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2014年3月15日 (土)

・春の陽気に誘われ、北野天満宮で菅原道真公ゆかりの紅梅と白梅を楽しんできました

弥生の花咲く時候となり、北野天満宮梅花祭(2月25日)はもう過ぎましたが、散歩がてら菅原道真公ゆかりの紅梅白梅を見に行きました。いつもコースで北門から入りましたが、文子(あやこ)天満宮の紅梅も見事に咲いていました。南側の大鳥居をくぐってすぐの梅園ではちょうど先ごろの梅園が公開(2月8日~3月下旬)されていて、抹茶のサービスもされています。本殿周辺での梅の木の周りには多くの参拝客と、梅の花を撮りに来たカメラ愛好家でいっぱいでした。

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北野天満宮境内の梅

「 東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな 」・・・の歌を詠まれ、平安期の文化人でもあった

菅原道真は、梅を特に愛されたそうです。九州の大宰府に左遷され流されるさい、京都の自宅庭の梅の木と家族への別れの歌として詠まれました。ただし私たちは、「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ 」と習いました。

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楼門手前の梅園入口

 北野天満宮は全国各地に菅公をお祀りする天満宮や天神社の宗祀(本社)であり、約2万坪の境内に50種約1,500本の縁のがあります。

 北野天満宮のHPによれば、早咲きの梅は例年12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め正月明けに冬至梅・照水梅・寒紅梅等が寒さの中、春を告げるかのように咲き始め境内一円馥郁な香りで包まれるとしています。

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梅園公開の案内板 

 梅苑は例年2月初旬に公開され、2月下旬から3月中旬までが最も美しい時期となります。また、天正17年(1589)に豊臣秀吉が京都市内の区域を定めその境界と水防の為、京都の四囲に築造した御土居(国指定史蹟)の一部がいまも境内に残っており梅苑内で同時公開されています。

梅苑には和魂梅(わこんばい)・黒梅(こくばい)・座論梅(ざろんばい)・緋の司(ひのつかさ)等の珍種も多く3月下句まで公開されています。

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境内北東の角にある文子天満宮

 先のブログ道真の乳母であった多冶比文子(たじひのあやこ、巫女であったとの説もある:北野天満宮)他によりたてられた祠が北野天満宮の起源となりました。

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文子天満宮の紅梅(拡大)

 文子天満宮はその後、天神信仰発祥の神社」として、東本願寺東側にも独立して

建てられている。

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境内の白梅(拡大)

 境内に植えられた50種約1,500本の幾つかは満開、幾つかは開花まじかのつぼみあるいはまだ固いつぼみもあり、多くの人が見頃の梅の木の周囲に散策していました。

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境内の紅梅と白梅

 ところどころにはこのように紅梅と白梅の見頃の木もありました。

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紅梅

 これは見事な満開の紅梅でした。カメラアングルに人が去るのを待つのにかなり時間がかかりました。一人まだ粘った人がいましたが、やむを得ずシャッターを切りました。

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紅梅(拡大)

 あまりに見事な紅梅でしたので、花を拡大して撮ってみました。

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白梅

 これも見頃の白梅でした。

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枝垂れ紅梅

境内には何本かの枝垂れ梅もあり、これは見頃の紅梅でした。

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枝垂れ紅梅(拡大)

 まばらに着いた花でしたが、幾つかの花に近寄って写真を撮ってみました。

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枝垂れ白梅

 これは見頃の白梅でした。

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枝垂れ白梅(拡大)

 この花もまばらに着いていたのですが、接写で撮ってみました。

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古式豊かな京都雛

 いつもの散歩コースは平野神社から北野天満宮に回るのですが、その中間に着物生地で小物を作るお店があり、いつものぞいてみます。今日は古式豊かな京都風のお雛様が飾られていました。京都では男雛は向かって右に立っておられるのは古式にのっとていることは先に書きました。


今年の干支の午年のお雛様

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 今年の干支の午に合わせた、午のお雛様もありました。

少し大きな写真特性などは、右サイドの 観賞植物の紹介 載せますのでそちらもご覧下さい

関連記事が 京の街角 にもありますので、ご覧ください。

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