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2015年5月15日 (金)

・ご近所の黄モッコウバラとピンクのツルバラが今年も見事に咲いています

高松で住んでいた頃には大学内に宿舎があり、比較的広いスペースがありましたので、子供もまだ小さかったので鉄棒を作っても十分土地があり、バラをかなり栽培していました。先に京都植物園ツルバラハイブリッドティーフロリバンダポール仕立て などを先に紹介しています。高松以降では時間もなくなり、また住む場所も京都へ移り、しかもマンション住まいでバラからは遠ざかっています。鉢植えでミニバラなら栽培できないことはないのですが、それ以外にあれもこれも作りたいので残念ながら割愛しています。そこで、バラシーズンになれば、ご近所バラめぐりをして「アー、今年も良く咲いているな!」と納得したりしています。

 イギリスに住んでいた頃には、空気が乾燥していて病虫害もないのに感心したり、また本当に四季咲きでいつでも咲いているのでうらやましく思いました。それに引き替え日本では高温多湿で、病虫害防除も大変でご近所様も大変だろうなとご苦労を思ったりしています。

 

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ご近所のバラ

Agk2

モッコウバラ

 モッコウバラ木香茨あるいは木香薔薇とも書き中国原産バラ

で、常緑つる性の低木で枝にはとげがないため栽培管理しやすい長所

があります。生育は旺盛で、かなり大 きくなるので地植えしますが、か

なりのスペースが必要となります。開花期4月~5月で、黄花

白花には芳香があります。一般にモッコウバラといえば黄色の八

の花を指します。

 

Agk3_2

モッコウバラ2

 ノイバラ台木に接ぎ木しても良いのですが、挿し木でも簡単に増え

ます。翌年の花芽8月末までに分化するので、それ以降に剪定する

と翌年の開花数は減ってします。ッコウとげがないのは有難く、

また病虫害も比較的に少ないのは有難いことです。ただ数少ないが

一季咲である点と、花の色黄色白花しかない点と、黄色

八重には香りがない点が挙げられます。

 

Agk4_3

モッコウバラ3

 ツルバラの仲間ですが、かなり普通のバラとは違った性質がありま

す。排水が良くて日当たりの良い点が適するのは同じですが、肥料

あまり必要とせず、やるなら開花後 に施肥をします。また普通の

では冬に剪定をしますが、モッコウバラでは開花後か ら7月中旬

くらいまでに剪定誘引をします。

 

Agk5_4

モッコウバラ4

 皇族の方々にはお印が選ばれていて、黄モッコウ秋篠宮家眞子

親王お印だとか。 したがって眞子親王の身の回りの品などには、

この黄モッコウが描かれているそうです。

黄モッコウバラ香りこそありませんが、このように豪華見事

毎年咲いてくれます。

 

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ツルバラピンク1

 このピンクツルバラもご近所のものですが、毎年鮮やかに咲いてくれ、壁の煉瓦の色と良い調和をしています。

 

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ツルバラピンク2

 毎年丹精を込めて栽培しておられ、病虫害の発生は見たことがありません。

 

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ツルバラピンク3

少しアングルを変えてみました。この日は雨模様で色の映えがもう一つでした。

 

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ツルバラピンク4

ちょっと近づいて、アングルを変えてみました。

 

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ツルバラピンク5

拡大すると、に濡れた風情が見られます。

 

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ツルバラピンク6

柔らかい数枚の花弁がありますが、まだ中央にはかなりの数の雄しべが見られます。

 

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サクランボ?

これも近所が咲いた後、幾つかサクランボの実が生長するようです。ネットが張られていますが、鳥避けなのかどうかは不明です?

先に京都植物園の佐野サクラの木に、ミニサクランボがついていることを紹介しました。観賞用の木でも、このようにを着ける品種があるようですが,温度が高いと落果してしまうようです。

 

 少し大きな写真特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 載せますのでそちらもご覧下さい


関連記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。    

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コメント

こんにちは~

まず。。。遅れましたが結婚45周年おめでとうございます。
素敵な奥様と出会われて、そして素晴らしいお子様お孫さまにも恵まれて、幸せいっぱいなご家族のご様子がうかがえます。
結婚記念日にスイートピーの花。。。。
ロマンティックでいいなあ~
これからも、まだまだ、幸せな日々を重ねていくことと思います。
記念日をお祝いすると、あらためて自分の人生を振り返ることができますね。それも大切な事だなあ~とおもいますが、我が家はバタバタしていて、なかなかそんな時間も取れません。
ユキさんを見習わなくっちゃ~

そして今回の薔薇のお宅の写真も素晴らしいですね。
木香薔薇も上手に育てると隙間なくびっしりと花を咲かすことができるんですね。
驚きです。
そして、、、ピンクのつる薔薇は我が家と同じたぶんアンジェラって言う薔薇ですね。
どんどんつるが伸びてくので、壁面にはぴったりの薔薇です。
洋風なレンガと格子の入った窓辺がすごくこの薔薇とあってる気がします。

やっぱり。。。薔薇はいいなあ~なんて思った素晴らしい写真でした。
ありがとうございます。

投稿: 野花 | 2015年5月15日 (金) 18時23分

こんにちは 野花さん 

有難うございます。いえいえ野花さん宅こそ、ご家族で山登りを楽しんで
おられ素晴らしいです。

長男が小児ぜんそくで苦しみ、そのためアイスホッケーをさせたり、乾布摩擦を
したりしたのも、今は昔のことになりました。

本当に家族皆が元気でいてくれることが一番の幸せですね。

スイートピーを栽培するのも、安上がりの花束プレゼントの代わりで、この方が
喜んでくれるから有難いです。

お誕生日や記念日にちょっと食事をしたり、食卓を飾ったりすることで、
気分が変わって良いです。

食事の量も少なりましたから、もう中華は重すぎ、手桶弁当とかフレンチが
程々に良くなりました。
お互いの領分を守り、出しゃばらず控えめで、共存共栄を図っています。

モッコウバラはお医者さんお宅で、南面で日当たりの良い場所が幸いしているようです。
ピンクのバラはアンジェラですか、教えて頂いて品種名が分かりました。
有難うございます。このお宅は美容院でやはり南向きで条件が良いのでしょう。
毎年鑑賞させてもらっています。

投稿: プロフユキ | 2015年5月16日 (土) 22時07分

こんばんは。
 
素敵なバラのお写真に 気持ちが華やぎました。
我が家の近所でも 同じように壁にモッコウバラやツルバラをはわせた お宅があります。
素敵だなぁ と思うと同時に お手入れも大変なのだろうなぁとも思っています。
 
確か八重の黄色、確かに香りはありませんでした。

投稿: 花mame | 2015年5月18日 (月) 17時52分

こんにちは 花mameさん 

好きなバラ品種を沢山植えている人も多いのですが、このお宅のようにすっきりと
同じバラで飾れるのはツルバラの強みですね。

モッコウバラはわりと病虫害は少ないようですが、ピンクのアンジェラバラは病気も
出やすいので、防除が大変だと思います。よほど乾き気味に上手く管理
しているようですよ。 

八重の黄モウッコウバラに香りがあればもう言うことないのですがね。

投稿: プロフユキ | 2015年5月18日 (月) 18時51分

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