・久しぶりに大阪造幣局の桜の通り抜けをしてきました
大阪の旧淀川河畔にある造幣局は、私が子供時代にも訪れたことのある桜の名所で通り抜けに解放されています。今年は4月11日(金曜日)から4月17日(木曜日)までの7日間で、14日(月)に太極拳の講座で汗を流した後向かいました。さすが大阪の人は毎年のように訪れるらしく、超満員の人込みで本当の文字通りの通り抜けで、写真のシャッターを切るのが難しいくらいの混雑ぶりでした。
造幣局の桜は八重桜が多く、一方通行の通り道560mに造幣局の説明によれば、現在関山、普賢象、松月、紅手毬、芝山、楊貴妃など 131品種、350本 が植えられています。以下には私の気に入った桜だけを選び、造幣局HPから各品種の説明をつけました。
造幣局
八重曙
八重曙の花
花は淡紅色で、花弁数は11~17枚あるが、部分により濃淡がある。芳香に富んでいる。
静香
静香の花
北海道松前町で「天の川」と「雨宿」を交配育成させた桜。花は白色で、花弁数は15~20枚あり、芳香がある。
紅華(こうか)
紅華の花
北海道松前町の浅利政俊氏が実生の中から選出育成した桜で、濃紅色の花が密生して咲き、咲き方が華やかであるとことから、この名が付けられた。花弁数は30~40枚ある。
鬱金(うこん)
鬱金の花
古くから知られた桜で、江戸時代に京都知恩院に植えられていたといわれ、樹姿は直立高木で、花は淡黄緑色のショウガ科のうこんの根の色に似ていることから、この名が付けられた。花弁数は10~15枚ある。
琴平(ことひら)
琴平の花
香川県琴平神社(金刀比羅宮)境内にある山桜系の桜で、花は微淡紅色で、のちに白色となる。花弁数は6~15枚ある。
雨情枝垂(うじょうしだれ)
雨情枝垂の花
詩人の野口雨情氏の邸内(現在の宇都宮市鶴田町)にあったところから、その名が付けられた。花は淡紅色で、花弁数は20~26枚ある。
楊貴妃
楊貴妃の花
昔、奈良地方にあった桜で、つぼみは濃紅色であるが、開花時には淡紅色となり、花色も優れ豊満なので、中国の楊貴妃を連想して世人が名付けた。花弁数は、20枚程である。
関山
関山の花
明治初年東京荒川堤の桜として有名になった桜で、花は濃紅大輪で、花弁数は30枚程である。
旧淀川
今では旧淀川は新淀川と別れ、中の島へと流れています。淀川を見ると大阪に帰ったなあと思いますが、私の育った豊中南部には神崎川、猪名川も流れていて、どれも水量豊かで淀川に合流しています。
●少し大きな写真と特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 に載せますのでそちらもご覧下さい。
●関連の記事が 日本の街角 にもありますので、ご覧ください。
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コメント
桜ってとってもたくさん種類があるんですね。
恥ずかしながらソメイヨシノと
しだれ桜位しか知らないので。
お花見してる時にこんなふうに桜の解説できると、
お団子を食べる以外の楽しみもふえていいですよね。
投稿: poem | 2014年4月22日 (火) 00時11分
今日は poemさん
桜は日本人の好きな花か、たくさんの品種がありますね。どれか自分の
好きな花が見つかるといいですね。
私はソメイヨシノよりはもっと赤くて、桜餅を思い出させるような
八重の花が好きです。
それとウコンのような薄緑色の花が好きで、そんな色の花があるか、よく

あちこちに見に行きます。
投稿: プロフユキ | 2014年4月22日 (火) 16時19分