・今年の結婚記念日にはスイートピーの開花は間に合わず、バラの花束で祝いました
昨年の4月29日の昭和の日(元の昭和天皇誕生日)にも、毎年のように私たちの結婚記念日を家人の好き
なスイートピーの花で祝いました。しかし今年は例年になく暖かい日もありましたが、夜温は結構低い日が
多く、今年の49回目の結婚記念日には間に合いませんでした。そこで家人が外出しているうちに、バラの
花束を用意して玄関に飾っておきました。このハプニングを家人も喜んでくれ、なんとか面目を施しまし
た。今年のスイートピーは、約1週間遅れで開花してきました。その頃のベランダにはチャイブのピンクの
花と、モッコウバラの黄色の花、更にフレンチラベンダーのリボンをつけたような薄紫色の花も咲いてきま
した。いよいよ夏本番もまじかになってきそうです。
スイートピー他の花
スイートピーの花は結婚記念日には間に合わず、バラの花で代用しました。その後には、スイートピーの
花もチャイブ、モッコウバラとフレンチラベンダーの花と共に咲いてきました。
スイートピー(4.29)
記念日にはまだ小さな蕾は見えたものの、スイートピーは咲きそうにありませんでした。例年なら咲くス
イートピーは、マメ科レンリソウ属の一年草植物です。英名はSweet pea、学名はLathyrus
odoratus 、イタリアのシシリー島原産で、日本では主に観賞用として栽培されています。例年なら、黄
色、赤色、紫色の花が咲いています。昨年採種したタネも播いていますが、まだまだ蕾は着けそうにありま
せんでした。
バラ(4.30)
そこでスイートピーの代わりに、バラの花も好きな花ですので、花屋さんに行き買ってきました。庭が
あった時にはたくさんのバラを栽培していましたが、今はマンション住まいで、ミニバラとモッコウバラで
我慢しています。
バラの花(4.30)
ピンクや朱色、更に赤いバラや、深い赤色など、いろんな花が買えました。
スイートピー(5.6)
結婚記念日に約1週間遅れて、赤色と紫色のスイートピーが咲いてきました。蕾も幾つか着き、続いて咲
いてきそうです。
スイートピー(5.6)
赤色の花と紫色の花を、拡大してみました。少し風があり、花弁も十分には開かず揺れています。
チャイブ(5.6)
スイートピーの横では、いつものチャイブが例年になく、たくさんの花をつけていました。プランターの
土を新しくしたせいでしょうか。チャイブはユリ科ネギ属に属する多年草で、原産地はギリシャ、スエーデ
ン、ヨーロッパ中部、イギリスなど。アサツキはその変種で、アサツキにはアサツキとエゾネギが含まれて
います。
チャイブは春に開花した後、秋ごろまで生育を続けます。一方アサツキは開花後あるいは開花しない時に
も、初夏頃から生育は緩慢になって葉は枯れてゆき、夏の間休眠しています。そこで夏に休眠するかどうか
を見れば、両者の区別はつきます。
モッコウバラとフレンチラベンダー(5.6)
ベランダの西側にはいつも北山からの寒い風が吹きつけますが、最近植えたモッコウバラが黄色の花をた
くさんつけて咲いてきました。モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)はバラ科バラ属の常緑つる性低木です。
中国原産のバラでトゲが無く、開花期は初夏で、淡い黄色直径2-3cmの小さな花を咲かせます。
その手前の壁にさえぎられて寒い風の当たらないところでは、フレンチラベンダーが咲き出し、薄紫色のリ
ボンが風になびいていました。フレンチラベンダーはシソ科ラバンデュラ属の小低木で、花穂の頂点に、ウ
サギの耳のように可愛い紫色の苞葉を出します。
- 少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 に載せますのでそちらもご覧下さい。
- 関連の記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。
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