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2012年3月17日 (土)

・スマトラ島のジャングルに、世界最大の花ラフレシアとブンガ・バンカイを探し求めての旅(5完)

217日の朝、マリンが迎えに来る前にホテルでチェックアウトを済ませようとしました。フロントで、ルピアはちょっと足らないので、米ドルで払ってもいいかというと、いくら持っていると言うので見せました。目の前で数えて足りないなと言った後、でももうマリンから払ってもらっているという。では何で、ルピアを数えたのか理解に苦しむフロント暇つぶしだったのか?

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そうこうしているうちにマリン一家が全員来てくれ,空港に向かう。ジャカルタ行きの便に手荷物を預け、搭乗口に向かい待っていると、ハーランバン機内持込の荷物を持っているかと心配して見に来てくれる。手にかばんを持っていたのだが、それが見え無くて不安に思い、心配して見に来てくれたようであった。飛行機に乗り組んでから、アーしまったホテル代の支払いの礼を言うのを忘れたと思い出しましたが、この飛行機代も払ってもらっていたことに後で気づく。やはり、熱帯ボケしていたのだろうか。

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ジャカルタの国内空港荷物を受け取り、出口に向かうとユリアンと奥さんだけでなく、子供3も迎えに来てくれていて驚く。子供は3人で、長男は大学生、次男は中学生、長女は高校生との事。

聞けば奥さんも国家公務員でスマトラ島南端のランプンに子供達と住んでおり、ユリアンだけ単身ベングルに住んでいるとのことでした。丁度週末で、家族連れ休暇をかねて車でフェリーを使って、ジャカルタに来ていました。

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彼の車で、一路60kmにあるボゴールを目指しました。ボゴールは古くからの高原にある避暑地で、大統領府もここにあります。雨が多いことから、雨の町という別名もあります。

ホテル家族を残し、ボゴール農科大学に向かう。

ここには直接の卒業生ではなかったが、同じ学科で勉強していたルディがいるので研究室を訪問した。この大学からは彼の外にヌルハヤティナローウィが来ていて、皆集まってくれた。25年ぶりの再会で、今は教授となった彼らの若いとき思い出していました。

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翌日は大統領府に隣り合った、ボゴール植物園に連れて行ってもらった。その敷地の西北角が大統領府で、スカルノ大統領の時にデビ夫人推薦したのであろうか、奈良公園と同様に広い芝生の上に多数のシカが放し飼いにされていました。

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ボゴール植物園200年近い歴史を持ち、東洋最大規模・ 最大栽植種を誇る植物園であり、85haの広さがあります。有難いことに、車でそのまま構内をめぐることも可能で、車のまま乗り入れる

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珍しい多くの種類を持っているが、中でも有名なのは巨大な板根を持つ2本の樹で、ボゴール植物園内の名所の一つであり、何時も観光客や地元の来園者で賑わっているそうです。右の樹は、クワ科のフィクス・アルビピラで、左の樹はフタバガキ科のテンバーガです。

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この写真は2本の木を裏側から見たもので、板根を示しています。板根は、表土が浅く、地中の根だけでは自らを支えきれない植物体が巨躯を支えるために発達したもののです。

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これはベンクルでも見たブンガ・バンカイで、まだ栄養生長期コンニャクとまったく同じ草姿をしています。

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植物園を出てから、サファリに向かいました。途中道端では色んな果物や野菜を売っていました。これは日本でも良く見かけるようになったアボカドです。

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ワサビしょう油をたらすとトロのような味がするので、お好きな人も多いことでしょう。

これはアボカドの木で、たくさんの果実が着きます。

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ボゴールタマン・サファリ観光スポットの一つで、ユリアン家族は何度も来ているようでしたが、私のために案内してくれたようでした。ケニア本物のサファリに行っているとはいえないで黙っていました。最近は熱帯諸国のあちこちにもこの種のサファリができていているようです。入り口近くになるとたくさんのニンジンを束にして売っていて、なんとニンジンが好きなものかと驚いていましたが、食用でなくてサファリでの動物に与えるえさのようでした。

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このサファリ日中だけでなく、夜間にも開いているようでした。園内には車のままで入れて、家族連れには便利でした。ケニアとは異なり、ここではおとなしい草食動物には直ぐ触れる距離まで近づくことができました。

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一方、ヒョウ、チーター、トラやライオンなどの肉食獣とは距離を空けて、接触をしないように仕切られていました。

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なぜか園内にはウエスタンショーもあり、インドネシア人扮するインディアンガンマンを見ることになりました。

