・今年も京都府立桂高校で行われた、第６０回全京都農林産物品評会での審査に行ってきました

園芸で活躍している京都府立桂高等学校のことは先に書きました。今年も１１月１２日に同校で行われた第６０回の全京都農林産物品評会での審査に行ってきました。

桂高校卒業生の同窓会・京都桂農友会のご尽力で、卒業生を中心に京都府下全域から農産物が出品され、毎年品評会が行われています。

今年も８３品目（葉菜、根菜、果菜、イモ類、草花類、果物類、米その他の加工品）、５０２点の農林産物が出品されました。

出品物の受付、会場設営、採点補助作業などは大変な作業ですが、例年通り在校生の協力で運営されています。

9時から出品物の搬入受付が始まり、11時30分から15時までが審査時間ですが賞の数が多くて３７賞あり、毎年の審査ではかなり忙しい思いをします。

今年も元校長の野間先生をはじめ元教諭の先生お二人と、作物別に分担して審査に取り掛かりました。

賞として京都府知事賞、京都市長賞、京都府議会議長賞、京都市会議長賞、6区長賞、向日市長賞、長岡京市長賞、久御山町長賞、京都市・向日市・長岡京市・久御山町農業委員会長賞、全農京都本部運営委員会長賞、京都市農業共同組合長賞、京都中央農業協同組合長賞、京都府農業協同組合中央会長賞、農業電化協会京都地区運営委員会長賞、京都青果合同株式会社社長賞、京都青果卸売株式会社社長賞、京都生花株式会社社長賞、株式会社大原総合花き市場賞、審査委員長賞、京都府立桂高等学校長賞、桂成会長賞、桂農友会長賞などがあります。

入賞者が偏らないよう昨年の審査結果を思い出しながら、また地区の賞には地区出品の農林産物に限定されるため、結構頭を痛めます。

審査の手順としては最初に優秀産物には赤紙をつけ、次いで赤紙の付いた産物から金色の札の特別賞を選定してつけていきます。

どれを特別賞にしようかと何度も比較しながら悩んでいる間に、出品者が心配顔に入ってきたりしてあわてることもしばしばです。

3時からは展示公開で、その後4時から即売会となります。高品質の野菜・花・果物が市価の半額近くで買えるので、一般市民の人が早くお目当ての京野菜などを買おうと長い列を作っています。

皆さんのお近くの栽培関係の学科・コースのある高等学校では、同じ企画があると思いますので、一度のぞいて見られてはいかがでしょう。

京都市内では春と秋に、京野菜の品評会が数回開かれ、審査の後にはやはり市民に格安で農産物が販売されています。

少し大きな写真と特性などは、右サイドの京野菜・伝統野菜の紹介に載せますのでそちらもご覧下さい。

関連の記事が　京野菜　にもありますので、ご覧ください。