・マイコンの外付けハードディスクがクラッシュして、写真データーが消失!
ちょっと植物の写真を使った記事のアップが遅れていますが、それは写真データーにトラブルが起こったためでした。今まで長年撮りためてきた写真データーは、約3年前に買った外付けハードディスクに保存していました。それまではマイコンの内蔵ハードディスクに保存していましたが、外付けハードディスクの容量は2テラもあり、そこにまとめて保存しておくのが便利だと思っていました。
ところがお盆前に頼まれた原稿を作成していたとき、急に外付けハードディスクが応答しなくなり、おかしいなと思ったのですがそのうち完全に反応しなくなり、クラッシュしたと思われました。
冗談じゃないと慌てましたが、データーが読み取り不能になり、何とか原稿は作成して送りました。しかし写真データーには、家族写真から、研究室の活動記録、研究資料の写真や、海外で撮りためた種々の写真が含まれていたため、全部のデータおよそ40GBほどですが、なくなると困ったなと心配になってきました。
クラッシュしたハードディスク
色々調べてみると、 ハードディスクでトラブルがあったデーターの復旧をしてくれる業者があり、早い方がよいとのことで近くの業者に駆け込みました。幸い業者の話では、何とか読み出せそうなので、しばらく預かって対応するとのことで、胸をなでおろしました。聞いた話ではよくハードディイスクのクラッシュは起こるそうで、トラブルの程度によりかかる経費も数万から数十万にもなるとのことでした。
ニコマート
みて貰った業者の話では、なるべく容量の大きなハードディイスクを避け、更に3箇所くらいに重ねてバックアップを撮っておいた方が良いとのことでした。今回は幸い6日ほどでデーターの復旧ができ、経費も数万で済みました。先方の薦める500GBのハードディスクにデーターを保存してもらって帰宅しました。
新しいハードディスク
しかし喜んだのもつかの間、家に帰ってデーターを読み取ろうとすると、なんとファイルも順番もばらばらになっているのです。ファイル単位になっているだろうと高をくくっていたのですが、再び頭が真っ白になりました。また当然、失われてしまったデーターもあるようでした。
フジ(FinePix F601)
私の撮ってきた写真データーは、カメラも4種類を主に使ってきました。フィルムカメラのものはスライドとネガフィルムに残っていますから、被害は免れました。今回の被害にあったのはデジタルカメラのもので、それでもカメラは3機種で撮り、ファイルごとにその内容が分かるように名前をつけていました。でもそのファイル名前が分からなくなり、元のデーターには日付は残っているのもありますが、それを修正加工したデーター分は日付が消えていました。
会社 | 機種 | 記録媒体 |
ニコン | ニコマート | フィルムカメラ |
フジ | FinePix F601 | デジタルカメラ |
ニコン | Nikon D80 | デジタルカメラ |
ニコン | coolpix S6000 | デジタルカメラ |
初期に使っていたフジ(FinePix F601)は、1990年頃から2009年まで使っていました。その後に使い出したニコン(coolpix S6000)は1999年から現在まで使っています。
主に研究用に使っていたのは、それまで使っていたニコマートとその関連機器を全部処分してニコン(Nikon D80)に変え、2005年から現在まで使っています。
ニコン(coolpix S6000)
用途別に大体は機種を変えて撮っていましたが、対象として研究用の植物、資料、研究室の写真、講演用資料、家族写真、海外で撮った写真などがありました。それが全部ごちゃごちゃになってしまいましたので、頭を抱えたわけです。
データー種類 | 属性 | ファイル数 |
図 | jpg | 59,677 |
図 | BMP | 20,255 |
文書(ワード) | Doc | 33,929 |
文書(アクロバット | 2,047 | |
図(パワーポイント) | ppt | 133 |
図表(エクセル) | xls | 820 |
データーをその属性で示すと、写真・図でも JPG(ファイル数59,677) と BMP (ファイル数20,255)があり、文書ではワードDOC(ファイル数33,929)、アクロバットPDF(ファイル数2,047)、パワーポイントの図のPPT(ファイル数133)、図表のエクセルXLS(ファイル数820)などに分かれます。
ニコン(Nikon D80)
途方にくれてブログでつぶやいていると、いろいろ解決策を手助けしてくれるブロガーさんもあり、少しずつ元の撮影したカメラ別に日付別に整理をしていっています。写真を撮ったときに対象植物などの名前を書いていないものも多く、また書いていてもそれが残った保証はないのですが、今回は整理をかねて名前を入れていこうと思って取り組んでいます。
こんなわけで、容量の大きなハードディスクなどにデーターを保存している人はご注意ください。大体3,4年でクラシュすることがあり、こまめに容量の小さな媒体に分けてバックアップする方が良いようです。
●少し大きな写真と特性などは、右サイドの その他の写真 に載せますのでそちらもご覧下さい。
●関連の記事が 知的生産 にもありますので、ご覧ください。
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コメント
私も外付けハードディスクに保存していて、
タカをくくっていましたが、この記事を読み
対応しようと思いました。
教えてくださってありがとうございます。
投稿: anan | 2013年9月27日 (金) 12時51分
今晩は ananさん
外付けハードディスクを使っておられたら、早めにどこかにバックアップを
取っておくと良いですね。USBでも良いですから。
友人にも聞いてみると、トラブルがあった人が結構多いですね。
最近の機器は意外と寿命を軽視してコストダウンを図ったいるようで
要注意ですね。
投稿: プロフユキ | 2013年9月27日 (金) 19時27分
こんにちは。
大変でしたね。
外付けハードディスクの危険性については聞いたことがありましたが、いままで私の周囲で実際には何もなかったので、深く考えたことがありませんでした。ほんとうに、アクシデントがあるんですね。データが取り戻せてよかったです。
私は、外付けハードディスクもあるのですが、だいたい一週間に一回、重要なデータ・その週に作成したデータをDVDに保存しています(一週間に一枚なので、一年で50枚以上のDVDになります)。少々重要な内容については、DVDを二枚作成し、二か所にわけて保存しています。
投稿: きいろひわ | 2013年9月28日 (土) 07時38分
今晩は きいろひわさん
ハードディスクのクラッシュは割りと多いようで、身近の人も
どうしてよいのか分からないのでそのままにしている人が多いようです。
内蔵HDは比較的大丈夫のようですが、外付けハードディスクやUSBでも、
クラッシュの危険性はあるようで、DVDは比較的安全なようですね。さすがは
きいろひわさんですね
問題は容量と保存その他で、ツイツイ簡便に保存したり修正のできる外付け
ハードディスクやUSBにバックアップをとる例が多いようですね。
投稿: プロフユキ | 2013年9月28日 (土) 19時09分