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2016年4月24日 (日)

・京都府立植物園では桜の花と共に、リキュウバイ、ハナモモ(キクモモ)とハナズオウの花が満開でした

4も上旬になると京都府立植物園では、いろんな花がどっと開花時期を迎えていました。先に、南の正門横に咲く赤、白、黄色の色とりどりの満開のチューリップと、そのでは艶やかに咲き誇っている西洋シャクナゲ大型が紹介しました。その折に見た大温室北側では多くの人がのんびりと染井吉野枝垂れ桜の花見を楽しんでんでいました。またその周辺ではリキュウバイ、ハナモモ(キクモモ)ハナズオウなども真っ盛りでした。

 

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桜と共に咲く花々

リキュウバイだけが白花で、他のサクラ、ハナモモ、ハナズオウはいずれも赤色系でした。

 

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満開の桜

 サクラ花見頃にはよく学生たちと花見に出かけたものですが、最近はもっぱら家人と見ることが多くなりました。

 

 

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枝垂れ桜

見事枝垂れ桜で、その下でも多く家族連れ弁当を広げていました。

 

 

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染井吉野の花

バラ科ではよくこんな風に、から直接こんな可愛い花が咲いているのを見かけます。

 

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リキュウバイ

リキュウバイバラ科で、学名Exochorda racemosaです。別名はバイカシモツケあるいはマルバヤナギザクラとも言います。雰囲気からか、茶人千利休に因んでリキュウバイと呼ばれます。

 

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リキュウバイの花

中国北中部分布する落葉性低木で、45月頃、径4cmほどのに似た形の白花が、たくさん咲きます。満開時期でも他のバラ科のような豪華さや派手さをあまりなく、どちらかと言えば控えめな花で、何となくがあります。

 

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リキュウバイの花の拡大

拡大して正面から見ると、花弁基部に黄緑色の模様が見え、そこから雄しべ、めしべが伸びているようです。

 

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ハナモモ(キクモモ)

 バラ科花木で、学名Amygdalus persica (= Prunus persica) 、実を食べると同じ種類です。原産地は中国で、樹高はおよそ35mで、開花期34月です。観賞用の種類を特にハナモモと呼び、別名キクモモです。

 

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ハナモモ(キクモモ)の花

上のリキュウバイとは全く異なり、艶やか赤い花群生してつけています。古くから人々に親しまれ、ひな祭りとして現在でもよく知られています。

 

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ハナモモ(キクモモ)の花の拡大

の出る前に、いっぱいにびっしりとを着けます。花色はピンク、白、紅などがあり、基本5花びらをもち、多くの園芸品種はほぼ八重咲きです。

 

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ハナズオウ

ハナズオウ科名マメ科で、学名Cercis chinensisです。原産地中国で、樹高はおよそ35mで、主な開花期45です。別名は花蘇芳です。

 

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ハナズオウの花

の出る前に蝶型の花が着き、数輪まとまって咲きます。赤紫色で、大きさは約2cmです。ハナズオウ名前は、花色スオウ(マメ科ジャケツイバラ属)の材を煮出した液(染色に用いられる)に似ているためそう呼ばれます。

 

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ハナズオウの花の拡大

花茎極端短いため、花がに直接くっついてるように見えます。満開期にはを覆うように花が密生しています。

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 載せますのでそちらもご覧下さい

 

関連記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。

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コメント

京都府立植物園には、あらゆる種類の春の花。。。。
樹木の花はお見事ですね。

こんなにいろんな種類の赤やピンク、白の木が。。。。

中でも、リキュウバイは本当に上品ですばらしいです。
一つ一つのお花も清楚で可愛らしい。
最近は、白い花に惹かれることが多くて、、、、

以前は存在感のあるピンクに惹かれていたのですが、、、
最近は白い花に目がいきます。
年令が行くと、好みも変わってくるんでしょうか。。。。。
リキュウバイが薄い新緑の葉と一緒にでてくるのもバランスが良くていいですね。

投稿: 野花 | 2016年4月28日 (木) 10時03分

こんにちは 野花さん 

京都植物園はいつ行っても、何か咲いているのでいつも癒されます。

リキュウバイは本当に清楚な花で、緑と白のコントラストもきれいで、いつまで見て
いても飽きません。花に近寄ってその中を覗き込むと緑の可愛い丸があります。

野生の花には白色と黄色が多いのですが、園芸的には赤い花や青い花が多いですが、
やはり白色は欠かせない色ですね。
葉が緑色だから、白色が素直に生えますね。

投稿: プロフユキ | 2016年4月28日 (木) 23時00分

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