・待ちに待ったデメダカの赤ちゃんが4匹誕生しました
昨年8月にヒメダカのグループ以外に、デメダカが加わったことを紹介しました。2つがいの計4匹いただいたのですが、残念なことにそのうちに雌ばかり2匹が死んでしまいました。同じデメダカの種類ではなかったのですが、一条通のペットショップをのぞいてみてこれならあるというので、「楊貴妃」を2つがい買って帰り同じ水槽に放しておきました。
普通のヒメダカは割りと旺盛に夏の間に卵を産むのですが、このデメダカたちにはなかなか産卵は起こりませんでした。それでも秋になって少し卵が生まれ始めました。普通では夏の暑い頃に産卵が多いのですが、我が家の居間の窓際は秋冬でも暖かくて最低でも15℃はあったため、産卵してきたようです。生まれた卵を孵化用の水槽に入れておいたところ、2月に入って表面近くに赤ちゃんデメが泳いでいて、その後更に数が増えて、今では4匹が元気に泳いでいます。
ヒメダカは最初かなり数はいたのですが、一度病気が起こってかなり数が減り、現在では雄(♂)3匹に雌(♀)1匹の計4匹だけが残っています。
このヒメダカAは生育旺盛で、今も貪欲に下に落ちた餌を探しては食べています。これは我が家で生まれた子供で、今は他の2匹とほぼ同じ大きさになっていますが、最初は他の雄に追いかけまわされていました。
このヒメダカBは唯一の雌で、大抵このように水槽の下で水草に身を隠しています。
この色の薄いヒメダカCも、旺盛で元気良く泳いでいます。
この水槽ではヒメダカの赤ちゃん4匹が育っています。20数匹が卵から生まれたのですが、結局生き残ったのはこの4匹で、うち1匹が早く生まれて残り3匹よりかなり大きくなっています。
子供はやはりかなり小さくて、なかなか写真に取るのは厄介です。
これは一番早く生まれた子供の、幼魚Aです。他の3匹とは話が合わないのか、よく隣のデメダカの水槽をのぞいています。
こちららは、デメダカの水槽です。4つがい居たのですが、今ではなぜかデメダカ2匹は雄で、楊貴妃は雄雌各1匹になっています。
毎朝、食事時に水槽に見に行くとこのように餌をねだって寄ってきます。この点ヒメダカのほうは野生に近いのか、なかなか人になれず警戒心が強いようです。
これは雄です。雌雄の区別については、「・数も殖え大きくなった赤ちゃんメダカ(続編)」に書きましたように、雄の尻ビレは後ろまで同じ長さで長いが、雌では後ろへ行くほど短くなっています。
このデメダカBは一番愛嬌のあるデメです、いつも僕を見るとゆらゆら寄ってきます。
雄ではこのように、尻ビレは後ろまで長いのが特徴です。
楊貴妃の名のとうり、鮮やかな緋色をしています。唯一の雌でかなり卵を産むのですが、多くは未受精卵で、その卵もヒメダカでは上手に水草に巻きつかせるのですが、なぜかCの卵は底に落ちていることが多いようです。
デメダカのDです。DはBに比べてひょうきんさは劣りますが、それでもゆらゆら近寄ってきます。
これはデメダカの孵化用水槽です。2月に入って急に赤ちゃんメダカが生まれてきました。普通のレンズではとても小さくてほとんど見えません。肉眼でもめがねをはずし、ぐっと近寄って始めて見えるようになります。
表面を泳いでいる赤ちゃんメダカです。まだ生まれたてなので、たいていはじっとしていて、まだ未発達の尾ビレをゆらゆら動かして移動します。マイクロニッコール(18-70mm)で撮ったのですが、あまり近づくと動いて逃げてしまいます。生まれたばかりの赤ちゃんメダカのおなかには、何か白い気泡のようなものが見えます。
そこで、これは接眼レンズ(マイクロニッコール、85mm)をつけて、赤ちゃんメダカを撮って見ました。目が果たしてデメのようになるのか、身体の色が緋色になるのか、大きくなるのが楽しみです。
●少し大きな写真と特性などは、右サイドの その他の写真 に載せますのでそちらもご覧下さい。
●関連の記事が 随 想 にもありますので、ご覧ください。
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コメント
こんにちは♪
デメダカにもついに赤ちゃん誕生したのですね。
こんな寒い時期に?ですが、彼らには彼らの事情があるのでしょう
これから春になっていくにつれ、赤ちゃんの成長が楽しみですね。
ヒメダカたちもまた卵を産み始めますね。
わが家のヒメダカは昨年卵から孵ったのばかりになりました。
外水槽でも氷が張ったりするなか、なんとか生き延びているようです。
投稿: ポージィ | 2013年2月20日 (水) 12時30分
今晩は ポージィさん
こんな真冬にメダカが産卵したのは、窓際で暖かかったこともありますが、
ズット産卵用の餌をやっていたのが影響しているかもしれません。
人間の赤ちゃんと同じで、これからは暖かくなるので元気に育ってくれる
ことでしょう。
デメダカの赤ちゃんが育ってくれれば、どんな様子になるのかが楽しみです。
お庭の大きな容器で育っている分には、大人メダカに食べられないで何とか
生き残るようですね。
投稿: プロフユキ | 2013年2月20日 (水) 21時02分
こんばんは。
かわいいですね。
元気に大きくなりますように。
投稿: きいろひわ | 2013年2月23日 (土) 22時17分
今晩は きいろひわさん
寒い日が続きますが、雪下ろしで身体を痛められませんように
それに比べればまだ暖かい京都ですが、やはり今年は寒いです。
でもこんな寒さの中でも、デメダカの産卵が続き驚いています。
何とか全員育ってくれればいいのですが。
投稿: プログユキ | 2013年2月23日 (土) 23時20分
私も飼ってみたくなりました。
マンションなので、犬や猫はダメだけど、水槽や金魚鉢なら大丈夫~(笑)
投稿: Lisa | 2013年2月24日 (日) 22時21分
今晩は Lisaさん
メダカは丈夫で保温しなくても、多少餌やりを忘れても元気で
泳いでいますから、飼うのは楽ですよ。
我が家もマンションですから窓際に置いておいて、食事をしながら
眺めているだけで結構癒されますよ。
投稿: プログユキ | 2013年2月24日 (日) 23時32分