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2011年9月 3日 (土)

・ズッキーニの花は雌花も雄花もおいしく食べられますよ

ズッキーニ特徴カボチャ類と異なり、主茎分枝伸びないで、株元から着いてやがて果実になります。ズッキーニははじめに雄花咲き、やがて雌花が咲いてきますが、その後も品種により雄花がよく咲くこともあります。

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ワイフ作ってもらった、ズッキーニフリットです。

カボチャには3種類あり、日本カボチャ西洋カボチャペポカボチャに分けられます。日本カボチャ現在ではほとんど姿を消し、甘い西洋カボチャ全盛時代です。

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ズッキーニぺポカボチャ仲間です。

ぺポカボチャにはオモチャカボチャなど、の様ざまな種類があります。

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ズッキーニで、果実食材として用いられます。果実開花して4-5日後の幼果(長さ20cm程度のもの)を食用とします。果実大きく生長すると繊維質が多くなって食用に適さなくなるため、収穫時期が難しく、保存輸送注意を要します。ただし、多少大きくなっても皮を厚くむけば、美味しく食べられます。

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キュウリに比べやや硬い果皮をもつこともあり、主に加熱調理されます。フランス料理イタリア料理食材としてよく用いられ、南仏野菜煮込み料理ラタトゥイユ」には欠かせない食材です。また南米でも一般的な食材として使用されています。

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中央にある白い野菜パリ街角で見かけた、ぺポカボチャです。

との相性も良く鉄板焼きフライなどにも向きます。食べる場合は、果皮剥ぐ薄くスライスして食べます。は「花ズッキーニ」と呼ばれ、おしべめしべを取ったものを食用とします。雄花の方が優れるとして、イタリア料理では雄花のみを用いますが、雄花・雌花区別をしない地域もあります。

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でも食べられますが、通常花の中具材詰め揚げる炒めて調理されます。

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通常ズッキーニよりさらに未熟のついた状態収穫し、をつけたまま販売されるズッキーニも“花ズッキーニ”と呼ばれます。丁度キュウリの“花丸キュウリ”のような利用仕方です。 

最近ではエディブルフラワーの一つとして、花ズッキーニレストランなどでは消費されています。

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ズッキーニのフリット(kan*sy*u3​ さんのブログを参考にさせてもらいました

○材料

花ズッキーニ……1コ
チーズの詰め物 

(・リコッタチーズ……大さじ2、

ローストアーモンド……適量
  ・パセリ……少々、

塩コショウ……少々)

(・ビール……大さじ3、

小麦粉……大さじ2、

……少々)

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雄花のフリットで、右のは少し贅沢幼果をつけてとともに食べる、花ズッキーニのフフリットです。
料理
.開花前ズッキーニ花弁を広げて、
めしべあるいはおしべを取り除き、きれいに洗います。
.リコッタチーズ塩コショウパセ
をふり、アーモンドがあれば砕きながら混ぜます。
.にチーズなどの詰め物を入れ、
花弁を元通りに包んでおきます。
.カリッと揚げるために、小麦粉
ールを入れて混ぜた衣をつけ、揚げれば出来上がりです。

関連の記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。 

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コメント

こんばんは♪
花と実といっしょに食べれるなんて
お洒落で贅沢なやさいですね

暖かい所が産地でしょうね。
とってもおいしそうです

最近ブログで丹波の紫ずきんの
生育日誌をアップしています。
お時間がありましたら、みていただいて
アドバイスいただけたら嬉しいです^^;

投稿: ミキ | 2011年9月 4日 (日) 00時13分

こんばんは!
ズッキーニのお花のお料理、1ヶ月ほど前にイオス島に行ったときに食べました。 評判のよかった一品です。 じっくり食べたかったんですが、食欲旺盛な人々といっしょで、自分の分を確保するのが精一杯で
狩猟民族と暮らしていると、遠慮は忘れますね。
サントリーニでは、お花を使ったお料理は見ないですね。 今度見つけたら、じっくり味わって食べたいものです

投稿: emico | 2011年9月 4日 (日) 02時32分

みきさん! 

ズッキーニのお花、特に実付きの花ズッキーニのフリットは美味しいですよ。

もし作っておられなくても、株を見かけたら雄花はくれると思いますのでもらえばよいと思いますよ。

ブログを拝見しました、紫ズキンはよくできていて、問題ないと思いますよ。さすがはプロの栽培という気がしますね。写真がもう少し大きいと迫力が出るでしょうね。

でもつぼマッサージの記事も大変興味深いです。じっくり読ませてもらいます。

投稿: プロフユキ | 2011年9月 4日 (日) 11時51分

こんにちは emicoさん !

現地でのズッキーニのフリットの印象を有り難うございます。

本当に、狩猟民族は私たち農耕民族とは、エネルギー的に違いますね。 そばに居れば実感されていることでしょう

デンマークにいたとき、大きな人が昼食に小さなオープンサンドをナイフで小さく小さくきって、時間をかけて食べていたのに驚きました。 あんな少しで持つのだろうかと

でももっと驚いたのは、たまに所長提供の昼食会があるのですが、そのときの所員の旺盛な食欲には驚き、どちらが本当なのだろうと、今でも不思議に思っています。

ギリシャには野菜を作ったいろんな料理があるでしょうね
いつの日か、卸売り市場を回ったりマーケットを覗いてみたいなあと思っています。

投稿: プロフユキ | 2011年9月 4日 (日) 12時05分

ポチッと&いいね! ありがとうございました
 
花ズッキーニのフリット、美味しそうですね!
私は去年夏、初めて畑でズッキーニが生っているのを見ました。
大きな葉っぱが太い茎で立ち上がり、普段食べているカボチャとは
ずいぶん違う姿で驚いたものです。
ペポカボチャという種類の一つなのですね。
細長や球型のズッキーニからおもちゃカボチャ、パリでお見かけになった
白い円盤型まで、さまざまな形があるのにも驚きました。面白いです。 

投稿: ポージィ | 2011年9月 4日 (日) 12時18分

こんにちは !

カボチャというと、子供の頃のカボチャは水っぽくて美味しくなかったですね。

でも最近のは栗カボチャというくらい、甘くて美味しいですね。 

我が家では全然砂糖を入れないで料理しているそうですが、甘いです。

その点ッキーニは甘さ控えめで、いろんな料理に合うので、伸びてきたのでしょうね

栽培も、つるが伸びないので、その分手間がかからないで楽なようですよ。

投稿: プロフユキ | 2011年9月 4日 (日) 13時02分

はじめまして。
私のつたないブログにいいねをしていただいたことから、このブログにお邪魔させていただきました。
ささやかながら農業をやっているので昨日から前にさかのぼって興味深く記事を拝見させていただいております。
素人同然なので失敗も多いのですが新しい野菜の話などとても勉強になりました。今後も楽しみに読ませていただきます。
勝手に読者登録もさせていただいてしまいました。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: 木漏れ日 | 2011年9月 5日 (月) 13時38分

木漏れ日さん 今晩は! 

私も読者登録させてもらいました。
楽しい記事で、興味深く見せてもらっていますよ。

私も勉強している頃はあまり栽培体験がなく、植物の種類もあまり知りませんでした。

そこで、できるだけ写真で分かりやすく、植物の形態と特性を紹介するように努めてきました。

お役に立てば幸いですので、あちこちのぞいてみてください。

投稿: プロフユキ | 2011年9月 5日 (月) 23時11分

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