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サファリを堪能した後、車は一路ジャカルタを目指しました。ジャカルタに着いた時には、世もふけ暗くなっていました。とりあえず駅前にある独立記念塔・モナスに行きました。この記念塔初代大統領のスカルノが、パリのエッフェル塔に比較できる独立記念塔をということで建設されたもので、高さ130mあります。塔の先端には35kgの純金で作られた、燃え盛る独立の思い表現する炎のモニュメントがあります。

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涼しくなった広場には、多くの家族連れ三々五々に涼んでいました。ジャカルタには昔懐かしい馬車や、人力車を見かけましたが、広場にも綺麗な飾りをつけた馬車が客を待っていました。ユリアンが乗りますかということで、家族ととも2台に分乗して広場周辺遊覧し、久しぶりに子供気分に浸りました。

夕食には日本料理ご馳走する事になっていましたが、いつの間にかジャカルタ料理の店に連れて行かれ、昔風の素朴な魚料理堪能して、この日もぐっすり休ませてもらいました。

翌日はユリアンの車で国際空港まで送ってもらい、最後の最後まで彼らのお世話になって、19日無事関空に帰国いたしました。長い話にお付き合いいただき有難う御座いました。

少し大きな写真特性などは、右サイドの 海外の国 載せますのでそちらもご覧下さい

関連記事が 海外の国々 にもありますので、ご覧ください。 

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コメント

充実したご旅行でしたね
日常を離れ、珍しい光景を目にしたり食べたり、人の温かさに触れたり・・・・。   まさに旅の醍醐味
お疲れにもなったでしょうけれど、みなさんが「先生に喜んでいただきたい!」と思っていらっしゃる様子が伝わり、プロフユキさんのお人柄も垣間見たような気がします

投稿: emico | 2012年3月17日 (土) 03時35分

楽しい旅行記ありがとうございました。たぶん行くことの無い町、多分見ることの無い花の話と画像楽しませていただきました。
そして今回はアボガドですか。大好きです。アボガドの木育てていました。アボガドを食べた時に気まぐれに種を鉢に植えておきました。そしたらニョッキ、ニョッキ。背丈くらいまでに成長しましたが、なにぶんここは寒冷地、大きくなりすぎて冬場の管理が出来ず枯らしてしまいました。こんなに大きくなる木ですもの、無理ですよね。でも、また育ててみようかな。

投稿: 木漏れ日 | 2012年3月17日 (土) 10時53分

私もemicoさんとまったく同じ感想を持ちました
これだけ多くの教え子の方々や関連する人々に歓待されるのは単にプロフユキさんのお立場だけでなく、お人柄故なのだろうなあ、と感じ入った次第です
それにしてもアボガドの元気そうな事さぞや美味しいことでしょうねスーパーで買うアボガドが貧相に思えてしまいましたよ(;´▽`A``
ありがとうございました

投稿: あむわん | 2012年3月17日 (土) 11時27分

こんにちは。
最初から最後まで充実の旅でいらっしゃいましたね。
教え子の方たちとそのご家族など、皆さんの温かな歓迎ぶりに、
私もプロフユキさんのお人柄あってこそなんだろうなぁと思いました。

広い植物園にサファリもとても魅力的ですね。
私にはジャングルの中の道なき道を歩くのは無理でも、
この二つはぜひとも行ってみたくなりました。
実際には行ける機会はなさそうですが、こうしてご紹介いただいて
拝見できてとても楽しかったです。

投稿: ポージィ | 2012年3月17日 (土) 11時51分

今晩は emicoさん 

確かに充実した旅でした。ずっと普段の生活を続けていると、何か息苦しくなり、無性に外国に行きたくなります。

そのつど何か理由をつけて、日常性からの家出をしているようです。

今回は世界一の花を見られ、卒業生達が立派になり、それぞれの国に根を下ろしている様子を拝見し、自分のまいたタネが生長したんだと、発見と再確認人の旅ができ、本当に良かったです。 

