・ソーラーセル（太陽電池）によるホビー用品から実用品まで

先日100円グッズの実用品を紹介しましたが、最近のソーラーセルを利用した製品はどんどんその数が増えています。思い起こせばカード型計算器にもソーラーセルが組み込まれていて、30年前には海外旅行の際、お土産用品として喜ばれました。今では100円ショップでも、そういった計算器は普通に見られますが、それ以外にホビー用品にも応用されているようです。また計算器同様の実用品としても、すでに電波時計にもソーラーセルは取り込まれていて、私も8年前から便利に使っています。また最近、郊外では野生動物が増えて農作物に被害が出だし、電気柵の利用が急速に広がってきています。この電子柵にもソーラーセルが利用されていますので、それらソーラーセル機能

を使った身の回りにある製品を紹介します。

ソーラーセルを使ったお人形

ユキダルマ人形

家人

が友人から貰ってきた可愛い人形で、セル部に日が当たるとユーモラスに動きだします。仕事に疲れたときなど、ふとユラユラ動くこの人形を見ると、また頑張ろうという気が起こり愛用しています。家人の表現は先日読んだ沢村貞子著の「私の脇役人生」で見つけ、ワイフよりぴったり来るので使わせてもらいました。

ヒマワリ人形

ユキダルマ人形

は赤色帽子と黄色帽子の2種類ですが、他の色もあるのかと家人に聞いてもらいました。しかしユキダルマ人形は季節用品だったようで、代わりにこのヒマワリ人形をいただいたようでした。このヒマワリ人形では写真のように、首の位置を差し替えることで、ソーラーセルを前にも後ろにも持ってこれ便利になっています。

カード型計算器

最近ではどんどんカード型計算器もどんどん薄くなり、そこらじゅうにあふれるようになりました。私が大学の研究室に分属した昭和40年頃はまだ手回しのタイガー計算機の時代で、翌年育種研究室に手回し機部にモーターを導入した、モンロー計算機が入り、羨ましく思ったものでした。

ソーラーセル・ライト

これはどこかでおまけに貰ったソーラーセル・ライトで、結構暗いところで探し物をするとき便利で重宝しています。双子の孫が来たときにはオモチャに変身します。

電波時計

これは仙台での学会に行った際、電気屋さんで見かけ気に入って買った電波時計です。私の買い物をする際の基本は機能性重視で、ソーラーパネルで電池交換が不要なことと、日本のどこにいても標準電波を自動受信することにより、正確な時刻に補正してくれます。デュアルタイムとアラーム機能も勿論ついています。アナログ表示とデジタル表示もあり、2099年までフルオートカレンダーになっているので十分過ぎるくらいです。

電気柵をしたナバナ畑

八百一の郷

・丹波農場のナバナ畑で、最近になって鹿の被害が多発していますので、電気柵で防御しています。

電気柵用のソーラーパネル

最初は家庭用電源を引いていましたが、昨年くらいからソーラーセル利用に変わりました。

電気柵用のソーラーパネル（拡大）

制御盤の設定で、日中だけ対応にも、また引き続き夜間利用にも対応しています。

これ以外にも農業場面では、ソーラーパネルを利用した換気扇、扇風機、スプリンクラーや液肥散布機も開発されているようです。夏場のハウスでは温度を下げるのが大変ですが、ソーラーセルの利用で大幅なエアコン経費が節約できそうです。

●少し大きな写真と特性などは、右サイドの　その他の写真　に載せますのでそちらもご覧下さい。

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