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2016年6月23日 (木)

・いつもの散歩道で見かけた天神川沿いのオオキンケイギク、シロバナイモカタバミとキョウチクトウの白花

天神川沿いの散歩道で見かけたカキ、ザクロやキョウチクトウなどを先に紹介しました。今回はそれ以外に見かけたお花を紹介します。私は学生時代からずっと夜型でその癖がいまだに抜けず、朝の散歩は苦手で夕方に行っています。あまり遅くなると平野神社も北野天満宮も5時頃に門が閉じられて参拝できなくなりますので、その少し手前頃に出かけています。今回のお花を見た頃はちょっと時間がやや遅く、お花も種類によってはややしぼみかけていました。源氏物語に「寄りてこそ それかとも見め 黄昏(たそがれ)に ほのぼの見つる 花の夕顔」と黄昏時の花をうたった歌がありました。実際には花にたとえて夕顔の君に、暗くて分らなければお会いしましょうと投げかけた歌のようです。散歩の時はそれほど暗くはなっていませんでしたが、黄昏時に鮮やかな黄色と白色の花が川岸に咲いていました。

 

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散歩で見かけたお花たち

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オオキンケイギクの群落

 紙屋川橋から川岸を見ると、何か黄色の花が無数に咲いている群落が見えました。

帰ってから調べてみると、どうもオオキンケイギク(大金鶏菊)ではないかと思われました。学名はCoreopsis lanceolataで、キク科ハルシャギク属植物で、黄色い花を咲かせる、北アメリカ原産の多年草です。

 

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オオキンケイギクの花1

 一見コスモスに似ていますが、葉はコスモスのように切れ込みはなく、細長い狭倒披針形をしています。黄花コスモスの花は、もっと黄色が濃いようです。花期は5 - 7月頃で、黄色の舌状花の先は4-5裂しています。

 

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オオキンケイギクの花2

 日本には明治時代に鑑賞目的で導入されました。繁殖力が強く、荒地でも生育できるため、緑化目的などに利用されてきました。河川敷や道端の一面を美しい黄色の花々で彩る本種は、緑化植物としても観賞植物としても非常に好まれました。しかし、ススキがセイタカアワダチ草に侵食されたように、カワラナデシコなどの生育する河原にオオキンケイギクが侵入すると、カワラナデシコが駆逐されてしまいます。

 

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オオキンケイギクの花(拡大)

 丈夫でこんなにきれいな花ですが、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与える恐れが指摘され、2006年に外来生物法に基づき特定外来生物として栽培・譲渡・販売・輸出入などが原則禁止されています。

 

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シロバナイモカタバミの群落 

 オオキンケイギクの群落のすぐ傍に、白い花が多数咲いた群落がありました。もう夕方になりかけていましたので、花は半ば閉じかけているようでした。葉と花の形状から、シロバナイモカタバミ(白花芋酢漿草)ではないかと思いました。カタバミ科カタバミ属の多年生草本です。本種は桃紫色の花を着けるイモカタバミの白花品種で、草丈は1030㎝で、根出葉は3出複葉で小葉はハート型をしており夕刻には閉じます。

 

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シロバナイモカタバミのしぼみかけた花

 春~秋にかけて花茎を立ち上げ、散形花序に径2㎝程度で白色5弁花を多数つけます。

わが国へは母種のイモカタバミが江戸末期に観賞用として導入されていますが、現在では国内各地において、帰化状態になって広がっているようです。

 

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キョウチクトウ1

 一回り散歩してきて平野神社に戻ると、キュチクトウの白い花が綺麗に咲いていました。

 

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キョウチクトウ2

先に、初夏に咲くタイサンボク、ハスやオリーブ、更にヤマボウシ、ユッカ、サルスベリなどの白い花が緑によく映えることを紹介しました。正に、キョウチクトウも濃い緑の葉に対して、白い花が一層鮮やかに見えます。

 

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キョウチクトウの花

キョウチクトウの花弁は5裂に分かれ、プロペラ状に巻いています。花弁の基部にフリルのような構造が見えます。

 

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キョウチクトウの花の形態(園芸大事典)

花弁の基部にあるフリルのような構造が何かと、事典を見てみました。

それは花弁(花冠)の基部にある附属物で、先端は3から6裂に深く切れ込んでいました。5本のおしべの基部は花弁の基部で癒合しており、葯の先端には細い毛状の附属物がありお互いに絡み合っています。また葯はめしべの柱頭に接着しているようで、なかなか変わった構造をしています。

 

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 載せますのでそちらもご覧下さい

 

関連記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。


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