・我が家の花にはど根性を示すアサガオとペチュニアもあります
先日ベランダの日当たりが悪くなってきましたので、ネットの上部に絡むアサガオ、ユウガオとフウセンカズラのつるを切り取りました。そのままでいてふと今日ネットを見ると取り忘れたアサガオのつるに残ったつぼみが完全に開花していました。何度も見ましたが、下のアサガオのつるとは繋がっていません。かなり太いつるだったので、そこにたまっていた養分で咲くといったど根性を見せたアサガオでしょうか。つるを切った際についていた花を、コップに挿して食卓の上に置いていました。花が咲き終わった後に、その基部にあったつぼみがなんと大きくなり、咲きかけようとしていました。
アサガオ以外にもど根性を見せて懸命に咲くペチュニアもあります。ベランダの手すりに置いたペチュニアはまだ咲き続けていますが、よく見ると蟻に食われてぼろぼろの花も良く見かけます。ペチュニアの花弁は甘いのでしょうか。それ以外の花は、蟻の被害を受けることなく幸い咲いているようです。
ど根性アサガオとペチュニア
ど根性アサガオ1
アサガオはよく日除け代わりや、鉢植えに楽しむ人も多いと思います。ただ古い土や置き場所によっては、生育の悪くなることを先に紹介しました。
このアサガオは先に書きましたように、つる先を切り落としたのに残ったつるに咲いていたつぼみがその後に開花しました。いくら見ても下のつるとは繋がっていません。それでも立派に2日ほど咲いていました。
ど根性アサガオ2
これも切り取ったつるに咲いていた花をコップに挿しておいたところ、花が終わった後にその下についていたつぼみが大きく発達し今にも咲きそうになりました。
ど根性ペチュニア1
南米原産のナス科ペチュニア属の草本で、和名はツクバネアサガオです。日本で特に品種改良が進み、いろんな品種が育成されています。サフィニアもそんな改良種であり、草姿が乱れず、開花期間が長いので人気を呼んでいますがやや高価なのが玉にキズです。本来は宿根草ですが、寒さに弱いため1年草扱いされています。
ベランダのプランターで毎年咲かせていますが、時によりこのようにどこからか蟻が現れ、かじられてしまうことがあります。
ど根性ペチュニア2
多少花弁が蟻にかじられても、たくさんの花をこのように咲かせています。
ど根性ペチュニア3
このペチュニアもまだつぼみのうちから蟻にかじられ、ぼろぼろになっています。
ど根性ペチュニア4
このペチュニアも多少の蟻の被害にも負けず、元気に咲いています。
ペチュニア
蟻にかじられることなく、元気に咲いたペチュニアです。
キャットミントの花
キャットミントの事は先に紹介しましたが、かわいい薄いブルーの花をたくさん咲かせています
ステビアの花
キク科ステビア属の多年草で、南米原産で別名はアマハステビアです。夏から秋にかけて、枝先に白い小花を咲かせます。ステビオシドと言う甘味成分を含んでおり、これはショ糖の300倍の甘さがあり、ダイエット食品とか糖尿病患者の食事に砂糖代わりに用いられています。我が家では紅茶を飲むとき、砂糖代わりにこの葉を2枚くらい入れて飲んでいます。短日性で夏の終わりごろから花が咲き、葉の増加が止まるので、できるだけそれまでに旺盛に育ておけば大株になり越年できます。挿し木でも増えます。
フウセンカズラ
フウセンカズラ種子は黒色だが、白色の可愛いハート型模様があることを先に紹介しました。毎年タネを取っていますが、結構こぼれダネからたくさん生えてきますので、緑のカーテンにアサガオと共に育てています。
ローズマリーの花
ローズマリーは触るとよい香りがして気分も落ち着きますので、4株ほどラティスに吊るしています。寒さに強く秋から春頃までずーっと咲き続けることを、先に紹介しました。
ユウガオエの花
ヒョウタンとアサガオがコンビで鉢植えにして売られており、日中はアサガオを、夕方からはユウガオを楽しめます。
ヒョウタンと同じ学名のユウガオは、その果実の果肉を薄くむき乾燥させてかんぴょうにします。しかし、かんぴょうを取るユウガオは苦味成分の少ない品種を選抜した系統を使っているから安心なのですが、普通にはその果実は食べられないことを先に紹介しました。
カランコエの花
カランコエはベンケイソウ科で多年生の多肉植物で、東アフリカ原産です。10月から5月頃まで、カラフルな花をこのようにたくさんつけます。それほど大きくならないので、鉢植え向きで、また簡単に茎ざしで増やすことができます。
●少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 に載せますのでそちらもご覧下さい。
●関連の記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。
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