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2014年5月31日 (土)

・春の野原には栽培されるお花に混じり、雑草たちも頑張って咲いています

丹波では先に書きましたように、4月初めからドウダンツツジ、アセビ次いでトサミズキやライラック、ナシの花が咲きだしてきます。畑ではキャベツオクラ、キュウリやズッキーニも旺盛に育ってくるようになります。

 そのころ、畑の周辺の足元にはクローバーに混じって、だれにも世話されることがなくても毎年生長を始め、可愛い花を咲かせる雑草(草花?)たちがいます。1年生雑草のあとタネが落ちるまでに刈りとらないといけませんが、小さい宿根草はそのまま放っておいてもそれほど実害はありません。ここにはそんな可愛い雑草たちを紹介します。


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野原の雑草

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ヒメオドリコソウ

シソ科オドリコソウ属の宿根草です。ヨーロッパ原産で、北アメリカや東アジアにも帰化していて、道端や庭などによく生えています。3月~5月にかけて明るい紫赤色の唇の形をした花を咲かせます。温暖な地域では年間を通じて開花します。

 

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ヒメオドリコソウの花

 同科同属のホトケノザとよく一緒に咲いており、花と葉の色も良く似ています。しかし、ヒメオドリコソウ上部の葉が色づくことと、葉の先端が尖るほか上部の葉も葉柄を持つことで簡単に区別できます。輪状に並んで咲くことから、和名は踊子が並んで踊る様子から名づけられたようです。

 

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オオイヌノフグリ

 オオバコ科クワガタソウ属の宿根草で、近縁のイヌノフグリよりやや大型です。イヌノフグリ牧野富太郎により、果実の形から犬のフグリ(陰嚢)と有難くない名前を付けられています。ヨーロッパ原産の帰化植物で、在来種イヌノフグリに代わり全国の野原に雑草として広がってきています。

 

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オオイヌノフグリの花

 草丈は1020cmで、早春にコバルトブルーの花をたくさん咲かせます。花弁は4枚ありうち1枚がやや長くなり、写真ではよく分かりませんが濃い縦状のすじが入ります。イヌノフグリの花は小さくて淡いピンク色ですが、最近では見かけることはなくなりました。

 

 

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ナズナ

 アブラナ科ナズナ属の宿根草あるいは1年草。別名はペンペングサあるいは三味線草で、野原のいたるところに生えています。古い時代にムギとともに来た、帰化植物とされています。2~6月頃、4枚の白い花弁を持つ花を多数着けます。

 

 

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ナズナの花

 花序の上の方でを咲かせながら、花序の基部から三味線のバチに似た果実ができてきます。春の七草のひとつで、かっては冬季の重要野菜でした。荒れ地でも生えることから、「ぺんぺんぐさが生える」とは荒廃した土地の表現に使われました。

 

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カラスノエンドウ(ヤハズノエンドウ)

 マメ科ソラマメ属の宿根草。和名はヤハズノエンドウですが、カラスノエンドウの方が一般的に使われています。原産地は小アジアから地中海沿岸とされますが、日本の野山のいたるところに生えています。マキヒゲで他の雑草に巻き付いて生長し、3~6月頃、エンドウに似た小型で赤紫色の花をつけます。さやは熟してはじけると、勢いよく種子を弾き飛ばします。

 

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カラスノエンドウの花

 茎をよく見ると角ばっていることや、マメのへそが長いというソラマメ属の特徴を持っています。今では雑草とみなされていますが、若い芽果実は食べられますし、成熟したマメも炒って食べることができます。

 

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キツネノボタン

 キンポウゲ科キンポウゲ属の宿根草。実の形からコンペイトウグサとも呼ばれます。草丈は3060cmで、葉は3つきそれぞれの先端が3裂の切れ込みがあり、ボタンの葉に似ています。5~7月頃枝分かれした茎の先端に、黄色い5弁のをつけます。

 

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キツネノボタンの花

 めしべの表面に角状の突起があり、成熟するとコンペイトウ状果実がつきます。有毒植物であり、茎葉の汁液がつくとかぶれるので注意が必要です。

 

 

少し大きな写真特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 載せますのでそちらもご覧下さい

 

関連記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。 


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コメント

こんにちは~

身近な野の花もこうやって並べてみると、、、色々ありますよね。
なんか、春先のことが思い出されて懐かしく見せて頂きました。

キツネノボタンは、名前は知っててもどの花かわからなくて。。。。
これかそうなんだ~と改めて感じました。
黄色い野の花はいっぱいあって、何度見ても覚えられません(悲)

山にもたくさん黄色の花が咲くので覚えたいのですが、、、、
難しいかも~

カラスノエンドウが食べられるのは初めて知りました~
食べてみたいなあ~

投稿: 野花 | 2014年6月 3日 (火) 12時26分

こんにちは 野花さん sign01

野原も市内では少なくなりましたが、ちょっと外に出ると雑草がいっぱいの土手や河原を
散歩するのもいいですね。いっぱい草花が花を咲かせていますから。happy01
名前が知っているのも知らないのもありますが、子供のころに見た草花もまだまだ健在ですね。smile

苦労して育てる花々も素晴らしいですね、だれにも頼らず頑張って咲いている草花はいつまでも、
咲いていてほしいです。wink

カラスのエンドウは小さいですが、マメ科で新芽も茎葉も見も食べられますよ。とっても
小さいですがhappy02
若いさやの両端を切って、草笛にしたこともありました。note

投稿: プロフユキ | 2014年6月 4日 (水) 21時28分

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