・海外で買った絵などを飾った我が家の壁ギャラリー(5):タイの留学生からもらった丹精込めた刺繍作品
海外で買ってきた小さな額の絵などを、我が家のささやかな壁に飾っています。今までにその内からピーターラビットの作品、クマのプーさんなどの立体切抜画 、イギリス・バースのレース編みの額 、西ヨーロッパ国々のタイルなどを紹介してきました。それからかなり時間が経ちましたが、ここにはタイの留学生が学位をとって母国に帰る際に贈ってくれた刺繍の作品を紹介します。とても制作するには根気のいる大きな作品で、今年も家族連れで来てくれた時に壁にかけているのを見せました。今ではとてももうこれだけの刺繍はできないと笑っていましたが、子供たちに自慢して説明をしていました。
刺繍作品
作品・野菜と、作品・風景です。
ポンパイリンとピチットラ
二人のタイからの留学生は日本で頑張って研究を進め、農学博士の学位を授与されて母校のカセサート大学に戻り、先生となって後輩を指導しています。この写真の向かって左が刺繍作品を贈ってくれたポンパイリンで、右がピチットラで、京都府大での学位授与式の写真です。着物を着たいとの希望で、家人が友人と二人で着付けをしました。
ポンパイリンについては、先に彼女の結婚式・披露宴の様子を紹介 しています。
野菜
各種の野菜とハーブの絵柄の刺繍です。56㎝x46㎝の大作で、毎晩下宿で刺繍をしていたのでしょうか。
野菜-左下
4部分に分けてみました。これは左下部分で、かごの中にはカリフラワーやニンジン、外側にはトマトやキャベツが見えます。
野菜-右下
これは右下部分で、紫キャベツ、ゴーヤとホウズキなどが見えます。
野菜-右上
野菜-左上
上部分には、普通のキャベツに紫キャベツが見えます。左上に、ハーブかベリーらしき小果が見えます。
風景
これは風景を刺繍した75cmx17cmの細長い作品で、適当な額が無く、そのまま飾っています。どこか西洋風の景色です。
風景1
冬のイメージの北欧らしい家が、立ち並んでいます。
風景2
これは一変して牧草地に囲まれた家々で、カエデ風の紅葉樹とリンゴの木が見えます。
風景3
これは春のごく初めで、堆肥を畑にまき作付けの準備をしているようです。
風景4
これは秋の野山でしょうか、ヨーロッパにも黄葉はあります。しかし、日本のような赤い紅葉は少ないようです。
●少し大きな写真と特性などは、右サイドの マイコレクション に載せますの
でそちらもご覧下さい。
●関連の記事が マイコレクション にもありますので、ご覧ください。
| 固定リンク
「・マイコレクション My Collection」カテゴリの記事
- ・100円ショップで買った飾りケースに、ミニチュアコレクションを飾って楽しんでいます(2023.08.05)
- ・最近のソニー・ウォークマンは小型化し、一層便利になり愛用しています(2023.07.14)
- ・友人からガリレオ温度計を貰いましたが、貴方はそれを知っていますか?(2022.11.19)
- ・クルマ大好き人間の精緻で丹念に描かれた素晴らしい鉛筆画を紹介します(2022.07.22)
- ・今年来た年賀状デザインは6種類に分けられ、そのうち5種類に秘密が隠されていました(2022.01.19)
コメント
こんばんは☆
まぁ、細かい刺繍ですね。
クロスステッチでしょうか。
一目一目を刺して行って、こんなにリアルな野菜たちだったり
可愛らしい風景を作るのには
かなりの時間を要することでしょう。
目の大きさを揃えることなど考えますと、技術も高くなくては出来ませんよね。
素晴らしいです。
投稿: 花mame | 2017年10月13日 (金) 00時50分
プロフユキ先生
こんにちは。
こちらは急激に気温が下がり、肌寒さを感じます。
素晴らしい「クロスステッチ」の作品ですね。
色数も多く丹念に刺してあるので驚きです。
大切になさっているのがよくわかりますよ。
投稿: マコママ | 2017年10月13日 (金) 11時36分
こんにちは 花mameさん
大変なクロスステッチだと思います。忍耐強く、また目も良くないと無理でしょうね。
タイ人は器用な人が多く、根気のある人が多いですね。最近の若い人はみんな忙しいので、

こんなゆっくりとした趣味を持っているのでしょうか
こんな作品は苦労して作ったでしょうから、人にあげる気持ちはなくなるだろうと思います。
投稿: プロフユキ | 2017年10月13日 (金) 21時42分
こんにちは マコママさん
今日の東京は寒かったようですね、風邪のほうは大丈夫ですか?
頂いたクロスステッチは大変な労力がかかった大作でしょうね。若い時だから
根気も強く、また目も良かったのでしょうね。
一目一目ごとに針を刺し、丹念に設計図に沿って仕上げたのでしょうね。自分の

作品を見て、「もう今では無理です」と当人は笑っていました。
投稿: プロフユキ | 2017年10月13日 (金) 21時49分
プロフユキさん、こんにちは


素晴らしい大作ですね!
その一針一針に、先生への感謝の気持ちが込められているのでしょう
野菜はプロフユキさんへの贈り物としてふさわしい絵柄な気がしますし、
風景の方は物語が浮かんでくるような素敵な作品ですね。
私にも仲のいいタイの友人が何人かいて、カセサート大学にも
知り合いがいますので、ポンパイリンさんとピチットラさんに
なんとなく親しみを感じてしまいました
投稿: hanano | 2017年10月15日 (日) 13時27分
こんにちは hananoさん
偶然にhananoさんは元気に励んでおられるのかなーっと、思っていたらblogに
Roller coasterのお話があり、またコメントを頂きました。
研究生活の合間に一刺し一刺し、野菜の模様を作ってくれたんだと思うと大事にしなくてはと
思っています。
カセサートにもお知り合いがおられますか、人情にあつい国の人達ですね。結構豊かに
なって来たのか、気楽に日本へも来れるようになっていますね。
留学生たちも最近は家族を連れて来てくれ、楽しみが増えました。

投稿: プロフユキ | 2017年10月15日 (日) 16時54分