長い旅にお付き合いいただき、本当に有難う御座いました。

投稿: プロフユキ | 2012年3月17日 (土) 23時41分

今晩は 木漏れ日さん 

長い旅行記にお付き合いいただき、有難う御座います。

いわゆる観光地ではなく、世界一の花を求めてのたびでしたので、珍しい植物をいろいろ見ることができました。 

ローカルマーケットなどではいつまでも居たいくらい、いろいろ珍しい食材があり驚きの連続でした。

アボカドを育てておられたのですね。大きくなりますが、鉢植えにしておけば、こじんまりで来ますよ。

日当たりさえあれば、楠木の仲間ですから照葉が綺麗ですよ。冬でも居間に置いて置けば、10℃を切らなければ大丈夫ではないかと思います。

ただし、実生では親と同じ果実にはならない恐れがあります、普通では挿し木で増やしているようです。

投稿: プロフユキ | 2012年3月17日 (土) 23時58分

今晩は あむわんさん

長い旅行記にお付き合いいただき有難う御座います。

世界一の花が見られたのも、卒業生からの誘いがあってのことでした。

思いがけず卒業生の家族一同に歓待され、またみんなそれぞれ故国で立派に根を下ろしているのを見て、自分のまいたタネが立派に生長してくれたのを見るこのことのできた感謝の旅でした。 

熱帯で見る果実は、どれも日本で見るより大きく立派で、美味しかったですね。やはり現地で食べるのが一番だと感じました。

投稿: プロフユキ | 2012年3月18日 (日) 00時05分

今晩は ポージィさん 

長い旅行記にお付き合いいただき、有難う御座いました。

写真だけ載せたのでは、簡単には見られない花だとの印象を感じてもらうため、くどくど途中経過を書いてしまいました。

卒業生からの誘いで出かけた旅でしたが、思いがけず家族全員の歓待を受けたり、卒業生がそれぞれしっかり根を下ろして仕事をしているのが見られ、楽しい旅となりました。 

熱帯雨林や蘭園は東南アジアの国にはたくさんあり、またサファリもシンガポールなどにもできているようです。

是非円高の今、熱帯のアジア諸国ヘ行かれるチャンスだと思いますよ。日本の生活を、海外から見るのも面白いものですから。

投稿: プロフユキ | 2012年3月18日 (日) 00時16分

こんにちは
プロフユキさんの旅行記、面白く読ませていただきました。私のいる場所はまだ少し寒いので、暖かいところへ旅をしたような気分になりました。
私自身は、東南アジアは、シンガポールとマレーシアくらいしか知らないのですが、お話を読みながら、人づてに聞いた話などを思い出しました。また、植物園やサファリ・パークでの写真、たいへん興味深く拝見しました。二本の巨大木、圧巻です。動物達は、獰猛な動物であっても写真で見ると、大変可愛らしいですね。
プロフユキさんの教え子だった先生方、25年ぶりの再会にとても嬉しく思ったのではないかしら、と思います。私は、こちらの旅行記の再会の一節を読みながら、ふと、私の恩師のことを思い出しました。

投稿: きいろひわ | 2012年3月18日 (日) 09時26分

大変充実した旅のお話を、毎回とても楽しく読ませていただきました。
普段決して目にする機会のない珍しい植物やジャングルの様子に
とても興味をそそられ、また、プロフユキさんと教え子の皆さんとの
交流に、胸が温かくなる思いでした。
そして、私も、無性にインドネシアに行ってみたくなりました!
貴重な旅のお話を、本当にありがとうございました。

投稿: hanano | 2012年3月18日 (日) 11時02分

今日は きいろひわさん 

長い旅行記にお付き合いいただき有難う御座います。

寒い時には暖かい所へ行きたくなりますね。今回も避寒をかねた旅行でした。

ボゴール植物園の2本の木には本当に驚きますね。アレだけの高さの木を支えるには、根も板のように張り出してくる必要があるのでしょうね。 

動物もやはり自然な状態においてやりたいですね。普通の動物園のおりに入れるのは、動物虐待ですね。

教え子との25年ぶりの再会は不思議なもので、忘れていたことが次から次へと思い出し、懐かしい話に花が咲きました。

教師というのは意外と教え子のことをしっかり覚えているものですよ。先方では忘れているだろうと遠慮している人もありますが、こちらは覚えているよとよく声をかけたものです。

きいろひわさんの恩師も、しっかりきいろひわさんのことを覚えていると思いますよ。

投稿: プロフユキ | 2012年3月18日 (日) 15時58分

今日は hananoさん 

長い話にお付き合い頂き有難う御座いました。

「何でも見てやろう」の世代で、山歩きには慣れていましたが、ジャングルに入るには準備運動が必要でした。

避寒をかねたラフレシア探訪旅行でしたが、思いがけず卒業生たちとの25年ぶりの交流もできた楽しい旅でした。 

インドネシアには古い日本が残っており、人情豊かでした。記念塔広場では昔懐かしい音楽が流れており、よく聞くと日本の軍艦マーチでした。

かっての植民地でありながら、その音楽を聴けるのは台湾とここくらいですね。それだけ日本びいきが分かります。暖かい彼らの期待に、日本はもっとこたえなくてはと思ったりしました。

