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2017年12月11日 (月)

・ヤバネヒイラギモチの艶やかな葉に、鮮紅色の丸い実がたくさんついていました

先日京都府立植物園に行った際に温室に行こうと木立の中に入った時、クリスマスカラーをイメージするような赤い実がたくさんついた木が見えました。あれ今までこんな木があったのかなと近寄って見ると、角ばった葉の縁に鋭い棘がありヒイラギの葉に似ていました。ヒイラギ(モクセイ科モクセイ属)にはこんな赤い実がつかないし、モチノキ科のセイヨウヒイラギかなと思いましたが、葉は楕円形で丸っぽいはずなのに不思議でした。近寄って見ると幸いラベルがついており、モチノキ科でヤバネヒイラギモチと名前が書いてありました。モチノキ科なら赤い実がつくのは当たり前と納得しました。先に葉っぱがヒイラギ、実の付き方がナンテンに似ているヒイラギナンテンを紹介しましたが、これはメギ科メギ属の常緑性の低木です。

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ヤバネヒイラギモチ

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ヤバネヒイラギモチの木

 木立の中に赤い丸い実がたくさんついていました。ヤバネヒイラギモチはモチノキ科モチノキ属の常緑小高木です。学名はIlex cornutaで、別名シナヒイラギヒイラギモチともいいます。漢字では矢羽柊黐と書き、英名はChinese hollyです。

 

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ヤバネヒイラギモチの木と実

 近寄って見ると艶やかで赤い実が着き、葉は角張って鋭いトゲがありました。ヤバネヒイラギモチの流通名はチャイニーズホーリーで、クリスマスホーリーとしてよく流通しています。同属のセイヨウヒイラギ(学名I. aquifolium)が本来のクリスマスホーリーですが、角張った本種の方がクリスマスホーリーらしく見えるためでしょうか。

 

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ヤバネヒイラギモチの赤い実と角張った葉

 これくらい近寄ると、葉と実がよく観察されます。原産地の中国東北部、朝鮮南部には自生しています。生け垣、鉢植などによく植えられています。名前に「ヒイラギ」が付きますが、ヒイラギはモクセイ科で本種とは全く別の植物です。本種の葉は四角形状をした長楕円形で、縁にヒイラギ状の針状で鋭いトゲがあるため矢羽柊モチの名前がついたようです。

 

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ヤバネヒイラギモチの葉と実

 セイヨウヒイラギの葉は丸味を帯びていますが、ヤバネヒイラギモチの葉は角ばっています。雌雄異株で45月頃に黄緑色の花を咲かせ、果実は121月頃に実が熟すると鮮紅色になります。

 

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ヤバネヒイラギモチの赤い実と葉

 これくらい近寄ると、艶やかで赤い丸い実と鋭いトゲのある角ばった葉が、クリスマスらしい植物に見えてきます。

 

 

少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介  に載せますの

でそちらもご覧下さい。

関連の記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。 

 

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