« ・秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 金木犀の 香にぞ驚く | トップページ | ・今年も平野神社では酔芙蓉の花がお酒に酔ったように白色から薄赤色、赤色と色とりどりに変化していました »

2017年11月 5日 (日)

・京都府立植物園で開催された第50回秋のバラ展をみてきました

京都府立植物園で1020日から22日までの3日間、第50回秋のバラ展が実施されました。市内のバラ愛好家により丹精込めて栽培された切り花約800本、オールドローズや新品種のばら鉢植え約150鉢が展示されました。そこで最終日に、花瓶に挿された各種の色のバラを見てきました。

バラにはいろんな分類がありますが、花の形・大きさからはミニチュア(姫バラ、     Minハイブリッドティー四季咲き大輪種、HT)、フロリバンダ(四季咲き中輪種、 FL)、クライミング(ツルバラ、CL)、ポール仕立て(P)などに分けられます。

今までに植物園バラ園に植えられていたバラなどを、ツルバラハイブリッドティーフロリバンダ ポール仕立てのバラについて紹介してきました。更にモッコウバラアンネのバラ晩秋のフロリバンダミニバラについて、またバラの切り方・剪定 について、植物のバラではない砂漠のバラも紹介 してきました。

 今回は、バラ展で見た見事な切り花のバラを紹介します。

Dscn4200a

バラ展のバラ

見事な剣弁高芯の花を選んで示しました。

Dscn4201

バラ展のバラ1

バラ展の入り口を飾る花瓶に活けられたバラです。

 

Dscn4202

濃桃色のバラ

その中の綺麗な濃桃色のバラです。外側の花弁は剣弁で鋭く、中心部の花弁は柔らかく巻いています。

ピンク色のバラの花言葉は、美しい少女、上品、気品、しとやか、温かい心、満足、一時の感銘、愛を持つ、輝かしいなどです。

 

Dscn4203

薄ピンク色のバラ

 薄ピンク色のバラです。この花も外側の花弁は剣弁で鋭く、中心部ではやや丸く巻いています。

 

Dscn4204

薄赤色のバラ

 全体に薄赤色のバラです。

 

Dscn4205

バラ展のバラ2

 バラ展では栽培者がそれぞれご自慢の花を、花瓶に入れて飾っています。最終日なので、やや盛りを過ぎた花も見られましたが、これは赤色系のどの花も立派に咲いています。

 

Dscn4206a

濃赤色のバラ

 そのうちの、濃赤色のバラです。剣弁の花弁が中まで巻き込み、高芯になっています。

黒赤色の薔薇の花言葉は、決して滅びることのない愛、永遠の愛などです。

Dscn4207

白色のバラ

 白色の見事な剣弁高芯の花です。中の花弁までしっかり、剣弁になっています。

白色のバラの花言葉は、心からの尊敬・無邪気・清純・純潔・恋の吐息・相思相愛・尊敬・素朴などです。

 

Dscn4208

バラ展のバラ3

 これも赤色系の綺麗なバラの組み合わせです。

 

Dscn4209

鮮やかな赤色のバラ

 そのうちの見事な鮮やかな赤色のバラです。外側の花弁は剣弁で、高芯の花になっています。

紅色のバラの花言葉は、死ぬほど恋い焦がれています。

 

Dscn4210

赤と白色のバラ

 綺麗な白色のバラです。外側の先端の縁部は赤色を帯びています。それより内部の花弁は白色ですが黄色味を帯びていて、中心部は薄黄色をしています。

 

Dscn4211

バラ展のバラ4

 見事な紫色系と薄ピンク色系の花が集められています。

 

Dscn4212

赤紫色のバラ

 その中の、赤紫色のバラです。内部まで花弁はやや剣弁状で、中央部は丸く巻き、高芯の花になっています。

紫色のバラの花言葉は、誇り、気品、上品、王座、尊敬で、淡い紫色のバラの花言葉は気まぐれな美しさです。

 

 

Dscn4213

薄ピンク色のバラ

 柔らかい薄ピンク色の花弁のバラです。花弁数はかなりあるようです。

 

Dscn4214

バラ展のバラ5

 見事な鮮紅色、濃桃色と黄色の花の組み合わせです。

 

