苦労

しているニュースがありました。28日に北野天満宮に行ったときは、楼門の大茅の輪は片付られてなくな

り、本殿前の小さな茅の輪だけがありました。

 

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平野神社の茅の輪くぐり

 北野天満宮に続き平野神社に行きましたが、こちらでは幸い茅の輪は残っていました。

 

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平野神社の茅の輪くぐり

 鳥居前の掲示では、夏越神事 六月祓いとあり、「水無月の夏越の祓いする人は千歳の齢延ぶというな

り」とありました。

 

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平野神社の茅の輪くぐり

 茅の輪の横にくぐり方が書かれていました。この回り方はどこも大体同じようです。茅の輪の前で一礼

します。最初は、左にまわります。茅の輪の前で一礼して、次は右にまわります。茅の輪の前で一

礼して、次は左にまわります。最後に拝殿で一礼します。茅輪をくぐるときの唱え言葉も神社によっては

あるようです。

 

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平野神社の茅の輪くぐり

 上のやり方に従って茅の輪くぐりをくぐり、汚れをはらって帰りました。これで無病息災に半年は過ごせ

ることでしょう。

 

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持ち帰り用の茅

 平野神社では説明書の横には、壺に茅が入れられてあり、自由にお持ち帰りできるようでした。これがあ

るため、平野神社では茅の輪から茅が抜かれることがなかったのでしょう。

 

  • 少し大きな写真と特性などは、右サイドの 京の街角 に載せますのでそちらもご覧下さい。

 

  • 関連の記事が 京の街角 にもありますので、ご覧ください。

 

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