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2016年8月22日 (月)

・京都府立植物園のウリ科棚コーナーでは、各種の珍しいウリ類野菜がたわわに果実をつけています

まだまだ暑い日が続いていますが、涼しそうなウリ科棚コーナーでは、各種ヒョウタンやカボチャの珍しい形をした果実がたくさんぶら下がっています。ヒョウタンでは背丈より長いものや、ヒョウタン型でも大小さまざまな果実がぶら下がっています。カボチャではオカメカボチャや京野菜の鹿ケ谷カボチャ、さらにトウガンの丸型や長型、さらにゴーヤやへチマの果実もぶら下がっています。オカメカボチャは上から見るとオカメのような形をしているので、そこに目鼻を書き一層オカメさんのようにして各地で、展示会がされています。

 

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ウリ科の果実

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ヒョウタン群

いろんな形をしたヒョウタンの果実がぶら下がっています。ヒョウタン(瓢箪) はウリ科ユウガオ属で、学名はLagenaria siceraria var. gourda英名はgourdで、原産地はアフリカです。アフリカではそのまま水筒として使ったり、縦に切って容器としても使っています。国際貢献でケニアに滞在した折、ナイロビで見かけて買ったヒョウタンについては先に紹介しています

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ヒョウタンと長いヘビウリ

ヒョウタンは狭義には上下が丸く真ん中がくびれた形の品種を呼びますが、球状から楕円形、棒状や下端の膨らんだ形など、品種によってさまざまな実の形があります。日本では主にお酒を入れる容器として使われて来ましたが、最近では主に趣味でいろんな形のヒョウタンが作られています。

中央に見えるヘビウリはウリ科カラスウウリ属の多年草で、学名はTrichosanthes cucumerinaです。英名はsnake gourdで、インド原産です。果実は細長くのびながらくねくねと湾曲し、ヘビそっくりの姿になります。

 

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長いヒョウタン群

ヒョウタンやユウガオはククルビタシンを含み、苦みがあり嘔吐・下痢等の食中毒症状を起こすので食べないように注意が必要なことを先に書きました

 中央がくびれないで、寸胴のこんな形のもあります。

 

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ペポカボチャ

カボチャには3種類あり、いずれもウリ科カボチャ属で中南米原産です。古い時代に南蛮人が導入したのは甘味のあまりない日本カボチャで、今は甘い西洋カボチャ全盛時代です。それに最近増えてきたのがこのペポカボチャで、いろんな形がありますが、最も多いのはズッキーニです。ペポカボチャの学名はC. pepo L.で、オモチャカボチャもこの仲間です。ズッキーニは横に広がらず縦に伸びながら、各節に果実をつけ、花も食べられることを先に紹介しました。

 

 

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オカメカボチャ

 オカメカボチャは西洋カボチャの仲間で、学名はCucurbita maxima Duch.です。最近のカボチャはほとんどこれで、極めて甘味に富みます。打木赤皮やオカメはこの仲間であり、オカメの果皮は途中までしか発達せず、着いた状態で下半分がむき出しになる観賞用品種です。果実を上から見た形がおかめ型にみえることが名前の由来で、横から見た形からターバンカボチャとも呼ばれます。

 

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打木赤皮栗カボチャ

先のオカメカボチャと同じ、西洋カボチャに属します。

 

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丸トウガン

トウガンはウリ科トウガン属で、学名はBeninca hispida Cogn.、英名はwax gourdです。原産はインド、東南アジアです。完熟後に果皮が硬くなり、表面をワックスが覆い貯蔵性に優れ、冷暗所では冬まで保存できるから冬瓜と呼ばれました。中国ではよく料理に用いられ、北京の市場では半分に切った果実に十文字に荒縄で結んで持って帰っていました。極めて低カロリーでダイエットに向き、カリを多く含みます。

 

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長トウガンと鹿ケ谷(ししがたに)カボチャ

先程のトウガンは丸型でしたが、日本で普通に見かけるのは左側のような縦長型のタイプです。

鹿ケ谷カボチャは京野菜の一つで、日本カボチャに属します。日本カボチャ学名はC. moschata Duch. です。甘味は少なく、緑色の果皮で縦に溝があります。鹿ケ谷カボチャは料理よりは贈答用に用いられ、飾りに使われることが多いようです

 

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黄ゴーヤとトカドヘチマ 

どちらもヘチマの仲間で、ヘチマはウリ科ヘチマ属で、学名はLuffa cylindrical Roem.で、インド原産のウリ科の一年草です。日本では主に南西諸島と南九州で食べられていますが、成熟した果実には強い繊維があるのでタワシに用い、またヘチマ水は化粧水になる。食用としてはゴーヤとトカドヘチマの2種類があります。

ニガウリの学名はMomordica charantia L.で、原産地は熱帯アジアです。未熟な果実を野菜として利用します。ゴーヤの和名はニガウリあるいはツルレイシですが、最近では沖縄でのゴーヤの名前が一般化しています。

トカドヘチマの学名はL. acutangula Roxbg.です。この果実にはとても硬い筋があり、そこからトカドヘッチマト呼ばれます。

 

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白ゴーヤ

ゴーヤには先の黄ゴーヤと、このような白ゴーヤとがあります。最近では緑のカーテンとしてよく植えられていますが、風船カズラの方がおすすめなことを先に紹介しました

 

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トカドヘチマ

トカドヘチマにはこのように、直径5~7㎝、長さ1040㎝で、縦に10本のスジ(稜)があります。果実は若いうち煮て食べ、インドやスリランカではカレー用の材料にします。

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 野菜とその花の紹介  載せますでそちらもご覧下さい

関連記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。

 

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