Dscn4215

鮮紅色のバラ

 本当にバラらしい、鮮紅色のバラです。花弁の先端部はややとがっています。芯も高いようです。

 

Dscn4216

濃桃色のバラ

 ちょっと周辺の花弁に傷みがきていますが、剣弁高芯の綺麗な花です。

 

Dscn4217

薄黄色のバラ

 全体に薄黄色を帯びた花弁で、中央部では黄色味が増して見えます。

黄色のバラの花言葉は、友情・献身・可憐・美・さわやか・あなたを恋します。

 

 

Dscn4218

バラ展のバラ6

 白色、淡黄色と淡ピンク色の花の組み合わせです。

 

Dscn4219

白色のバラ

 白色花弁の花ですが、やや薄黄色と薄ピンク色を帯びているようです。

 

Dscn4220

薄ピンク色のバラ

 全体的に薄ピンク色の花弁のバラです。花弁数も多く、高芯のようです。

 

Dscn4221

薄黄色のバラ

 薄黄色の花弁の花です。中央部になるほど、黄色味が増すようです。

 

Dscn4222

黄色のバラ

 これからは各花瓶の花とは別に、個別の綺麗な花を紹介しています。黄色のやや丸い感じの花です。

 

Dscn4223

薄ピンク色のバラ

薄ピンク色の剣弁高芯のバラです。

 

Dscn4224

黄色のバラ

 これは黄色でも丸味を帯びた柔らかい、弁数の多い花です。

 

Dscn4225

薄紫色と薄黄緑色のバラ

 薄紫色と薄黄緑色のバラで、特に薄紫色の花の花弁数は多そうです。

 

 

少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介  に載せますの

でそちらもご覧下さい。

関連の記事が 園芸植物・園芸事情  にもありますので、ご覧ください。

|

« ・秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 金木犀の 香にぞ驚く | トップページ | ・今年も平野神社では酔芙蓉の花がお酒に酔ったように白色から薄赤色、赤色と色とりどりに変化していました »

・園芸植物・園芸情報 Hort. Plants & Information」カテゴリの記事

コメント

プロフユキ先生
 こんにちは。
鮮やかなバラが沢山香りが届きそうです!
私が好きなのは薄いピンク色で剣弁ではないもの・・・。
見ごたえがございますね?

投稿: マコママ | 2017年11月 6日 (月) 13時26分

こんにちは マコママさん

どのバラも素敵ですが、これだけ大きなバラを咲かせるのには、大変な
ご苦労があるでしょうね。

日本の夏は暑いし、湿度が高いので、病気にならないように管理するのは
大変でしょうね。

イギリスなんかでは夏でも結構涼しいし、湿度が低いからあまり病気
にもかからないようでしたね。

見せてもらう分には楽しくて、良い気分になりました。

投稿: プロフユキ | 2017年11月 6日 (月) 17時32分

ユキ先生こんばんは。
さすが栽培家の方のバラですね、見事です。
温室で育てたられたものでしょうか葉も花も美しいです。
さすが高芯剣弁のバラは凛としてますね。
それに比べて花弁が多いカップ咲は優しさを感じられます。
きっと会場はバラの香りに包まれていたのでしょう。
こちらの福山ばら園は気候のせいで例年よりひと月ぐらい開花が遅れ今が見ごろです。


投稿: 花みずきょん | 2017年11月 7日 (火) 17時30分

こんにちは 花みずきょんさん

バラの展示では愛好家の人が丹精込めて作った花を出品してくれたので、
どれも立派でしたね。さすがです。

そうですね、花ばかり見ていましたが、葉にも病害や虫害は全くありませんで
立派でしたね。

最近は異常気象で暑さ寒さが急にきたり、雨がしかも豪雨が降ったりしましたから、
展示会に合わせるのは大変だったでしょうね。

剣弁の花も丸味を帯びた花も、それぞれに良さがありますね。福山はこれからですか。
楽しみですね。

投稿: プロフユキ | 2017年11月 7日 (火) 23時31分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ・京都府立植物園で開催された第50回秋のバラ展をみてきました:

« ・秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 金木犀の 香にぞ驚く | トップページ | ・今年も平野神社では酔芙蓉の花がお酒に酔ったように白色から薄赤色、赤色と色とりどりに変化していました »