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2011年6月 4日 (土)

・これから需要の伸びるエゴマの栽培と利用

エゴマシソ科シソ属に属する1年草です。原産地東南アジアで、中国韓国で古くから栽培されていました。日本でも古くからあかり油用栽培されてきましたが、エゴマ油全盛時代江戸時代中期までで、それ以降は菜種油に取って代わられ栽培減少してきました。しかし、最近になってスローフードやふるさとの野菜を見直すようになり、日本の各地で栽培がまた増加しかけています。

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食用としては種子を軽く炒ってゴマのようにしてすり、醤油味噌砂糖などを加えて、調味料として用います。種子にはビタミンミネラル豊富に含まれており、血行障害防止美肌効果強壮作用があるとされています。最近ではオオバと同様に、ご飯など好みのものを包み食べる食べ方が増えてきています。この食べ方は、日本では古くから荏包(えづつみ)」と呼ばれてきました。

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ごま
よりやや小型で、種子比較的短命1年くらい。茎長60150cmくらいになり、茎頂脇芽部シソと同様の総状花序をつけます。対生して卵形葉の縁には切れ込みがあります。植物体のどの部分にもペリラケトンという芳香物質が含まれており、などをちぎる強い芳香がします。エゴマ栄養価は高く、種子乾燥重100g当たりカリウム590mgカルシウム390mg鉄分16.4mg含んでいます(五訂日本食品標準成分表)。また繊維分20.8含んでいる他、ビタミンを豊富に含みカロテン16μgB10.54mgB20.29mgナイシン7.6mg含んでいます。

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冷涼
湿潤気候好むため、この気候条件の長く続くところが栽培適地となります。強光を必要としないため密植でき、果樹などの下でも栽培できます。乾燥弱いため、栽培土壌としては排水が良くても適度保水力のある、肥沃壌土砂壌土が適します。吸肥力強いため、どんな痩せ地でも栽培できますが、多肥にするほど茎葉生育促進されます。窒素石灰多用するほど生育促進され、収量は増加します。特に油脂生成促進するにはカリ石灰を十分に施肥します。

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収穫目的とする場合と、種子目的とする場合栽培管理異なります。多くのシソ科野菜同様短日条件下花芽形成促進され、葉数増加が止まります。従ってを主たる収穫目的場合には、早春播種し、短日になるまでに十分葉数分化させ、それらの生長促すよう施肥を行います。一方種子主目的とする場合では主茎と更に側枝摘心して多くの側枝を伸長させ、花芽ができるまでに多くの花序が着けられるようにしておきます。

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