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2015年11月26日 (木)

・カランコエ5種寄せ植えの、各色の花が満開を迎えています

カランコエ英国でお世話になっていた先生実験材料で、キクイチゴと同様に日長が短くなると花芽がつく短日植物の典型例です。最近はカラフルカランコエの鉢植えが良く花屋さんで見かけます。京丹波花屋さんをのぞくと綺麗なカランコエ寄せ植えがあり、リーズナブルな値段でして京都市内で買うよりかなり安く買えました。日当たりの良い窓際に置いて時折、葉水代わり液肥スプレーしていました。またいつもカランコエが咲いた後放任しておくと、咲き終わって枯れた花がきたなくこびり付いて汚くなっていました。先に100円ショップでも、いろいろな園芸用便利グッズを買えることを紹介しました。そこで、今回も100円ショップで先の細くなったピンセットを買ってきて、枯れかけるとこまめにタネができる前に取り除いていました。その甲斐があってか、いつまでもどの持ちが良くなり、今までになく見事に咲いていましたので、写真を撮ってみました。

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カランコエ

カランコエ (Kalanchoe) とは、ベンケイソウ科のカランコエ属で、リュウキュウベンケイ属ともいわれます。

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カランコエ

原産地マダガスカル島、南アフリカ、東アフリカ、ソコトラ島他で、インド、マレー半島、中国などに分布しています。

 

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カランコエピンク

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カランコエピンクの花

草丈15-80cm低木で、多肉質を持つ多年草です。日長が短くなるとを着ける短日植物で、花弁4枚でやや反り返っていて、星の形に咲きます。

 

 

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カランコエオレンジ

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カランコエオレンジの花

カランコエ乾燥に強く、手間のかからない多肉植物です。カラフルな花だけでなく、美しい葉やおもしろい株姿観賞するものも多数あり、変化に富んでいます。花茎が伸びてくれば、その先にまとめてをつけます。次々と花茎が出てくるので、3割くらい枯れてきたら、思い切って花茎の付け根から切り落とします。

 

 

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カランコエイエロー

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カランコエイエローの花

こまめにピンセットなどで、咲き終わった花を取り除いてやれば、残ったは長い間咲くようになります。芽の先を摘んで(摘心)おくと、わき芽が伸びてきて枝数が増えて、花数が増えます。室内で育てている場合には、ホコリがたまりやすいので、ときどき上から葉水と言って、霧吹きなどでスプレーして汚れを洗い流します。

 

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カランコエ朱色

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カランコエ朱色の花

カランコエ開花時期からで、日の長さが短くなると花芽がつきやすくなるので、人工光が当たる環境ではいつまでたっても咲かないことがあります。この性質を利用して、を当てると開花時期遅くなるので、日長処理の時期を調節すれば一年中花を楽しむことができます。

 

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カランコエレッド

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カランコエレッドの花

いくつかのでは、鋸歯部分生長点を持っているのが大きな特徴です。セイロンベンケイなどは脱落すると、鋸歯部分から萌芽して新しい個体形成するなど、栄養繁殖能力に優れています。コダカラベンケイ(クローンコエ)不死鳥錦などは、親株についているうちから、葉縁に盛んに新芽をつけることを先に紹介しました。

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 載せますのでそちらもご覧下さい


関連記事が 園芸植物・園芸事情 にもありますので、ご覧ください。

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