近い所ですが、インドネシアにいけるといいですね。

投稿: プロフユキ | 2012年3月18日 (日) 16時26分

ほんとに充実されたご旅行だったのですね~
ご家族そろって空港までお出迎えしてくださるなんて
ほんと感激ですよね~
日本じゃ大学生も高校生も親戚が来ても、
なかなかついて来ないような・・
昔の日本みたいでほのぼのとしてるのかもですが、
皆さんがおっしゃってるように
ブロフユキさんのお人柄によるところが大きいのだろうなって思います
鹿ちゃんだけでなく、チーターも遠くからみると・・写真だからかな?
かわいいですね
巨木も実際に見るときっと感動でしょうね~
アボガド大好きだけど、日本のと違い
生き生きとしてて
きっと味もちがうんだろうなって思います
熱帯って植物にとって豊かな場所なのですね。
世界最大のお花二つ開花を同時に
見れるなんて奇跡に近い素晴らしいことなんですね
夢がかなって一生忘れられない体験ができて、ほんとによかったですね
私達も一生見る事もないだろうお花を
画面だけでも見る事が出来てとても感謝です

投稿: たらちゃん | 2012年3月18日 (日) 16時27分

今日は たらちゃん 

本当に今回は、ベンクルでもジャカルタでも、家族全員で送迎をしてくれましたね。 

確かに日本では昨今、皆個室にこもるようになってからは、親の客には子供は出てきませんよね。インドネシアではみんな素直だったですね。 個室というのは良くないですね。

チーターもクロヒョウも自由なスペースがあるためか、自由にのびのびしていた印象ですね。より自然に近い環境なのでしょうか。 

ジャングルでも植物園でも、自然一杯だったですね。植物園も車で走り回るくらいですから、かなり広いですしね。

世界最大の花を二つ見られ、卒業生たちとも旧交を温めらた楽しい旅でしたが、熱帯の雰囲気などを感じていただければ、紹介した甲斐がありうれしいです。


投稿: プロフユキ | 2012年3月18日 (日) 17時44分

こんばんは(^^♪

とても充実した素敵な旅をされたのですね~
今回教え子の皆さんの歓迎ぶりを見せて頂くと
プロフユキさんがこれまでしてこられたことが
どれ程素晴らしいものかということが分かります。
教え子の皆様と再会されて、憧れの植物とも対面でき
本当に良かったですね
こういう旅をする機会は私にはこれからも無いでしょうから
今回の貴重な旅行記を読ませていただけて
本当に有難うございました。

投稿: はなのいろ | 2012年3月18日 (日) 21時48分

今晩は はなのいろさん 

長い記事にお付き合いいただき有難う御座います。

卒業生からの誘いから急遽決まった探検旅行でしたが、世界一の花を見ることができ、また思いがけず卒業生達との旧交が温められた旅でした。

紅顔の青年達卒業生が立派に故国で根を下ろし、活躍している様子を見ることができ、自分のまいたタネの生長を見た想いでした。 

ジャングルの植物を見ていただいて、熱帯雨林を探訪した思いになっていただければ、それだけで書いた甲斐があります。

投稿: プロフユキ | 2012年3月18日 (日) 23時00分

お帰りなさい。プロフユキさん。
盛りだくさんの、素晴らしい出会いと、暖かい心に包まれた
旅行でいらしたのですね。
普段、図鑑や動物園の中でしか目にできない様な、
珍しい動植物を見せて頂き、とても興味津津でした。
特に教え子の皆さんが、最近日本人が忘れてしまっている心を
持っていらっしゃるような気がしました。
お疲れでしたでしょうが、鋭気を養って頂き
是非また新しい国への出発記を楽しみにしています。

投稿: MadamPOT | 2012年3月19日 (月) 01時49分

今晩は MadamPOTさん

長い旅行記にお付き合いいただき有難う御座いました。

ラフレシアだけを見るつもりがいろいろの出来事に遭遇し、卒業生達にも25年ぶりに会え、印象深い旅行でした。

本当はジャカルタの町をジャランンジャランしたかったのですが、そうも行きませんでした。

台湾とはまた違った、古い日本の名残が残ったインドネシアには、また行きたいと思いました。

もし熱帯ジャングルに行った気分になっていただければ、うれしいです。 

投稿: プロフユキ | 2012年3月19日 (月) 21時52分

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