・府立植物園の半木の森では一段と紅葉の度合いが進み、色鮮やかな情景に変化しています
紅葉の時期に京都府立植物園では主にケヤキの紅葉を楽しんでいましたが、今年は半木の森でも11月に紅葉を楽しみました。今年は更に黒谷の金戒光明寺の色艶やかな紅葉 を見ましたので、半木の森の紅葉はどうなっただろうかと、仕事で訪れたついでに見に寄りました。以前に見たより2週間後の11月末には一段と黄葉の度合いが進み、色鮮やかな世界に一新していました。今年はあまり雨も降らずに乾燥気味で、また夜温が急激に下がってきたためでしょうか、緋色に近い綺麗な赤色でした。何といえばよいのか日本の伝統色を調べてみると、似た色合いとして京緋色、粉紅(まがいべに)、濃朽葉(こいくちは)、海棠色(かいどういろ)、猩々緋(しょうじょうひ)、紅赤(べにあか)、赤・緋・紅・朱、深緋(こきひ)、思色(おもいいろ)、紅緋(べにひ)、緋色(ひいろ)などの分類がありどれが良いのか表現に迷います。後にその色合いを紹介しています。
京都府立植物園
植物園マップです。総面積約240,000m2(甲子園球場約6個分)、植物数は約12,000種類・約120,000本植わっていて、大正13年に開園した日本最古の公立総合植物園です。中学生以下と、70歳以上の人は無料で入園できます。
和の色(日本の伝統色)
今回に見た紅葉の色合いに近い色を、和の色(日本の伝統色)から見ると上に書きましたように多数あり、どれがふさわしいのか迷います。
●Aイチョウ
温室前のイチョウの葉も一段と黄葉が進んでおり、落ち葉も綺麗でした。
イチョウの黄葉
更にイチョウの木に近寄ってみると、やや黄葉の程度の違いもありました。
イチョウの黄葉
もう間もなく離れ落ちそうに、垂れ下がった葉もかなりありました。
●A紅葉(半木の森)
半木神社を取り巻く半木の森で、池の周囲では紅葉が一段と進んでいました。
赤い葉,紅色の葉に黄色の葉も交じり、華やかさを増していました。
●A濃紅色の葉
一段と色鮮やかで、赤から緋色の葉を、撮ってみました。
●Aサザンカと紅葉
2枚前の写真と同じ場所で、右側にサザンカが咲いていましたので、それを入れました。
●A緑葉と紅葉
紅葉でやや逆光気味で白っぽくなった葉と、緑色の葉の部分を組み合わせてみました。木の枝と幹の黒さが目立ちます。
●A紅葉、黄葉と緑葉
紅葉、黄葉をそれだけ見るより、緑葉と組み合わせてみた方が、鮮やかさが増して見えます。
●A紅葉と黄葉
緋色から赤に変わる葉と黄葉の部分を撮りました。
●A紅色の葉
ここは紅色の鮮やかな葉が集まっていました。
●A紅葉
先の写真に比べ、ちょっとくすんだ色合いの紅葉です。
●A紅葉
朱色~オレンジ色に変わる葉と黄葉の部分です。
●少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 に載せますの
でそちらもご覧下さい。
●関連の記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。
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