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2019年1月 6日 (日)

・正月過ぎの我が家の居間では、ベランダから持ち込んだ花などが咲いています

昨年11月末には、我が家で咲いている花を紹介 しました。その中にはいまだに咲いているオンシジュウムやブーゲンビレアなどもあります。ブーゲンビレアは更に花序やその中の花数も一段と増えています。ハイビスカスはさすがに寒いためか、落花したあと葉の一部が落葉して新しい葉に変わって態勢ができたのか、先端に蕾が23個着いて来ています。ペンタスはあきれたことにまだ咲き続けていますが、さすがに根が古くなったようで今挿し芽をして発根するか様子を見ています。ミニシクラメンは、ベランダに置いたままですが、寒風の中に次々と花を咲かせています。ベランダではそのほかに、ローズマリーの1株だけですが咲き続けています。その横ではベゴニア・センパフローレスの花が、幸いにもまだ咲いています。一昨年では雪が降った際にその雪が風に飛ばされベゴニアセンパにまで届き、4株中3株が枯れました。その赤花1株が昨年春から咲いていましたので白花の株を買い足していました。また寒さで傷むかと思い、今年は挿し木で増やした株が居間で元気に咲いています。

現在の居間では、11月にはまだ花芽をつけていなかったファレノプシスやデンドロビウムの花芽も、だいぶん膨らんできました。また蕾が付いていたクリスマスカクタスは、元気よくたくさんの花が咲いてきています。また寝室に置いていたポインセチアは親株も、挿し芽株も共に尖端の葉から赤く色づいてきました。

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いま咲いている花

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ブーゲンビレア

 昨年では先端だけが咲いていましたが、今では3ヶ所に花がついています。花といっても先に紹介しましたように、赤く色づいているのは苞葉でその中に3本ある赤い筒状のものが花です。

 

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ブーゲンビレアの花

 主茎の分枝の先端部についた花序です。たくさんの花房が見えますが、赤い苞葉の中にある赤い筒状の先端から本来の白い花弁が開いています。3つある花は順々に咲いてくるため、3本のマッチ棒のような花房、1花だけ咲いた花房や2花咲いた花房も見られます。

 

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ブーゲンビレアの花

 最初に咲いた先端部の花序です。基部の花房ではかなり白い花が咲いていますが、先端の方では蕾はまだかたいようです。

 

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ベゴニア・センパフローレンス

 ベランダの親株から最初に挿し芽を取った株で、挿し芽に蕾があったのですがよく発根しました。その後も咲き続けてかなり大株になっています。先にはベゴニアには雄花と雌花が着くため、タネがたくさんできる雌花は取った方が、株が弱らないことを紹介 しました。

 

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ベゴニア・センパフローレンス

 これはベランダの親株がまだ元気だったので、2回目の挿し芽を取り、発根後に鉢上げしたベゴニアセンパです。買えば安い株ですが、買わずにいつまで自分で苗供給ができるのか、試しています。花があると普通は発根しにくいのですが、ベゴニアセンパは旺盛に低温期でも発根してきます。

 

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デンドロビウム

 先にデンドロビウムとファレノプシスについて、その華麗な花弁の形状を紹介 しました。我が家には赤花と白花のデンドロビウムがありますが、まず赤花のデンドロビウムの蕾が大きくなってきました。

 

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ブーチャンとモーチャン

 隣の白花デンドロビウムではまだつぼみがありませんでしたが、誰が付けたのか小さなクリップが付いていました。ただそのクッリプにブタとウシの顔が付いていました。

 

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ポインセチア

 ポインセチは3株あり、次の株があまりにも大きくなっていましたので、去年の春に挿し芽苗を2株取りました。これはその挿し芽苗を鉢上げたもので、寝室では夕方遅くまで暗いため短日処理になるので置いていました。ポインセチは短日植物です。暮れには葉が赤くなり、正月に間に合いました。赤くなるのは花序に下につく総苞と呼ばれる葉で、その中に数個の雄花と1個の雌花が見えることを先に紹介しています。

 

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ポインセチア

 これが挿し芽を取った親株です。ポインセチアの枝を切ると白い液が出ますので、それを十分洗い取り、それから水か鹿沼土などに挿しておけば、簡単に発根します。

 

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ポインセチア

 これは親株の、赤くなった部位を撮っています。赤くなった総苞の中に幾つかの雄花が見えます。

 

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クリスマスカクタスの親株

 このクリスマスカクタスも古い株です。昨年夏頃たくさんの葉(正確には茎節)が伸びてバランスが悪かったので、伸びすぎた葉をねじるようにして取り、挿し芽をしていました。今年もその親株からたくさんの花が着き、開花してきました。クリスマスカクタスはベランダで咲いています。

 

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クリスマスカクタスの花

 よく咲いた花が幾つか見えます。外花被は良く反転していて、内花被は筒状になり、その先端から白い雄ずいに囲まれた1本の赤い雌しべが見えます。

 

少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介  に載せますの

でそちらもご覧下さい。

関連の記事が 園芸植物・園芸事情  にもありますので、ご覧ください。 

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コメント

おはようございます。
 リビングは様々な綺麗なお花でよろしいですね。
寒さの中、ベランダでも咲いているお花もあるのですね?
お手入れの甲斐がございましょう。
拙宅は寂しい限りのリビングとベランダに
なってしましました!

投稿: マコママ | 2019年1月 7日 (月) 10時23分

こんばんは マコママさん!

何とか居間で花が咲いていますが、窓際一杯に植木鉢で占領
されています。(ノ_・。)
毎日寒い日が多いので窓の結露がひどく、それを取るのに家人は
苦労をしているようです。(ノ△・。)

結露はなかなか大変ですね、二重窓にすれば良かったのでしょうが
後の祭りです。(*^o^)
もうすぐ胡蝶蘭とデンドロビウムが咲きだしますので、楽しみです。(^∇^)

投稿: プロフユキ | 2019年1月 7日 (月) 18時47分

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