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2016年2月19日 (金)

・46年前の新婚旅行で買った、東北産のコケシ達を紹介します

今から46年前の昭和天皇誕生日だった429東北地方新婚旅行に行き青森から南下しました。まだ雪のおおわれていた道がやっと除雪されて開通した時で、道の両側に積もったを見ながらバス十和田湖を目指しました。途中酸ケ湯温泉スキーを楽しみながらの、のんびりした旅行でした。八幡平を右に見ながらさらに南下し、小岩井農場バターチーズを堪能しました。次いで鳴子、作並を経て遠刈田温泉に着き、そこをベースに蔵王山にも登りました。

遠刈田ではたくさんのコケシを見ることができ、東北各地コケシも買うことができました。コケシ東北地方木工職人により、を削った廃材を利用して作ったのが始まりのようで、江戸時代後期誕生したようです。元来が子供遊び相手でしたから、子供の形をして頭でっかち幼児体型をしています。

 

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東北のコケシ

 旅行で買ったコケシ達ガラス戸棚にしまっていましたが、よく見るとやはり46年の間に少しがあせていました。みんな遠刈田で買ったと思っていたのですが、東北各地のコケシが混じっていました。どのコケシも同じ模様のものはなく、それぞれ製作者独自模様が描かれているようで、下には製作者名前が入っていました。

 

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津軽系温湯コケシ1

 このコケシ津軽系温湯コケシで、津軽の南東に位置する四季豊かな黒石市温湯から生まれたものです。コケシ製作は、材料である原木の削りから最後の彩色まで、同一工人の手によって作られています。温湯コケシの型は様々ですが、アイヌ模様、ダルマ絵津軽藩家紋である牡丹の花が描かれるのが特徴で、この二つには牡丹模様が描かれています。髪形眉、目、鼻と口の書き方に特徴があり、また胴模様産地ごとに特徴ある模様が描かれています。このコケシではがやや膨らんでいます。

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津軽系温湯コケシ2

下を見ると、温湯温泉工人名前が、阿保六知秀、本間直子署名

されていました。

 

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青森・木地山系小安コケシ1

 この地山系小安コケシはややずっしりと重く、おかっば頭おちょぼ口少女の顔のようでした。に青のロクロ線が入っています。胴模様には梅の古木が描かれています。

 

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青森・木地山系小安コケシ2

このコケシだけが背面産地名工人名が、小安・佐々木春男書かれていました。

 

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宮城・作並系と弥治郎系コケシ1

 この一つが最も大きく、よくこんな大きなものを買ってきたものと今更ながら思っています。作並系コケシで、弥治郎系コケシで、どちらも黒一色ですが綺麗なものです。頭部胴部よりかなり大きく、くらい大きいようです。頭部の前髪横鬢(よこびん)が特徴的で、目や優美に描かれています。の上下にロクロ線が入り、その中央には図縁化された菊の模様が入っています。

 

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宮城・作並系と弥治郎系こけし2

左の作並系には広米?と、右の弥治郎系には鎌田丈市の名前の丈市が入っています。

 

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宮城・鳴子系コケシ1

 左の鳴子系コケシ瓜実型頭部胴部中ほどが少し細くなった特徴を持ち、安定感のある形状をしています。また、頭部ガタコと呼ばれる接合方法で、胴部挿入されていて、を回すとキイキイと鳴ります。頭部髪結びには赤の水引が描かれ、横鬢にはかんざしが描かれています。胴模様で色鮮やかに菊模様が描かれています。右のコケシの産地は不明ですが、頭部の描き方は鳴子系とよく似ています。ただ胴模様はなく、赤とロクロ線だけが入っています。

 

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宮城・鳴子系コケシ2

 このロクロ線は、ロクロ返しと呼ばれる技法ロクロ線反転している、独特技法で引かれています。反転部で示しています。

 

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宮城・鳴子系コケシ3

左の鳴子系コケシには平賀輝行名前輝行が、右のコケシには慎岳名前が入っています。

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの マイコレクション 載せますのでそちらもご覧下さい

 

関連記事が マイコレクション にもありますので、ご覧ください。

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コメント

プロフユキさん、こんにちはnote
伝統的な民芸品はとても味わい深いですね。
一口にこけしといっても、本当にいろいろな種類や
特徴があるものですね。
プロフユキさんのご説明がわかりやすくて、
おもしろく、興味深く拝見しました。
新婚旅行の思い出の品となれば、いっそう
大切なものですねshine

投稿: hanano | 2016年2月21日 (日) 15時31分

こんにちは hananoさん

こけしを見て頂き有難うございます。こけし職人はオリジナルのデザインを
持って、作っていたんですね。happy01
あののまゆや目のスラーッとした描き方は、熟練の技でしょうね。
考えていてはダメなような気がします。think

あのころの新婚さんは帽子をかぶりスーツケースを持ち、皆宮崎に行っていました。
それに抵抗して山のスタイルで押し通したのは懐かしいです。smile

小っちゃいものでも記念にとっておくと、思い出はよみがえり楽しいです。smile

投稿: プロフユキ | 2016年2月22日 (月) 22時57分

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