・祝女子Ｗ杯！ご苦労様‘なでしこジャパン’！

なでしこジャパンの名前が、最近よくニュースをにぎわしている。それは男子サッカーに対し、あまりニュースに出てこなかった女子サッカーが、女子ワールドカップ（Ｗ杯）で、連戦連破を続けており、ついにアメリカとそのトロフィーを競うという。

普段あまりスポーツニュースを見ない私も気になり、丁度17日早朝目覚めたこともあり、決勝戦を観戦した。感動的なプレーの連続で、今までのような不安を感じさせることなく、強豪アメリカチームに互角に戦っていた。これには、日本国内だけでなく海外経験を持つ選手が増えてきたためでもあろう。

身長差など身体的ハンディキャップを跳ね除け、試合を互角に戦い、ついにＰＫ戦に突入した。この方がはるかに有利で勝利を予感させた。予感にたがわず、ＰＫ戦でのアメリカ選手のミスが目立ち、なでしこジャパンが初優勝に輝いた。

なでしこジャパンの快進撃に、アメリカチームも動揺したことが響いているのではないかと思われた。また開催国のドイツに勝ったなでしこジャパンに対する、ドイツ観衆の声援もプラスには働いたのではないか。

ふと日本チームの愛称・なでしこジャパンの意味を、外国メデイアにどんな風に説明しているのだろうかと気になった。

ナデシコ属植物にはカワラナデシコとハマナデシコなど日本固有種もある。　ナデシコ類はまたその属の学名読みからダイアンサス類とも呼ばれることもあり、カーネーションも近縁種である。

ナデシコは「撫でし子」とも書き表され、子どもや女性にも例えられ、万葉集にもよく詠まれている。別名の「常夏」は、源氏物語の巻名にもなっている。

よく‘大和ナデシコ’と表現されるのは、日本女性の凛とした清らかな美しさをほめたたえた表現であろう。更に私には、その花は可憐さを示す半面、風にも折れないその茎の強靭さをもっているように思われる。

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