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2019年4月18日 (木)

・ハナニラの花が一斉に咲いてきて、ベランダで満開です

 

春が一段と広がり、ベランダでもそろそろ衣替えが必要になってきています。ブーゲンビレア、ハイビスカ

スとポインセチアは強い光に当てたいと、何とかベランダに場所を見つけて出しました。居間で開花してい

るラン類も、そろそろベランダの壁面に移したいと思っています。いつもなら直射日光の当たらない、壁面

のラティスの上側に移すのですが、その場所にはパンジーがまだまだ咲き続けています。そこで別の部屋の

窓際に移して、場所が空くのを待っています。ベランダで今一番広がっているのはハナニラです。一昨年に

は球が込み合ってきて花付きが少し悪くなったので、間をすかして球根の間隔を広げてやりました。昨年暮

れにまだ球が込み合っているかなと思い球を抜こうとしましたが、もう根が動き出していたので、そのまま

にしておきました。すると今年は早くから咲きだし、五鉢に分けたどの鉢も次々に白い花が咲き出してき

て、白いじゅうたんのようになりました。タネが着きかけると花弁が反転してくるので、そんな花を見つけ

ては抜き取っていると、後から後からと咲き続けています。

  • Dsc_0062a

ハナニラ

 ラティスに着けたポット受けの花です。ハナニラのことは先にも紹介していますが、ヒガンバナ科ハナニ

ラ属の球根植物で、葉を食べる「ニラ」とは別種類で属が違います。ハナニラは植えっぱなしにしていて

も、毎年綺麗な花を3月~4がつにかけて咲いてくれます。

 

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ニラの花

 こちらは以前、韮と書いてニラとわかるかなと漢字の読みを聞いたときに使ったニラの花です。どちらの

花も白い花ですが、ハナニラは茎に1つの花が咲きますが、ニラでは10数個の花が付き花序になります。ハ

ナニラの葉が傷つくとニラのような刺激臭がするため、ハナニラと呼ばれています。

 

 

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ハナニラ

 花色は白みがかった淡いブルーや紫、白などがあります。花弁とガク片は同形で花被(かひ)と呼ばれ、

葉の中央のすじと先端部はうっすら紫色をしています。たくさん咲くと薄紫がかった白色のベールのように

見えます。

 

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ハナニラ

 古くなった花を取り除いていると、次から次とこのようにたくさんお花が咲き続きます。3枚の内花被

(花弁由来)とさらに3枚の外花被(ガク片由来)が綺麗に並び、中央に雌雄ずいが見えます。

 

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ハナニラの花

 少し花を拡大してみました。両花被の先端と花被の中央がやや紫色を帯びています。可憐なハナニラの花

言葉は、「別れの悲しみ」、「耐える愛」、「恨み」などがあります。

 

  • Dsc_0069

ハナニラの花

 一つの花には、1本のめしべを6本の雄しべが取り囲んでいます。そのうち三本は短く残りの3本は長いた

め、上の3本の雄しべは良く見えますが、残りの3本は見えにくいようです。

 

 

  • 少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 に載せますのでそちらもご覧下さい。

 

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