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2016年11月26日 (土)

・菊のドーム作りや遅咲きの嵯峨菊の展示を植物園で見てきました(その2)

先に京都府立植物園で見た嵯峨菊を紹介しました。それを見たのは112日で、まだ嵯峨菊は咲き始めたばかりでしたので、天の部分の花を主に見ていました。18日後の20日に例年通り行われる半木神社の秋祭りに出席した際に、その後の開花を見る機会がありました。祭礼の様子は以前紹介しました半木神社の春祭りとほぼ同じで、上賀茂神社から宮司他神官と雅楽奏者が来られ、植物園の発展並びにこの地ゆかりの絹織物にかかわる産業の振興が祈願されます。

春にはハナミズキの花盛りでしたが、今回は錦秋の季節で前回見た嵯峨菊も 更に多くの花が咲き、展示圃はまるで綾錦で彩られた別世界でした。おりしも植物園正面エントランスの欅の紅葉も終わりを迎え、通路にはまるで赤や黄の絨毯を敷き詰めたようでした。また秋祭りでお供えした神饌の御下がりを頂く直会(なおらい)ではお神酒だけを頂き、帰宅してから家人と二人で御下がりを美味しく頂きました。

 

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嵯峨菊とケヤキの紅葉

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嵯峨ギク1

左の紅色の品種が「御所の春」、その右の白色品種が「御所の雪」、その右の黄色の新種が「御所の秋」でその右のオレンジ色の品種が「御所綿」です。周りを囲むよしずの茶色を背景に、これらの色とりどりの嵯峨菊が見事に咲いていました。

 

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嵯峨ギク2

嵯峨ギクの特性は前にも書きましたが、直径9~18センチの中菊で、普通のキクの開花時期よりも遅く、11月ごろに咲きます。周辺にある舌状花が、糸のように細い管弁になるのが特徴です。嵯峨菊の花は花序で、花弁のように見える舌状花と呼ばれる、雌しべだけある雌性花がたくさん集まっています。舌状花のことは、同じキク科のシュンギクについて説明 しています。

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嵯峨ギク3

細い管弁の菊には嵯峨菊以外に、伊勢菊があります。嵯峨菊は、支柱が1本のほうき仕立てにしています。花弁はまっすぐで、上を向いて開いています。花弁先端の管弁の部分が細いものや、平べったいものもあります。また最初はよれていた花弁が満開になると筆先のようになります。嵯峨菊が上をむいて筆状になるのと対象的に、伊勢菊の花弁は長く、縮れて垂れ下がるのが特徴です。

 

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嵯峨ギク4

嵯峨菊の花言葉は高潔、貞節、フェミニン、高貴、清浄、僅かな愛で、色によって白は真実、黄色はわずかな愛だそうです。

 

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嵯峨ギク5

嵯峨菊や伊勢菊、また鉢植えにして大きさ、形などを競う和菊の多くの品種が日本で育成されています。しかし欧米には切り花になる中輪菊しかないため、日本の多くの種類のキクの見て驚く外国人は多いようです。

 

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ケヤキの紅葉1

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ケヤキの紅葉2

 ケヤキの紅葉も今年は色の変化するのが早く、植物園のケヤキもはや多くの紅葉が落ちてしまいました。

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介  載せます

でそちらもご覧下さい

関連記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。

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