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2016年11月11日 (金)

・洛南の山すそにある黄檗山萬福寺では中国風の雰囲気が今も残っています

黄檗山萬福寺は1661年に中国僧 隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師 によって開創されました。禅師は中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、中国福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺のご住職をされていました。その当時、日本からの度重なる招請に応じ、63歳の時に弟子20名を伴って1654年に来朝されました。宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺」と名付けました。その後、幕府の政策等により、宗派を黄檗宗と改宗し現在に至ります。日本でいう「禅宗」は、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三宗に分類されています。

この萬福寺で毎年10月、中国華僑の人達が先祖の供養をする普度勝会に、健康太極拳では奉納演武をしてきています。ことしも関西各支部の参加により約140名が集まり奉納演舞を行い 、その様子を紹介しています。奉納演舞の後は、塔頭の一つである宝善院で普茶料理を頂きその様子を、先に紹介しています。萬福寺のお寺の様子は先に宇治茶の石碑と共に一部を紹介 していますが、その折に紹介できなかった残りを紹介します。

 

 

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隠元禅師と境内イラスト

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放生池

放生とはとらえられた生き物を放して功徳を積むことで、この池で放生会と云う儀式が行われています。池には鯉が放たれ、禅師ゆかりのハスが植えられています、

 

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開山堂

三門をくぐって杉左に曲がると、手前に卍の勾欄のある開山堂があります。ここには黄檗開山を隠元禅師をお祀りしてあります。卍の勾欄があるのも黄檗ならではの特徴です。

 

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菩提樹

開山堂手前には、仏陀ゆかりの菩提樹が植えられています。

 

 

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ハスと石篠

参道に戻る途中には、禅師ゆかりの花バスの鉢が並び、参道には正方形の平石を菱形に置き、両側を石篠で挟んだ特殊な様式が見られます。これは龍の背の鱗をモチーフ化したものです。中国では龍文は天子・皇帝の位を示し、黄檗山では菱形の上に立てるのは住持のみです。

 

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黄檗文華殿

角の丸い門をくぐると、黄檗宗の資料を集めた黄檗文華殿があります。

 

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天王殿

参道に戻り進むと、天王殿があります。ここには弥勒菩薩(布袋)、韋駄天と四天王が祀られています。

 

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韋駄天

弥勒菩薩の背面に祀る韋駄天は護法善神として大雄宝殿のご本尊を見守っています。

 

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多聞天(北)

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広目天(西)

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増長天(南)

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持国天(東)

四天王立像

弥勒菩薩と韋駄天を取り巻きその東西南北にあり、これらを守っています。

 

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大雄宝殿

大雄宝殿の前の月台には、普度勝会のお供え物がダウの上いっぱいに飾られています。

 

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蛇腹天井

建物を結ぶ回廊の天井は黄檗天井とも言い、龍の腹を表しています。

 

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寿蔵

屋根は宝形造りで頂に宝珠を置いています。寿蔵は禅師の生前に築造された墳墓です。

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 京の街角 載せます

でそちらもご覧下さい

関連記事が 京の街角 にもありますので、ご覧ください。

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