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2011年10月30日 (日)

・電子顕微鏡でシュンギクの花芽を見た、超ミクロの世界にご招待

シュンギク一つのように見えますが、たくさんの集まった花序頭状花序言います。頭状花序キク科一般見られ形態です。走査型電子顕微鏡焦点深度深く微細形態観察するのに極めて便利顕微鏡です。


Sh0shunngiku


頭状花序
周辺にあり、花弁のように見える一つ花(小花)舌状花、めしべだけをもつ雌性花おしべはありません。

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一方中央部黄色見える小花は、筒状花言い、おしべめしべ両方持つ両性花です。

Sh232001


シュンギク花芽をつけるようになります。まず最初先端丸く盛り上がります。

Sh32002


ついで、丸く盛り上がったドーム基部から、小花形成されてきます。ドーム基部から、らせん状小花増えていきます。

Sh42015a


ドーム
基部から中部、そして先端部分化するにできた小花花弁おしべ、めしべなどの花器分化してきます。

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花芽
原基最初単なる丸い突起状ですが、その先端膜状花弁分化し、ついでその中に5おしべと、その真ん中めしべ分化します。

Sh62006


小花
形態見ると、もっとも外側のいくつかの小花では花弁筒状のままで、これは舌状花になります。舌状花ではいったんできたおしべ発達は止まり、めしべだけが残ります。花弁一部だけがその後著しく、伸びるようになります。

Sh72009


それより内側多く小花では、5花弁切れ込み明瞭になり、筒状花として発達します。おしべめしべ両方発達し、その5花弁がしっかりと覆っています。

Sh82011


その後、舌状花花弁伸長著しくなります。筒状花では5花弁がしっかりにあるおしべめしべ保護して大きくなってきます。

関連記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。

Sh914

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コメント

ヾ( ' - '*)オハヨ♪ございます。
面白いですcute
マクロの世界よりももっと拡大の世界を
垣間見て、感動ですsign03(^-☆

投稿: ミキ | 2011年10月31日 (月) 09時14分

こんにちは。
舌状花・筒状花 という言葉は知っていましたが
実態はじっくり見た事もなく…(肉眼じゃよく見えませんし)。
顕微鏡写真にはびっくりしました。
こんな風になっているんですねsign03
通常目に見えているのとは別世界が広がって
興味深く拝見しましたeye
 
生命って不思議です confident

投稿: ポージィ | 2011年10月31日 (月) 10時37分

おはようございます、ミキさん sign01

ミキさんも、いろいろ植物写真をとておられるようですが、写真って奥が深いですね。eye

この電子顕微鏡は焦点深度が深いため、かなりの奥行きのところまで全部にピントが合っています。今までの顕微鏡ですと、一点だけしかピントが合わず、ほとんどがピンボケを見ているような有様でした。delicious

また、いつかカリフラワーとブロッコリーの花芽の違いを紹介しますので見てください。gawk

投稿: プロフユキ | 2011年10月31日 (月) 13時53分

今日は、ポージィさん sign01

電子顕微鏡ってすごいでしょう。細かなとこまでシャープにピントが合っています。happy01

面白いのは舌状花にも5枚の花弁があるのですが、そのうち3枚だけが伸びています。
最初の花の写真を見ていただけると、花弁の先端に3箇所切れ込みあるでしょう。残りの2枚は伸びないで、その養分を3枚に譲って自分は小さくなっています。wink

人間の赤ちゃんも、お母さんの体内で生まれた後進化の過程を繰り返しています。最初魚のようで、次いで毛がはえて動物のようになり、次いで人間の赤ちゃんになって生まれてきます。eye

舌状花にもおしべがあったのですが、それが退化してしまい、おしべのない雌花になってきます。tulip

でもずっと観察していると、最初はおしべとめしべを持っていたことが分かります。不思議としかいいようがないのですが。note

投稿: プロフユキ | 2011年10月31日 (月) 14時04分

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