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2017年2月28日 (火)

・秋に室内に移動したバジルは元気に生長し、今も良い香りがして花盛りです

気温が低下してきた11月頃、プランター植えのバジルを鉢上げして、室内に移動しました。その後に雪が降ったりして、室内に移動して正解でした。バジルは毎年ベランダで育て、スパゲッティやパスタ、スープなどにトッピングして利用してきて家人にも好評です。ベランダでは世話の合間に葉に触れるたびに良い香りがして、ローズマリーと共にリフレッシュになります。

バジルの栽培と利用、特にシソ代わりに葉や花も天ぷらに使えることを紹介 しました。また普通のスイートバジルとも呼ばれる種類以外に、シナモンバジル、ダークオパールバジル、ブッシュバジルなどの種類もあり、クッキーにも使えることを紹介しました。

今回は特にたくさん咲いている白い花と、タネ播きしてくらんだタネを紹介します。

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バジル

 左上の写真はバジルのタネを播いた後、水を吸って膨らんできた様子で、このことからメボウキの名前が付きました。

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バジルタネ播き

 バジルのタネを数粒ずつ、ウレタンの播種ベッドに播きました。穴にタネを播き、底から給水させます。

 

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バジルタネ播き(拡大)

 バジルの種子はグルコマンナンを多く含みます。このグルコマンナンは水溶性の多糖類で、水分を含むと乾燥状態の約30倍にも膨張してゼリー状の物質で覆われます。この膨らんだゼリー状の物質により、目の汚れを取り去る目薬とされ、メボウキ(目箒)の名前が付きました。

 

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バジル3

室内に持ち込んだバジルは、このように大小様々な3鉢でした。バジルはシソ科メボウキ属の多年草で、熱帯アジア・アフリカ・太平洋諸島などに広く分布します。日本では冬に枯れるので1年草として扱われています。別名にはスイートバジル、バジリコ(イタリア語)、メボウキなどがあります。

 

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バジル1

これは最も大きな株で、古い枝は木のように茶褐色で太くなって、そこから分枝が伸びています。

 中世以来ヨーロッパでは普通に用いられてきたハーブで、現代ではトマト料理によく用いられ、チョウジのような芳香が尊重されます。

 

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バジル2

これは中くらいの株で、枝が伸び放題になっていますので、あとで整理してやりました。

もともとあった葉は気温の低下と共に硬くなるので、さきの2/3くらいは切り戻し、わき芽から分枝を出させでた若い葉を利用した方が良いようです。

 

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バジル3

もっともこじんまりした株です。綺麗な白い花が良く咲いています。バジルの葉や花に触れると良い香りがしますが、香りの主成分はメチルカビコール(エストラゴール)、リナロール、シネオール、オイゲノールで、刺激性は低く生食でも食べられます。

 

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バジル花穂1

 花は各枝の先端につき,各節に6花ずつ輪生して花穂となります。花穂の長さは1525cmにもなります。

 

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バジル花穂2

花はシソ科特有の唇形で上と下の2弁に分かれ、上の弁は4個の切れ込みがあります。花で白色,長さ約1cmで、雄しべは4本あります。一つの花にタネが4個入っています。

タネはたくさん採れますので、空き缶などに保存しておくと良いですね。

 

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バジル花穂3

バジルの花言葉は好意、好感、神聖、高貴、良い望み、強壮、憎しみ、なんという幸運などがあります。

 

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バジル花穂拡大1

 上の唇弁に4裂あるのが良く見えます。雄しべは2本ずつ、左右に分かれています。

 

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バジル花穂拡大2

少し近くに寄ってみました。

 

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バジル花拡大1

近ずき過ぎると、ちょっと見にくいですね。

 

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バジル花拡大2

 これくらいの近さが良いようで、唇弁の切れ込みと雄しべが良く観察されます。

 

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キク科?

一株の鉢には何か、キク科の草が一緒に生えていました。

 

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ツルナ

この鉢にはツルナのタネがこぼれていたのか、元気に伸びてきました。

 

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風船カズラ

この鉢には風船カズラのタネが入っていたみたいで、2本の茎が伸びてきました。長くなると支柱をしてやらなければなりそうです。

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 載せます

でそちらもご覧下さい

関連記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。

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