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2016年10月 9日 (日)

・ケニア土産といえばアフリカ黒檀(マコンデ)で作った動物や各種飾り彫刻があります(2)

先にナイロビで買ったマコンデの彫刻を紹介しました。今回はその続きで、ナイロビ郊外で手に入れて持っていた、アフリカ黒檀(マコンデ)の原木の一部とその白い部分と黒い部分を、利用して作った彫刻2点他を紹介します。国際協力機構(JICA)の仕事は専門家とボランテイアが共に協力して仕事を達成しています。専門名の中には私のように1年あるいは23か月の短期に来る人もいますが、多くの専門家は510年と、任地を変えながら国際協力に努めています。私がお世話になった専門家も大ベテランで、ベトナムのサイゴン陥落の折にも現地にいた人です。私の帰国時にお土産として、アフリカ原住民の精霊を模したマコンデの彫刻3体を頂きました。その3体と、たぶんナイロビで買った、水牛の角で作った彫刻2体も紹介します。

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マコンデの彫刻など

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マコンデの原木

これが原木の一部です。皮層の部分は普通の白から茶色をしていますが、心材の部分がこのように黒い色素が沈着して黒色をしています。

 

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聖母子像

これはナイロビの教会のブックセンターで買った物です。心材で聖母子を選んで彫刻し、背景には皮層部の白い部分を残しています。

 

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ガゼール

これはケニアに多いシカの仲間・ガゼールを、マコンデの芯材と皮層部を利用して、胴体を彫っています。

 

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精霊1

これはよく覚えていないのですが、いつの頃か次の精霊たちと一緒になっている水牛の角で作った精霊と思われる2体です。

 

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精霊2

これはお土産に頂いた、ケニア原住民の精霊を思しき、彫刻3体です。左が男性で、右側に女性がいて、中央には何かの仮面をかぶったような不思議な彫刻です。同じようなような彫刻を、アガサクリステイの「推理ドラマポワロ」の殺人事件で、アフリカ帰りの人がコレクションとして持っていたのを覚えています。

 

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精霊2-1

仮面をかぶっているのかなと思ったのですが、そうでもなさそうで、訳の分からない怪人ですね。

 

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精霊2-2

右手は握り、左手は開いています。大きなお乳があるので女性と思われます。先程の像もそうですが、みんなおへそを強調しており、母体とつながっていたことを暗示しています。

 

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精霊2-3

これは男性かと思われますが、顔がやけに平べったくて大きく彫られています。

いずれも不思議な形をしており、何か宗教的な意味があるのでしょう。

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 海外の国々 載せます

でそちらもご覧下さい

関連記事が 海外の国々  にもありますので、ご覧ください。

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