・写真を整理していると出てきた在りし日のミーちゃん(♂ネコ)
高松へ赴任している頃、宿舎近くの県公舎に真っ白のネコちゃん(リン)が飼われていました。飼われていたといっても、勝手に住み着いていたようでしたが、そのうちたくさんの子ネコを生みました。飼い主は始末に困って皆に貰っていたようでしたが、残ったうちの一匹を、しばらくでいいからお預かりしてと我が家に持ち込まれてきました。ワイフはあまり飼う気はなかったようでしたが、私はその子ネコが気に入り、買う事に決めました。
ある日入り口でネコの声がするので、のぞき窓から覗いて見ると、なんと親ネコに知られないように連れてきたのに、子ネコを探して親ネコが尋ねてきたのでした。臭いをたどって探しにきたのだろうかと、まったく驚きました。その子ネコは真っ白なふさふさした毛で、青い目をしていました。賢い子ネコで粗相をすることなく、トイレの場所も直ぐ覚える。可愛い性格の子ネコで、子供たちがミーと名前をつけました。
その内に屋島に家を建てる事になり、高松の宿舎からミーを連れて屋島に移りました。
今度は一戸立ちなのでどうしても外に出たがり、よく外へお散歩に行くようになりました。
でも問題が起こりました。家が建つまでにこの辺にいた野良ネコに目をつけられ、よくけんかをしてくるようになりました。なるべく外に出さないようにしていたのですがいつの間にか抜け出し、けんかになると野生のときの血が騒ぐのか興奮するようです。一度止めに入ったのですが、興奮していて引き離す間に爪ですねをえぐられてしまったことがありました。少し精悍な顔つきになっています。
また、縁があり京都に転勤することになり、ミーを連れて今度はマンションの6階に入りました。日当たりの良い部屋で、よくソファーにくつろぐことも多くなってきました。
食べ物はお気に入りのキャットフードがあり、それさえあればご機嫌で過ごしていました。
時折は近所に住む孫たちが来ると、本気になって遊んでいまして、丁度孫のよい遊び相手でした。これはベランダで遊んでいるうちの寝てしまった、ミーとマッシーです。
段々年をとってきたミーは時折はこのようにお腹を上に出し、安心しきってくつろぐごとも多くなってきました。
これは孫のカズと、にらめっこをしています。カズがミーにお菓子を取られると思ったのか、にらみ合いになっています。
孫がいると付回されるのにミーも疲れるのか、時折このような目で何かを訴えるように見ることがあります。「いつ、皆は帰るの!」といっているようでした。
こんなミーも17歳になったある日、天国に旅立ちました。最後まで可愛いネコでした。
●少し大きな写真と特性などは、右サイドの その他の写真 に載せますのでそちらもご覧下さい。
●関連の記事が 随 想 にもありますので、ご覧ください。
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コメント
こんにちは
お話に伺っていたミーちゃんのお写真を拝見できて嬉しかったです。
真っ白な美しい子だったのですね。ハンサム君ですね。
プロフユキさんご家族にとても愛されていたことが、お写真からも
とてもよく分かります。ミーちゃんも同じ(^^)♪
お孫さんたちとのツーショットも素適な思い出の1ページですね。
17歳での旅立ちは、天寿を全うの年齢とは思いますが、
でももうしばらくいて欲しかったですね。
どれだけ長くなろうと、辛いことに変わりはありませんけれど。
投稿: ポージィ | 2013年4月 3日 (水) 11時18分
今晩は ポージィさん
ミーを見ていただき有難う御座います。本当に家族の一人のように
17年もそばにいましたから、いつまでも思い出されます。
写真はなかったのですが、よくテレビの上に乗って、私達を逆によく
見ていましたね。
とても聞き分けのよいミーで、孫たちともよく一緒に遊んでいました。
ミーが逝ってからはもうネコを飼うのは止め、ワイフもお花を育てる
ことにしています。
投稿: プロフユキ | 2013年4月 3日 (水) 21時58分
おはようございます。
ミーちゃん、真っ白な毛に青い目で、かわいいですね。とてもお利口さんな様子が写真からも伝わってきます。
投稿: きいろひわ | 2013年4月 4日 (木) 05時10分
こんにちは きいろひわさん
やっとミーちゃんを紹介できました。あるようでなかなかいい写真って
撮っていないものですね。
何とかミーちゃんらしいところが出せたかなって思っています。
本当に潤いのある生活がミーちゃんがいるときには過ごせました。
投稿: プロフユキ | 2013年4月 4日 (木) 16時42分
プロフユキさんこんにちは。
ミーちゃん、とっても美猫さんですね。
私も長男が保護して連れてきた猫を、最初は「飼ってくれる人が見つかるまでの間、預かるだけよ」と言っていたのでした。
自分は猫嫌いだと思い込んでおりましたから・・
それが、一晩で、すっかり猫の可愛さの虜になり、「もうどこにもやらない」ということになりました。
屋島のお家の咲き誇る薔薇をバックにした、奥様とミーちゃんのお写真、素敵です。
ミーちゃん、とっても幸せそうですね。
お孫さんも皆可愛らしくて、心温まるお写真が出てきてよかったですね。
ミーちゃんを見せてくださってありがとうございます。
投稿: 亜麻 | 2013年4月 4日 (木) 17時17分
今晩は 亜麻さん
新しいブログのほうでも頑張っておられますね。チョッとシステムが
違うので何も足跡を残せていませんでした。
亜麻さんもお預かりで、身が入ってしまった一人でしたか、とりわけ
子ネコは可愛いですからね。
屋島の家に植えたつるバラはまだ健在ですが、あー! 亜麻さんが
見てくれるかなと思っていましたので、よかったです。
孫の家には動物はいないので、我が家で遊ぶのには良い経験にも
なっていると思っていました。
投稿: プロフユキ | 2013年4月 4日 (木) 22時12分
こんばんは。
ミィちゃんとプロフユキさん御家族との
大切な17年間を感じました。
動物というのは不思議ですね。
人間の生活に、感情や動きをひきだしてくれる気がします。
いなくなった時にあらためて、その存在の大きさに
気付かされるのでしょうね。
投稿: もみじ | 2013年4月 5日 (金) 21時56分
今晩は もみじさん
イヌやネコは人間生活と密着して共同生活をしてきていますね。
白川村の大屋根の家でもネコが自由に出入りできる入り口が
あったのを思い出します。、
ペットとして飼っていても、単なる癒しの相手でなく、心の交流が
あるように思いだしますね。
失ってその存在の大きかったことを想い出します。
投稿: プロフユキ | 2013年4月 5日 (金) 22時44分